犬飼ののさんのレビュー一覧

少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ9 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

うーーあーー

まぁファンタジーですしね。と思って楽しく読めたりそうでもなかったりとその巻ごとにそれなりに読み進めてきました。

ま、二人ともまだ十代なんだし成長してる最中だもん。なんて思ってました。にしても、潤の感覚が今まであんだけ酷い目にあってきたくせになんも学習してないの?
もしやあなたは古代にタイムスリップしている某女性のご親族かしら?と、同じ匂いを感じてます。

可畏は今回脇役みたいな扱い?い…

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少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ9 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

今の二人なら、何でも乗り越えられると思う

「暴君竜」シリーズ9作目になります。

前巻で最大の危機を乗り越えたと思えた二人。
今回、多くの姐さんが懸念していたであろうあの事が、現実となります。

えーと、ストーリー自体も、潤を手に入れるべく再び二人の前に姿を見せるツァーリと、緊迫のものなのです。
彼の巧妙な罠や、潤に対する異常な執着。
そして、可畏が恐れていた事が現実となる。

これね、あまりに切ないし心が痛くて。

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眠れる森の王 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

薔薇の返事

『人魚姫の弟』から続く犬飼さんの官能童話シリーズ、そのうちの一冊となる。
もしも見目麗しい王子さまキャラを探している人がいるならばこのシリーズを推したい。
鍵を握るヒロインがBL仕様として男性キャラに成り代わる訳だが、物語ごとに恋に落ちる王子さま達の麗しさや憂い、執着心に悶えるだろうと思う。

さて、2020年刊のこちらは童話モチーフでありながらも、犬飼さんが書き起こした薔薇の妖精王・フィ…

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双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 4 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BLは独創性があって面白い

犬飼ののさんの文章は、読みやすいのと描写に臨場感があるのと、心理描写が上手いことやらで、もっと知りたいと読んで居るとつい欲が湧いてしまいます。
上手い物書きさんだと思う。
5巻から8巻を読み、やっぱり最初から読まねばと欲が湧いて、全巻購入して読んでしまった。

「童話」シリーズをはじめに読んで、異世界ファンタジーとのコラボBLの面白さを知り
「プリズン」シリーズで、現代版八犬伝かな?とワ…

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暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BL 

面白かった。内容も、イラストも素晴らしい。
表紙は、恐竜の口の中にいる潤の図。

5巻から読んで、物足りなくて、やっぱり始めから読みたくなって1巻から今読んでます。
内容は、初刊のこの巻が一番濃く詰まっているように思いました。1巻を読まないと、後のつながりが理解不能です。

潤の家族と生い立ち。
カイとの出会いは、最悪な形だった。横暴な行動をとるカイの心の内言は、とても孤独で寂しがり…

1

皇帝竜を飼いならせII 暴君竜を飼いならせ 8 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

・・

感想
潤は、千年以上生きている皇帝竜も飼いならしてしまった。

最初は、自分の卵を産むだけを望んでいた筈が、卵ではなく、一緒に潤と永く暮らしたいと望むようになり、潤に恋する虜になってしまう。
暴君竜が潤を迎えにきて、どうなるのかな?と心配したけれど、
皇帝竜は潤が望む通り暴君流と一緒に異次元から返してあげる。
でも安心できない、ひとまず返すだけで、まだ潤を諦めてはいないみたい。

0

幼生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 6 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

双子を差し出せと通達してきた本部

笠井あゆみさんの表紙絵が、物凄く可愛いので、
1-5巻を飛ばして、6巻から読みました。

人と竜人の混血。妊娠して、二カ月目で胃から卵を取り出したらその一か月後に孵化して生まれた双子。
成長速度が人と違って速いのと、能力発揮も異常に速い。ハイブリットな竜人の赤ん坊を育てるのって、大変なんですね。
おもしろいので、ドップリ小説の世界感に嵌りながら楽しんで読みました。

双子の能力を分析…

2

ブライト・プリズン 学園の薔薇と選ばれし者 小説

犬飼のの   

心強い話もあり癒しもある

恋愛要素少ない巻ですが、個人的にはシリーズの中で結構好きな回です。ハラハラの展開連発ですが、悲しくて切ない展開ではなくある意味ミステリー感たっぷりで面白かったです。

物語にはとても重要な回を感じました。今まで常盤と薔が「今後」について色んな希望を語りましたが、この教団の体制から考えると、どれも理想に違い夢みたいなものしかなかった。半年だけで既に命がけなのに、大学卒業までどう耐えるか疑問しかな…

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ブライト・プリズン 学園の薔薇は天下に咲く 小説

犬飼のの   

2度目を読むの無理

シリーズの10巻目ですが、今までの話から一変し結構大きい変化があるターニングポイントです。

シリーズ物としてはかなり重要な一環だと思う、寧ろ大きな改革かつ常盤と薔の本当の自由を迎えるために、これぐらいの試練がないと難しいかもしれません。その意味で実際に薔が神子になった今でも無事でいられることが物語には好都合でした。龍神が一切希望を見せられないことがとてもつらくて、まさか本当にこのまま来世の話…

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白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

兄弟物としては全然いいが、、、

ちゃんと兄弟愛を表してる兄弟作品が好きで、その意味で弟を自分の手で育って溺愛するエピソードがとても萌えると思うし、魔女の呪いとか童話の色が濃く作品でもあり、そういう部分が普通に好きです。先にブライトプリズンを読んだので、ちょっと常盤と薔のことも重なって愛らしい部分も感じます。

だが、気持ち悪いいらない要素にはどうだろうと思う。
作品の冒頭でのエルフの育ち方に吐き気しかなかった、そんな設定一…

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