貫井ひつじさんのレビュー一覧

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

可愛いBLファンタジー

心が洗われる、グリム童話調のファンタジー。読んで疲れない素直な展開。

菫色の瞳の黒猫獣人シェインは、母に嫌われまいとして声を失ってしまう。
ネグレクトしていた母が失踪した後、面倒を見てくれた先は良い人ばかり。
小さな幸せを得たシェイン。
ある日、わがままで性悪な黒猫黒瞳の猫王子の企みに利用されて、シェインは拉致され、王子の身代わりの花嫁に仕立てられる。
でもそれは、正直者のシェインに…

3

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

ラストまで萌えました(*´ω`*)

初読みの作家さま。
高評価に惹かれて購入させて頂きました。
めっちゃ好きでした(*´∀`)


受け様は猫獣人のシェイン。
親に捨てられ行き倒れていたのを公爵家の管財人マクレガンに拾われ、今では公爵家の下働きとして働く日々。
声を出すことができないけれど、優しい仕事仲間達と穏やかに暮らしていた。

ところが、猫獣国末王子シェインによって狼獣国へと嫁ぐ末王子の身代わりに仕立てあげら…

7

溺愛騎士と無垢な愛妻 小説

貫井ひつじ  明神翼 

受けがちょっと弱っちい

新刊の「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」がとても良かったので、こちらも読んでみましたが「狼殿下〜」と同じ系統だなと。

ただし「狼殿下〜」の受けと同じく庇護欲をそそられる受けではあるんだけど、ぶっちゃけ「ちょい弱っちいな」と思ってしまったんですよね。
性格もそうなんだけど、人酔いしちゃったりピンチで気を失ったりするので……。
もちろん不遇な境遇ゆえだというのは重々理解してるんだけど、もうちょい…

2

銀狼貴族の溺愛花嫁 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

口下手が過ぎる!

口下手にもほどがある!

ユアンが救貧院で貧しく暮らして体がとっても弱くてすぐ熱を出して寝込んで。
10歳からずっとこんな調子で不調なのに18歳で施設を出ないといけなくて…。 

すごいお話というか事情が凝ってるんですよ!
ユアンの病弱の原因がわかった時は、なんてことしたの?と怒りもわきました。
しかしあれもこれも何もかもユアンを生かすためだったのですね。

ランエイ、口下手が過…

3

「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」電子限定描き下ろしSS グッズ

幸せ!

BLを読んでると孤独な主人公にお相手とその家族が増えてあたたかい気持ちになります。

こちらもシェインとランフォードが王妃の第11子のお披露目と顔合わせに行ったところです。

いい王妃ですね。姉弟とか家族とか。いいなあ。
シェインが実は縫い物が得意だったり。

しかも王妃の感謝のハグを阻止するランフォード。
姉弟でも女性でも王妃でもダメなんですね!

新婚さんで使用人には遠慮し…

1

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

溺愛殿下と正直妻

泣けました〜!
公爵邸の下働きの声が出せない黒猫の獣人シェイン。管財人に拾われ命を救われ、職場の仲間にあたたかく世話を焼かれ。幸せに暮らしていたら…。

第5王子は最後まで救いがないですね。まさか最後になってもあんなことをしでかすとは。

銀色の狼獣人ランフォード。隣国の王弟でありながら優秀な国一番の騎士として活躍し。しかし嗅覚が鋭敏ゆえに人を遠ざけるしかなくて…。

この二人が出会…

8

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

読後感、最高。

初読み作家さんでしたが、すごく良かった!

男前スパダリ攻め×不憫健気受けの王道の組み合わせなんだけど、ちょいちょい設定とかキャラの味付けが良くてめちゃ萌えました。
具体的に言うと、匂いで感情まで読み取れてしまう攻めのランフォードと、声がでない受けのシェインってところ。

ランフォードにとって鼻が効きすぎる事は、ただただ煩わしいだけだったんですね。
人が嘘を吐くたびに濁る空気も感知しち…

9

溺愛騎士と無垢な愛妻 電子書籍特典SS グッズ

これを本編に欲しかったです

これ、凄く良かったです。
実家の商家から絶縁されているジークヴァルトから、本編では殆ど実家の話は出て来ませんでした。

根っからの商人である父親とは根本的に合わないようです。

そして、こちらのお話はジークヴァルトの末弟であるギルバート視点のお話でした。
父親は国の英雄であるジークヴァルトと、その伴侶で第七王子だったイクセルを商売に利用出来ないかと考えていたのです。

自分から絶縁…

0

溺愛騎士と無垢な愛妻 小説

貫井ひつじ  明神翼 

貫井先生の魅力溢れるデビュー作

「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」を読んだあとで、貫井ひつじ先生の過去作を調べた時に、こちらの作品が一番評価が高かったので読んでみました。

デビュー作で優秀賞と読者賞をW受賞した作品だそうですが、なるほどと思いました。
勢いがあるし、キャラは魅力的だし、ストーリー展開も凄く面白かったんです。

不憫受けのイクセルは健気だったし、ちょっと不遜なジークヴァルトがイクセルを溺愛する様子にとても萌…

2

「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」電子限定描き下ろしSS グッズ

こちらも良かったです

本編では話には登場するけれど、11番目の子供を妊娠中という事でまだ会っていなかった王妃とのお話でした。
ランフォードの兄のウェロン王が出産後に会って欲しいと言っていたので、シェインは緊張しながら自作の産着を持ってランフォードと面会に臨むのです。

この王妃が傑物で肝っ玉母さんなんですよ。子供たちを叱る姿に初めは唖然としてるシェインなんですが、彼女のあたたかさに触れて打ち解けるんです。

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