犬飼ののさんのレビュー一覧

華族花嫁の正しい飼い方 小説

犬飼のの  つくだ仁南 

姉にイライラする

読んでいて受の姉にイライラしちゃいました。
私的にはBLでは主人公より女が幸せなのはイライラしちゃいます。受の姉が攻の弟とくっついて受が代わりに攻の花嫁になるんだけど終盤まで攻が受に対する態度が冷たすぎて可哀想でした。
なので姉が幸せそうに買い物とかしてる場面でイライラ。原因が自分にあるのに被害者ヅラしてるのにもイライラ。かなり腹黒いって感じで登場するだけでイライラ。
BLでは女性は引き立て…

4

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

小人たちにちょっと引いた…

白雪姫の息子として産まれたスノーホワイトは、彼の誕生によって妻を失った父王に疎まれ、赤子の頃から7人の小人とともに塔に幽閉されていた。16年後、小人たちがこの世を去り絶望していたスノーホワイトのもとへ、半人半獣のビーストが現れる。ビーストはスノーホワイトを犯そうとするが、やがて理性を取り戻し…。


しょっぱなから小人たちが青年の姿になり、スノーホワイトにその精液を飲ませながらみんなでハイホ…

6

翼竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 2 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

風呂敷広げ過ぎちゃいましたか

待ってました!
な続編なんですが、勢い衰えてます。
出来上がったカップルなので仕方がないといえば仕方がないのですが。

今回はレア恐竜の転校生がやってきて、攻の父親も絡んできて、受の存在が邪魔だから家族に危害加えるぞ的な脅迫をされ、別れよう……となるんですが、なんつうか……。
もう完全に受が、DV妻の典型思考になっててヤバイ。
この人は私がいないとダメなのよ! 暴力ふるうけど、本当は心…

1

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

BLって本当に何でもありですよねー

恐竜BLとか、業界もついにここまできたか、と思わず唸るような設定です。
分類としてはファンタジーなんですが、現代の普通の高校生で、受は生き物の心の声が聞こえる、みたいな特殊能力があるくらい。
あとは攻が恐竜ということくらいで、剣と魔法の世界みたいな作り込まれた世界観ではないです。

と、なんだかこう書いてみると、剣と魔法よりも更に濃いめのファンタジー臭がするな……と思ったんですが、ホントに…

3

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

突き抜けた設定、続きが楽しみ!

わかりづらいが、薔が常盤に感じているのは、男として(仕事で認められて)対等にあなたの隣に立ちたい、という種類の感情なのだろう。
WJ系パロのライバル+αなやおいも好きですが、このパターンのBLもまた良いものです。

一気に読めるということは面白いのだろう。
妄想力の賜物としか言い様のない突き抜けた設定。
龍神はいるんだね。いるから、本気で信じているんだね。

いまいち不完全燃焼なのは…

1

寸止め 5ヶ月連続大人のルビー文庫フェア書き下ろしSSリレーペーパー グッズ

本編のその後の二人のお話です

5ヶ月連続で開催された『大人のルビー文庫フェア』でそれぞれの先生方による書き下ろしSSリレーペーパーのうちの1枚。西野花先生から犬飼のの先生へのリレーで、お題は「寸止め」。そのお題に沿った内容のペーパーです。

内容はというと。スミマセン、ネタバレしてます。



時系列としては本編のその後。
スノーホワイトが暮らしていた森の中にある家で、王子を退き作家として生計を立てているカイルと…

5

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

色んな童話が、ごっちゃ混ぜ。

あとがきで犬飼ののさんも仰られているように、
色んな童話がごっちゃ混ぜになっています。
タイトルを見た時は、「白雪姫」だけ土台になっていると思ってたので、
次から次に登場する童話に困惑。
「えーと、これは何の話だっけ…?」って感じになっちゃいました。
著者が自覚していたとはいえ、そこは残念。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
王国の長男で呪いを受けた王太子 × 王国…

14

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

怖く、そして美しいお話

犬飼さんに笠井さんの挿絵と聞いたら買わなくちゃ、ということで早々に予約してました。レーベルこそ違えど、以前同じく笠井さんの挿絵で童話ものを書いていらっしゃいましたし、今回もタイトルから童話をリスペクトした作品かなと思っていましたが、まあ、予想通りのお話でした。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。


白雪姫、ラプンツェル、美女と野獣、眠れる森の美女など、さまざまな童話を練り込…

10

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ダークな童話BL

タイトルの如く白雪姫の子ども達をモチーフにした作品です。
美女と野獣やラプンツェル等の設定も含まれており、さすが文章が上手い!と感心します。
童話の裏側に秘められた人間の残忍さ、残酷さが表れていて、ホラーも感じさせます。
狂愛と言いますか。。
最後の終わり方とかもちょっと狂気でしたが、幸せに暮らしてほしいです。。
なので、正直萌はそこまで感じませんでしたが、作者様の力量を感じる作品でした…

6

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

子供向けとは違う童話本来の血生臭さを表現

レーベルは違いますが(同じKADOKAWAではある)、犬飼さんの二冊目の童話BL。
今回は美女と野獣から兄王子、白雪姫とラプンツェルから弟王子を引き出してらっしゃる犬飼さん。
ルビー文庫だけど厚めだ!というのが届いた印象でした(苦笑
そして、口絵ヤバイ!店頭ではカバーはつけてもらわない方がだんぜん安全ですよー。家でじっくり眺めましょう。

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