犬飼ののさんのレビュー一覧

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

タイトルが秀逸です。

「暴君竜シリーズ」が面白かったので、「ブライト・プリズン」も気になってしまい、読んでみたらこちらも中毒性が高くて嬉しいビックリでした。

暴君竜シリーズは「竜」、ブライト・プリズンシリーズは「龍」が出てきますが、漢字の違いをつけた事に何か意味はあるんでしょうか?

宗教集団の信者の子供(男子)が親元から離され強制的に入学させられる学園内でのストーリーで、表向きは健全な宗教集団ながら、一部の…

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暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BLおもしろかったです

ちるちるのサブリミナル効果は絶大で、ノベルズ上位に素敵なイラスト(5巻)がランキングされていてだんだん気になってきた作品です。あらすじやレビューを見てみたら恐竜×人間BLという変わった設定との事。

すごく興味が出てきてしまい、小説は苦手でほとんど読まない、しかも時々漫画も読むのもやや苦痛になる時があるという状態の私が読んでしまいました。

結果。読むのがすごーく遅い私が数日で読みきってし…

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燃えてプニ子!! 小説

犬飼のの  サガミワカ 

ん~、太る必要あったのかな?

受けは、自身の美貌もいずれは衰えていくであろう将来を見据えて、見た目だけに惑わされる事のない相手を捜す為に、身体を張ってわざと太ってみせる。
久々のオタク生活を満喫する中で偶然に初恋の先輩(攻め)と再会した途端、運命の相手と閃いて、かつてのスリム体形を取り戻すべく運動に励むのだった。

今回の犬飼さんの小説は世界観や登場人物に特殊設定のない内容だから、地雷に用心せずに安心して読めますよ~、と…

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悪しく妖しい従属者 小説

犬飼のの  三尾じゅん太 

もふもふなんだけど、もうひと押し欲しいっ!

設定も面白く、萌も突いてて、どう収めるのかと、どきどきしつつ読んだのですが、どうもこう……ガツンと強くクルものが足りないというか……

や、面白かったんですよ!
読んでいてどきどきしたし、凄く切ない感じも楽しめましたし、もふもふもいいv

でも、なんだろうなぁ……とても淡々とした感じというか……
暁斗の生きることに諦めている感じがそう思わせるのか、全体的に冷めたイメージが。
その分、…

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慈愛の翼 紫眼の豹と漆黒の鳥 小説

犬飼のの  國沢智 

滅びゆく者たちの悲哀

新キャラが登場する「薔薇の宿命」シリーズのスピンオフ作品。単独でも読めるように書いてます……とのことですが、やはり本編を読んでからの方が楽しめると思います。

しかし、本編であんなに新王・馨に懐かれつつも「同性愛には興味がない」と突っぱねていた蒼真の恋の相手はまさかの天使的な鳥人(バーディアン)の王子……というのにはびっくりしましたが、本編では描写されなかった時期の紲や馨の様子も読めて充実の一…

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咲き誇る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

大団円!

前作から引き続き壮大な展開を見せ、血みどろなシーンも多いのですが、見事にすべてが丸く収まったハッピーエンドで幕を閉じました。こんなに幸せでもうひと波乱来ないの?とちょっと疑ってしまうくらい。(ここに至るまでがここに至るまででしたので……)

一作目を読んだ段階では、まさかこんな「クーデター」とかそこまで派手な展開が待っているとは思ってもみませんでした。舞台は現代なのに、見事なファンタジーワール…

3

焦れ舞う薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

焦れてバタバタするのは読者かな?

シリーズ三作目。タイトル通り「焦れて」しまう展開のため、シリーズが出揃ってから読んでる私はいいですが、リアルタイムで読んでた人は待ち遠しくて仕方なかったでしょうね……と思うくらい、展開が気になるシリーズです。

敵が強大すぎて、どこに突破口があるのかが見えないまま前作は終わったのですが、今回微かな希望が見えたような、新たな悩みの種が増えたような……まだまだ気の抜けない展開です。

ますます…

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乱れ咲く薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

運命、運命、運命…

シリーズ2作め。
相変わらずの端正な文章の耽美ワールド。匂い立つような文章表現が美しく素敵でした。
1作めから完全に続いた話で、主人公はある決意をしながらも愛する人(吸血鬼ですが)と離れて暮らしています。そんな状況から感情はすれ違い、今回は痴話喧嘩とも言えないレベルに話が拡がり、前作ではほぼ主張の無かった吸血鬼の眷属たちが意思を持って動いたり、話にしか出なかった女王が登場したりします。
そう…

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砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

耽美ワールドの開幕

設定勝ちの耽美BL。長年あたためてきた設定なんだろうなぁ……ということが想像できるし、ここまで作り込んだからにはシリーズを続けなきゃ!となるのも納得の吸血鬼ものシリーズ第1作です。

文章が読みやすく端正なのと、「香り」を大きなテーマにしていることから耽美な世界をイメージしやすくて、血みどろなことが起きているのにあまり凄惨な雰囲気はなく夢の中のようなとろりとした質感でストーリーが進みます。

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「薔薇色の御褒美」書泉限定書き下ろしペーパー グッズ

苺だけに甘酸っぱ〜い

書泉限定ペーパーはA4サイズで両面印刷でした。

贔屓生は歯も大事という事で、毎月歯科検診が行われます。
歯科検診で良い結果が出るとランクに応じ甘味物のご褒美があるんですが、今回の一番良いご褒美は苺大福。
薔と剣蘭が皆を待ってると常盤がやって来て…。

リハビリを頑張ってる常盤に『ご褒美』として自分が貰った苺大福をあげて、自分が常盤に『ご褒美をあげられた』と喜ぶ薔が可愛いです。
甘味…

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