月村奎さんのレビュー一覧

50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

恋愛とは予期せずストンと落ちるもの

受けである瞬介が女癖が悪く、所々自分勝手な考えの持ち主(いろいろとからまわってるだけですが)なので苦手な方は注意!!

後、女性が少しでも関わってくるものが苦手な方は本当に注意!!

瞬介の趣味はセックスという事なんですが、最初は??完全に苦手なキャラかなと思ったんですが、実は不器用な甘え下手で、本当は次こそは運命の相手なんじゃないか?とこっそり思ってる乙女思考のおバカキャラでした。
本…

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Dear+ Novel Fair 2014 Special Book グッズ

創刊15周年おめでとうございます!

ディアプラス文庫・創刊15年記念、全サプチ文庫。
10作品の番外編が、各9ページずつ載っています。


■安西リカさん『好きで、好きで』番外編・「桜さくころ」
付き合って11回目の桜の季節を迎える穂木と志方。
がんばって花見弁当を作った1年目、
つまらないことで喧嘩した5年目、
遠距離恋愛の8年目……

そして現在。
志方が同居を切り出した理由が
穂木への愛に溢れていて胸熱…

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恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

羨ましいな

出版社に勤める地味サラリーマンが、憧れのスターから求愛されるというなんとも夢あふれるお話でした。
受けも攻めも性格が優しいのでほのぼのしています。
もどかしいじれじれもなく、すれ違いも痴話げんかにしか見えませんでした。
読み終わった感想は、幸せなバカップルを見た。という感じです。
「信頼と愛情で結ばれた相手と愛し合うのは、なんて幸福なことなのだろう」とありましたが、まさにそんな感じのお話で…

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50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

主人公の性格が…

BLアワード2015にノミネートされているのを見て読んでみました

他の方もレビューに書かれていましたが
受の瞬介は趣味がセックス
と一行目から書いてある通り
始めのうちは女性(不倫)とのHシーン。しかも自己完結的なセックス
女性が演技しているとは夢夢おもっていません(笑)
この始めのあたりがどうも趣味じゃあなく
話に夢中になれませんでした。

でも読み始めると瞬介のヤリ◯ンな…

4

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

じんわりします。

月村さんと言ったら「ネガティブ受」と勝手に決めつけていますが、この作品もまさにそれでした。ウジウジ後向きな受のぐるぐるした思考が面白くって一気読み。今回は「家族」がテーマで、天涯孤独な大学生が情深いバイト先の店主とその家族によって冷えた心を溶かされてゆきます。読んでいてじ~んと胸に染みるお話でした。

2

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

消しゴムのおまじない・・・

大好きな月村先生の待望の新刊が同時に三冊発売された嬉しい十二月!!
本作はその中の一冊です。

月村先生の作品に出てくる受け様は、基本自分に自信がなかったり、夢や希望が持てなかったり、自分の暗黒部に後ろめたさを感じていたり、コンプレックスを抱えていたり、良い子であろうとしながらもまじめすぎて罪悪感を感じて苦しんだり・・・という感じで、読んでいてとても共感が持てます。
受け様が深刻過ぎるぐら…

9

家族になろうよ 番外編「Happy Birthday」 グッズ

ひたすら温かくて幸せで・・・

A5サイズ両面です。
空と隼人の幸せライフが描かれていて、読み手もとても温かくて幸せな気持ちになれます。
内容としては、空の誕生日の翌日のお話です。
誕生日当日の夜も空の部屋で隼人との甘くて熱烈な愛の時間を過ごした空(そのあたりはちょっとしか書かれていないのですが、想像する楽しみを提供していてくれて結構萌えます)。
隼人からの誕生日プレゼントが腕時計というのもなんだか素敵で良い感じです。

2

恋なんかしたくない 今日から兄弟になりました コミック

月村奎  樹要 

あぁ切ない

なんか中途半端な、消化不良のような終わり方に
ううう・・・と思いましたが、まだ連載中なんですね。
では、これからこの二人に進展があるかも・・
とほのかな期待して良いのかな?

「恋になれ!」で小松くんに恋人を紹介していた優斗くんが主役。
そして、その恋人の相談していたのが竜成だったんですね。
親の再婚で義兄弟となった竜成と優斗。
竜成のことを好きなのに、兄弟だから・・恋人がいるんだ…

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50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

色々目覚めた作品・・・

昨年5月にたまたまこの作品と出会ったことで、私のBLライフが急加速することになったという記念すべき作品です。

それまで、BLといえば「いかにもフィクションな世界で繰り広げられるドラマティックで耽美な世界」という印象であった私。
昔BLをちょこちょこ読んでいる・・・程度だった頃にチョイスしていた作品も、大金持ち、マフィア、アラブ、軍隊、無理矢理連れてこられる、売られる・・・等々派手なシチュエ…

8

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

現代のおとぎ話

よくも悪くもワンパターンな、安定の月村作品。
自分に自信のないネガティブ受けは好みじゃあないのだが
繊細で丁寧に描かれた、切なく暖かい世界は
やっぱり読みたくなってしまうし、一定の満足感がある。


今回もまたそういう作品だったが、後半が物足りない。

家族に恵まれない苦学生の空が、
ふとした縁で暖かな定食屋の一家に出会う。
有名商社を退職して母の思い出の店を継いだ店主の隼人に…

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