月村奎さんのレビュー一覧

恋愛☆コンプレックス 小説

月村奎  陵クミコ 

超ネガティブ年上受け

真っ先に驚いたのが、エッチがあるーー!しかも結構あるーーー!!
月村作品というと薄い印象があるんですが。
と思ったらあとがきにも作者さん書かれてましたw
決して無理矢理じゃないそうです。
確かに読んでみると別にこれはとても自然でしたよ。
エチシーン多いけど全然エロくないです。
何かほのぼのしてね、可笑しな感じもするんですよ。
最中の会話のせいかもしれません。
積極的なワンコ攻めと、…

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すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

安心。安定。満足。

最初の入りから最後まで月村節を楽しめました。
タイトルを見たときから、そんなにドロドロすることなく表紙に女の子が居るあたりほんわかしたお話なんだろうなぁと思いつつ、途中攻めの井上さんの言動に「あ、そっち」と予想?と違うところがあったりと、いい意味で外れずでした。

攻めの井上さんが職権乱用するくらい開き直った行動力とか、意外と好きじゃない人の前だと物事言える草野くんとかが面白かったです。…職…

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すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

いつも通りだけど

いつも通りに楽しみました。

作家さんそれぞれに、決まったパターンがあると思うんですよ。
それに飽きて、買うのをやめてしまう作家さんなんかもいるわけですが、月村先生の本は買ってしまいますね。

昔の作品は若いからかピリピリしてましたが、丸くなった感じがします。いいか悪いかはともかく。

「すき」も「だいすき」もそんなにうまくいくわけがないというオチがありますが、月村先生にドロドロの修…

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すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

ああ、そう、ふーん、みたいな。

わたしは月村奎さん作品が好きで、昔の入手しづらい古本をソコソコ高値で買ったりしてたんです。(←作家さんには一銭もはいりませんが~)
でもこの作品はイマイチしょうもなかったな。
以前の月村作品の繊細な心理描写は語り手(大抵は主人公)自身をもおいつめる側面があって、緊張感もあり感情移入もできたのですが。
この作品は、月村さんの、甘いところとぬるいところだけでできてるみたい。
編集部の方針なのだ…

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すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

安定の月村節

月村さん定番の、うじうじ後ろ向きなマイナス思考の主人公は、勝手に思い違いをして落ち込んで墓穴を掘るのが定番ですが、まさにその通りのテンプレで、そんな主人公がむくわれない片思いだと思っていると、実は攻めも主人公のことが前から好きで、というおきまりのてんかい。

ほんとうに、あきれるくらいの月村テンプレで、ただ、ちょっとBLらしいHシーンがあるのが珍しいくらいの、月村さんを何冊も読んでいる人なら既…

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すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

切ない片思いに揺れるヘタレ受けさま

ちょっと人見知りの激しい内気な作家の受け様と
受け様のサポートをデビューからしてきた編集との恋愛。

受け様は自分に自信が持てない気弱な作家なのですが
デビューから担当してもらっている編集の攻め様に片思い中。
どこかボケてる受け様は焦りから攻め様に自分の気持ちを
予定外で告白してしまい、挙句あっさりとスルーされるように
誰とも付き合うつもりはないと断られ落ち込む。
攻め様への気持ち…

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そして恋がはじまる(2) いつか青空の下で 小説

月村奎  夢花李 

カミングアウト

完全に続編なので先に前作を読んでからじゃないとキツイです。

前作から一年半、高校生だった未樹〔受〕は大学生になっていて、そして浅海〔攻〕との密かな逢引を繰り返していたんですが、ある夜に車で送ってもらってきてキスしている所を母親に目撃されてしまいます。
そして未樹は家族に男性と付き合っているとカミングアウトをし、浅海はちゃんと両親に挨拶にやって来るのですが流石に温かく迎えられる筈もなく……。…

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そして恋がはじまる 小説

月村奎  夢花李 

繊細な恋愛カップル

未樹〔受〕の周りに悪人は居ません、けれど未樹はいつもいい子で居ようと頑張っていてそれがブーメランの如くに彼を少しずつ傷付けます。
ちょっとしたきっかけで知り合った未樹と浅海〔攻〕
浅海はゲイなのですが、それを知っても未樹は気にしません。
未樹は再婚する母や、育てくれている儀父母にの前で常にいい子で居ようとします。
それによって彼の心が痛んでもそれでも、いい子でいようと頑張るのです。
そん…

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レジーデージー 小説

月村奎  依田沙江美 

うん?

うじうじ受とポジティブ攻という大好物で、しかも書いている方が月村さんということで期待して読んだんですが、楽しいけど「うん?」っていう感じでした。
主人公二人よりも女の子二人に注目したせいでしょうか。どうしてそこまで惹かれていったのかがあまり分からない感じでした。
本編から2年後のまだ仲良しな二人にはキュンキュンしましたが。

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ビター・スイート・レシピ 小説

月村奎  佐倉ハイジ 

甘いお話

大好きだった祖母を亡くしたことがきっかけで引きこもりになってしまった健太。
元は住居兼店舗だった祖母の自宅でたった一人レース編みをする毎日だ。
ある日代わり映えのしない生活をする健太の元に一人の男がやってきた。
宇佐見と名乗る男は、健太の家を間借して焼き菓子専門店を開きたいと言うのだが……

菓子職人×ひきこもりの青年。
家族へのコンプレックスと、受験の失敗、祖母の死が重なってひきこも…

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