Sakura0904
こういう田舎の幼馴染ものが自分は本当に好きだなぁと再確認できた作品です。きはら先生の作品は初めて読みましたが、田舎や青春の描写にとっても合うタッチですね。瞬平とコタの会話の温度も好きだなぁ。恋人になる前もなった後もベタベタした甘さはなく、男同士の親友らしいからっとした温度で、でも、周りに比べるとやっぱりちょっと親密な感じがあって。遊びの延長線上で抜き合いはしていたけれど、コタの方には最初恋愛感情…
表題作とそのスピンオフの二作が収録。
割合的には半々でした。
【一途な犬は諦めない】
高校の先輩、後輩の二人が大学で再会するお話。
憧れていた先輩の島崎がゲイと知り、攻めの秋月が猛アタック。
ノンケな攻めを正気に戻そうと距離を置こうとするのも、お構いなしに寡黙で強引な攻めはワンコのように付きまといます。
デレデレしたワンコではなく、年下ですがしっかり者の攻めです。
そ…
この爽やかで涼やかな。新緑の様な。グリーンに透ける、風光る。
美しい色合いの表紙に惹かれて購入。その色の様な、碧い青春の涼やかさ。
田舎で過ごす、高校生のワチャワチャ。
田舎の「お隣りさん」は遠い。田んぼ道を抜けて数分だという。
窓越しに声をかけたり、ベランダづたいに部屋に来れる距離では無いんだけど、
幼馴染の気安さから、瞬平は幸太郎の家で晩御飯を食べたりする。幸太郎の母も、2人を兄…