犬飼ののさんのレビュー一覧

狼憑きと夜の帝王 書き下ろしペーパー グッズ

夢のように幸せな現実

大好きな本編のその後のお話です。

本編で、邪魔者を排除して、やっと安心して過ごせるようになった二人。
煌はふと気づくと、杖をつく老人に「まだお前を諦めていない」と言われます。また、あの辛い日々が始まるのかと、恐れおののいた途端に目が覚めます。

どちらが夢なのか分からなくて、焦る煌。すぐに御門に会いに行って、こっちが現実だと安心している様子に、最愛の人と出会えた煌の幸せが伝わってくるよ…

1

不夜城のシンデレラ 小説

犬飼のの  タカツキノボル 

オイシイ関係

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

もともと俺様な受け様が大好きで、
ホストな受け様って、描かれる時は割と俺様なんですよね。
そういうところからホスト系なお話も大好きw
そして、攻め様がこちらもワンコにみせかけた俺様的存在。

なので、ワタクシとしてはとても楽しく読めました。

しかも、えーっ!?っと驚くところも有り。
・・・驚いたあと「きっとこの事に気付いてない読者は私くらい…

1

ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 小説

犬飼のの   

神です。
このシリーズ、設定も魅力的なのですが登場人物がみんな魅力的でハマってます。
思うようにいかない過酷な状況。抑えられない自分の中の激情。
そういうものに翻弄されて、正しいとはいえない選択をしてしまっても。
それぞれの登場人物が、それぞれ自分の大切なものの為に必死で、愛しいです。

シリーズ3作目で、教団組織の様子が少しだけ明らかになってきました。
人間関係も、常盤や薔だけでな…

4

「ブライト・プリズン 学園の穢れた純情」初版限定小冊子 「白い淫薬」 グッズ

椿の悪事に気づいた茜の話

萌えるSSとかじゃなくて、何だか怖くて切ないSSでした。

本編で椿に、よもぎ餅に媚薬を混入されてしまった茜の話。
あの時の自分は何か変だったと思いながらも薬物の所為だとは気づいてなかった茜が、甘味日に配給された同じ餅を食べる事で、椿の悪事に気づきます。

よもぎ餅じゃなく、それに添えてあった白い粉糖に、媚薬が混入されていたようです。椿姫、凄く怖いです。

あの時の事は自然な欲情じゃ…

4

ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 小説

犬飼のの   

読み応えが凄い

犬飼さんの良さが凄く出ていて、萌えツボ突かれまくりで大好きなシリーズです。
毎回手に取る度に本の厚みを測りたくなる程ぶ厚くて、読み応えがあります。
悪く言えば、さあ読むぞって気合いを入れて時間の余裕が無いと開けない本でもある。
設定が色々複雑なので、一巻と二巻を軽く読み返してから読みました。
結構色々忘れてたので、復習しておいて良かったです。

二巻目の最後で、実は自分の実弟が誰か分か…

18

「ブライト・プリズン 学園の穢れた純情」初版限定小冊子 「白い淫薬」 グッズ

今までとちょっと違う特典☆

こちらのスペシャル小冊子、
文庫本折り込みチラシと同じ紙質&サイズなので
封入されていることに
なかなか気づきませんでしたw

■番外編『白い淫薬』
薔の友人・茜視点の話。
本編で「よもぎ餅」を食べたことで
薔に欲情しちゃった茜ですが、
その「よもぎ餅」が学校のおやつにも出てきて
…という話。

あの日食べたよもぎ餅に添えてあった白い粉は
少し苦かったな…と思い出す茜。

3

ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 小説

犬飼のの   

ブラック椿、暗躍!

 1年間のご無沙汰でした。閉ざされた学園を舞台に、うるわしき男たちの愛憎と欲望が交錯する犬飼ののさんお得意のジェットコースタードラマ、第3弾です。

 前2作に比べて、陰神子という重い秘密を共有する薔と常盤の、もろもろつらいし苦しいんだけど、でも好きな人と結ばれてこのうえなく幸せ、という蜜月感はやや薄れています。薔は相変わらず真っすぐで、おとこ気と可愛げを併せ持ち、誰もがおのずと肩入れしたくな…

7

ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 小説

犬飼のの   

佳境の前振り?

シリーズ第3巻。
2ヶ月連続刊行で、来月には4巻が出るそうですが
本書はその前振り?
事件は起こるも決着は次巻に持ち越しという感じで
薔の心情描写や、登場人物の掘り下げに
重きをおいたような巻でした。


まず薔の友人・茜が、椿の手作り菓子(媚薬入り)に
当てられ薔を襲うも未遂。
一時絶交状態になる二人ですが
風雅のアドバイスもあり和解。
立場上、周囲に完全には心を許せない…

9

すいて、すかれて 「妓楼の軍人」書き下ろしペーパー グッズ

下ネタかよ!(笑)

「すいて、すかれて」という題名でしたので、

「ああ、好いて、好かれて、っていう意味なんだね」

と思ったら、下ネタの意味があった!(爆笑)

「梳いて、梳かれて」っていう意味だったんですね。
しかも、下の毛(陰毛)……。

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いやあ、でもあんな大事件があった後で、
こんなにゆっくりまったりイチャイチャできる二人が見れるとは
思いま…

2

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

先入観で判断するな!

ランキング上位なのは知ってました。
しかし、あらすじと表紙を見て
「いや、これは私とは絶対合わない!」と
思って、完全にスルーしていました。

でも、だんだん小説初心者として、
「これを読んだら新しい扉が開けるかも…」という期待感が膨らみ、
とりあえず読んでみるだけ読んでみようと思って、購入を決めました。

読んでも、「しゅみじゃない」マークをつけてしまうことに
なるんだろうな…

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