長朔みかげさんのレビュー一覧

黒龍王の愛しき至宝 小説

長朔みかげ  コウキ。 

異世界トリップの萌えポイントは押さえてる

受けのことを自分の命をもいとわず思い続ける溺愛っぷりは攻めとして大変好きです。しかし受けの立ち振る舞いや言動がいまいちマッチしていないような…なので色々萌え要素が揃っていてもなんだか萌えきれなかった。

でもラストシーン
『好きな人と、毎日明日の話ができるって幸せなことだろ?』
って受けのセリフにはグッと来るものがありました。これからは長い時を2人で生きていくのですから毎日共にある幸せを感…

1

「黒龍王の愛しき至宝」電子書籍特典「満月の夜」 グッズ

満月は別人

隼人が異世界に残る事を決めた後日談です。

琳堂と敵対していた王族は死んだもののまだまだ安心出来ないので、隼人は自分の身を守れるように旭宇に剣術を習っています。手練れの旭宇は強くて隼人は打ち身が絶えません。

しかも雷獣姿の小雷をシャンプーして、嫌がる小雷から引っかかれてしまいました。

広い城壁内にある傷に良く効くという温泉に、隼人は1人で入りに来て寛いでいました。

そこへ琳堂…

0

黒龍王の愛しき至宝  コミコミ特典ペーパー 新月の夜 グッズ

新月の夜に

本品は『黒龍王の愛しき至宝』のコミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、隼人が琳堂のために料理をするお話になります。

今日は新月です。隼人は日が傾けかけると勉強を切り上げて意気揚々
と台所に向かいます。

月の満ち欠けに影響を受ける龍族は、新月の夜になるとエネルギーが
弱まる為、琳堂もいつもと様子が違っていて体調が酷く悪い時には龍
の姿に戻って全く動かなくなり、症状が軽い…

0

黒龍王の愛しき至宝 小説

長朔みかげ  コウキ。 

記憶の底に眠る想い

今回は黒龍国を治める異端の黒龍王と界渡りした大学生のお話です。

湖で溺れた受様が異端の王である攻様と出会って伴侶となるまで。

受様は幼い頃から奇妙な夢を頻繁に見ています。それは小学生くらいの
受様が、翡翠色の地底湖のある洞窟のような薄暗い場所で強大な蛇のよ
うな生き物に身体を預けて眠る夢であり、目覚める間際に釣り鐘のよう
な形の青い花の残像が浮かぶのです。

そして目覚める…

0

黒龍王の愛しき至宝 小説

長朔みかげ  コウキ。 

隼人の口調が…

異世界に飛ばされた大学生の隼人が、黒龍王の琳堂と出会うお話でした。

子どもの頃に川の増水で流された隼人は、何故か半年後に無事に家に帰宅して神隠しにあったと言われていました。でもその間の記憶が無く、夢を見ては強い損失感を抱えていました。

夏休みの旅行で乗った遊覧船から湖に落下した隼人は何故か異世界に飛ばされてしまっていました。

その国は黒龍王の琳堂が治める黒龍国で、奴隷に間違われて…

0

今宵、天狗は花印に契る 小説

長朔みかげ  沖麻実也 

天狗の婿取り?嫁入り?


エリート天狗の攻めと元人間のみそっかすな天狗の受けが神の差配により立場逆転してしまい、焦る攻めと慌てる受けの話。
話の展開もよくできていて、面白かったです。

<あらすじ>
琵琶湖の側の比良山に住む比良天狗。
元人間だった那智(受け)はまだ羽根も生えていない半人前天狗です。
親からはぐれた那智を見つけてくれた蘇芳(攻め)は、出自もよく能力も高い次期頭領候補。
那智はそ…

0

今宵、天狗は花印に契る 小説

長朔みかげ  沖麻実也 

もっと厳しい天狗の世界観が欲しかった

読みやすかったし、良く練られた作品だと思いました。辻褄も合ってたし、キチンと伏線も回収されてたんです。でも、読み終わるとちょっと足りないんです。那智が人の善や陽の気持ちなどから産まれた山人だからでしょうか?鳩羽や双子の兄弟を許さないから自分が立派な頭領になるのを逃げないで見届けさせる為に残すって?蘇芳じゃなくても心配になるわ!
そこは羽根を千切るなり手脚斬り捨てるなり罰を与えないと!里に妖魔を入…

0

今宵、天狗は花印に契る コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー  蘇芳の受難東至編 グッズ

独占するのも一苦労です

本品は『今宵、天狗は花印に契る』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、那智の兄・東至が
頭領に見合いを薦めるお話です。

もうすぐ日付も変わるという子の刻、
那智の部屋の前を通った蘇芳は
微かに漏れる灯りに気づきます。

就寝の早い那智が
珍しく起きているのかと
その隙間から部屋を覗くと
那智が寝台の上で何やら
うんうんと考え込んでいる様でした…

1

今宵、天狗は花印に契る 小説

長朔みかげ  沖麻実也 

嫁にするつもりが婿にされました♡

今回は次期頭領と目される優秀な天狗と
天狗を目指して修行中の元人間のお話です。

攻様が新頭領となった
受様の刻印者となるのまで。

天狗族は日本各地の山々で集団で暮らし
縄張りの山に結界を張った仙界内に
妖魔や悪霊が入り込まない様に
妖魔調伏を行っています。

受様は幼い頃、
比良天狗の住む仙界のある山の中で
1人さまよっていたところを
少し年上で黒髪に褐色の肌の大人…

3

今宵、天狗は花印に契る 小説

長朔みかげ  沖麻実也 

人間あがり

ルビーさんの奨励賞受賞とのこと、おめでとうございます。読みやすく納得のお話でしたが、攻め受けさんとも少々若くそんなに好きなタイプではなかったので中立かな。あまり笑うところはなく色っぽいお話も少なく、なんと挿絵も少ない!「本編のみ210Pほど+長朔先生のあとがき+沖先生のあとがき」です。

琵琶湖西岸の比良山系、そこにいる天狗たちが主人公です。翼のある天狗たちにからかわれている那智は、幼い頃に山…

2
PAGE TOP