ざいんさんのレビュー一覧

兄の友人 コミック

ざいん 

とんでもない。

はっきり言って終始胸糞悪いです。
『人の心』がある人には受け入れられないお話でしょうね。

1

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

BL版「ローマの休日」

ショコラノベルスハイパーの文庫化、2004/10/10、これは未読。
新装版は、ざいんさんの絵。

今作が初読みの作家、真崎ひかるさんは、同人誌出身/賞歴無し
恋と癒し、がテーマ?の作家らしいので、他も読む予定。


--「恋の効能」で、感情を覚える御曹司。「マイフェアレディ」の逆バージョン

●茅野 稔吏:24才 母似 人形のような美貌の箱入り御曹司。
大手製菓 会社『 KA…

0

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

しっかり者の無知受け

 一般常識や世間のことを知らなすぎる受け。
 最初は缶コーヒーの開け方や自販機について聞いてたけど、攻めにぽかんとされてから、無知を恥じるようになって知らない言葉や物が出てきても聞かなくなるのがいじらしくて可愛い。
 最初は反抗的だった稔吏も、日が経つに連れて桐生に依存していく。拒否ばかりだった性的な接触も、桐生に心を開いてからは自分から誘うようにもなる。
 受けのキャラクターが年齢と性格が…

0

兄の友人 コミック

ざいん 

ミュージッククリップのよう

テレビアニメ「バビロン」のキャラクターデザイン(原案)のイラストレーターとのことで読みました。

まず絵が素敵です!キャラクターも魅力的です!
そして美しく均整のとれた背景やアングルでとてもスタイリッシュです。
エッチシーンもとても綺麗です。

でも、ミュージッククリップのようにアッサリし過ぎていたように思います。
兄の死をきっかけに兄の恋人と関係を持つ・・・という魅力的な設定ながら…

0

兄の友人 コミック

ざいん 

No Title

独特の背景から浮いたような、切り絵に見える絵柄は結構好きです。

『つめたい石に反射したことばが 不謹慎なほどにあたたかい』ちなみにつめたい石というのは墓石の事ですが、そこ格好良く言う必要ある?と思いました。

ただメインの二人がどこまでもあっけらけんとしてるのでそこまで悪い感情は持てません、こういう人たちもいるのかなというくらい。
でも純愛がメインのBLという市場でこういうカップルが毛…

0

兄の友人 コミック

ざいん 

薄情すぎる

辛口です。
「兄を亡くした弟×兄の元恋人」という組み合わせなんだけど、大事な人を喪った悲しみといったものは殆ど伝わってこなかった。
死後間もないにも関わらず「兄の死」「恋人の死」が、まるで過ぎ去った過去のスパイス程度にしか感じられない。

なんだろなー。

人が死ぬって、オシャレな恋の演出効果みたいなもんじゃないと思うんだけどなぁ。

遺された人は深い深い穴の底にいるかのように真っ…

7

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

敷かれたレールを外れてみたら

今回はある人物の依頼で受様を誘拐して連れまわす謎の男と
祖父の創業した製菓会社の跡取者である御曹司のお話です。

誘拐犯と被害者であるはずの2人が恋人になるまでとその後日談を収録。

受様は大手製菓会社の創業者を祖父に、現社長を父に持つ御曹司です。
旧華族という血統を求めて政略結婚した母は、受様が小学生の時に実家
に戻り、以来1度も顔を合わせた事がありません。

受様は凄絶な美…

1

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

悪気無く高慢

思いのほか好きなテイストのお話で嬉しかったので萌よりですが萌2にしました。受けがすっごく好きだった本編220Pほど(2004年の作品を加筆修正)+書下ろしの後日談22Pほど+あとがき。

祖父が一代で築き上げた大手製菓会社で社長の父の側で働く稔吏(みのり)。ある日父とその秘書が側を離れた隙に見知らぬ男に連れ去られます。幼い頃からの教えに従い、抵抗せずひたすら助けを待つという姿勢でいたのですが、…

2

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

変わった形の連れ回し

2019年刊。
サスペンス調の話かと期待していたのだが、いざ読んでみて想像と180度違ったトーン・内容でも気持ちを切り替えて楽しめた。
初出は2004年刊のショコラノベルズHYPER(*従来のショコラノベルズよりエロ強化したものらしい)だが、それほどエッチシーンはどキツくないので読み易いと思う。

製菓会社社長の父親の補佐に就いている稔吏(みのり)は、いきなり見ず知らずの男に誘拐されてしま…

3

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

優しくほろ苦い、四日間だけの誘拐劇です

誘拐犯とその被害者の、逃避行とも言えるような濃密な四日間ー。
それを優しくあたたかく、そして切なく描いた作品になります。

これ、誘拐犯である攻めの視点も入っているので、最初から痛い展開なんかは心配しなくていいんですよ。
二人の四日間と言うのは、とてもあたたかくて優しいものなんですよ。
それなのに、何故か切なくて、少しほろ苦い・・・。
この時間が限られた短いものである事が、当の二人にも…

9
PAGE TOP