ひゅらさんのレビュー一覧

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

愛と道標

名倉さんらしいお話ですね。
悪者は表立っては一人だけでその他はみんないい人達です。

あらすじは紹介されているので感想を。

ジョシュアを必死に清廉に育てるジーンにこちらもジーンときます。
王太子の迎えのタイミングも良かったです。

離宮に迎えられて今までの苦労が報われましたね。ジョシュアはジーンのおかげで健やかに育ち、兄である王太子のナサニエルに剣や弓の鍛練の機会や興味深い書物を…

3

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

恋に疎い男性は愛らしい

本棚が危機的状況のため、電子になるのをずっと待っていた本作。遅まきながらやっと読みました。
かわいい。
何て可愛いの、二人とも!

今までレビューを書いてくださった皆さまが丁寧な内容のご紹介をされているので、感想のみで。
皆さまが書かれているように、このお話のキモは『鈍感』。そして『初恋』。
ナサニエルは政務に、ジーンはジョシュアを亡き者にしようとする追手から逃げ、なおかつ彼を真っ当に…

7

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

鈍感と鈍感が合わさると…

帯にも「焦れったすぎる」・「初恋」などもう簡単ではないなというのを最初から教えてくれていました。そのせいか構えすぎて思ったよりはという感じです。でも、他に比べると焦れったい方です。
両視点なのでお互いの気持ちが分かる分、焦れったさが増しているのかもしれないです。

受けのジーンですが、王の隠し子ジョシュアを託され、両親はそのせいで殺されてジーンはジョシュアを守るために逃げ回るという不憫という…

6

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

あなたと二人きりだと、ただの男になってしまう。

帯の文言に惹かれ…
名倉和希先生ということもあり衝動買い。
いやー…本っ当に焦れったい。
攻めの王子の無自覚プレゼント攻撃に笑いを誘われます。
両視点交互だからこそ読みやすかったんではないかと。
始まりこそ、受けの境遇辛い…から始まるお話ですが、
終わってみれば、無自覚バカップルによるいちゃいちゃを
たくさん堪能出来た甘々なお話でした。

受けさんのジーンは、偶然が重なり王の隠し…

12

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

鈍感同士の初恋同士


両視点で話が進むので、両方の状況や心情がよくわかります。

死の淵にある父王から自分には腹違いの弟がいると聞かされる王太子ナサニエル
(攻め)。一昨年亡くなった王妃がその存在を許さず、暗殺団を向かわせたため行方知れずになっており、もし生きていたら会わせてほしいと頼まれます。ナサニエルは信頼できる友人でもある近衛騎士団長ダリオに密かに弟を探させるのです。

ジーン(受け)は王の隠し子ジ…

3

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

鈍感な王子様がキュート

あらすじは先の御姉様方が書いてくださってるので省きます。

まだ読んでいなかったグリム童話を開いた気分でとてもロマンチックでした。王子様というと、スマートでそつがなくなんでも器用にこなしちゃうスパダリさんですが、こちらのナサニエル王太子殿下は、帯にもある通りとても不器用で鈍感です。
そしてそれがなんともキュートで素敵。
幼い頃より両親の不仲を目の当たりにしてきたことと、勉学に励み軍に長らく…

9

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

甘さは折り紙付き(*´▽`*)

こちら、ハイファンタジーになりますが、毎度の如く甘さは折り紙付き。
安心、安定の名倉作品です。
王宮での陰謀に巻き込まれとハラハラドキドキの部分はございますが、名倉作品なので基本的にはほのぼの甘々。
肩の力を抜いて、のんびり甘さを楽しむのに最適な作品では無いでしょうか。





内容です。
王の隠し子・ジョシュアを、王妃の刺客を逃れながら必死で育てて来たジーン。
過酷な生活…

13

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

初恋×初恋

先生買い。コメディよりではなく、重くもなく、どシリアスでもなく、帯の「初恋×初恋」「鈍感×鈍感」にあるとおり、焦れ焦れ+ほほえましいという印象のお話でした。2回読んだら、可愛いわ と思ったので萌です。本編240Pほど+先生のあとがき で、地雷は無いと思いました。

お話は中世ヨーロッパのような国、ラングフォード王国国王の寝室に、王太子であるナサニエルが呼ばれるところから始まります。死の床についた国…

7
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