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月村奎 草間さかえ
マキヲ
CD化されるということもあり、こちらでの評価も高いので、ついつい期待して読んでしまいました。残念ながら特筆する良さや萌えは読み取れませんでしたが、優しくて心温まるお話だったと思います。18歳同士とは思えない落ち着いたラブストーリーでした。 私は月村奎さんの作品は恋愛より家族愛の描写に感動してしまいます。今作も、芙蓉とお祖母ちゃんの絆に目頭が熱くなりました。
月村奎 小椋ムク
ネタバレ
あらすじから想像したとおりの可愛らしいお話でした。 攻の大介は「好きな子ほどイジメたい」を地で行く男性で、小学生の頃からその姿勢が変わっていないのがある意味すごい。弁護士としてちゃんとやって行けているのだろうか…。一方、受の裕貴は素直で鈍感な可愛いキャラクターですが、自主性に欠けるというか思考が女性っぽい気がしてもうちょっと精神的に逞しくなってほしいなーと思いました。 で…最後まで気に…
すみれ0401
「Release」復刊記念、月村先生インタビューペーパーです。 A4サイズ片面に月村先生へのインタビューの模様が印刷れています。 月村先生のあとがきもいつも楽しみだったりするので、インタビューペーパー、嬉しかったです。 以下、概要になります。(問いも回答も本文のままではありません。要約してあります。ご了承ください。) 今年(2016年)デビュー20周年を迎えられる月村先生。 …
月村奎 松尾マアタ
月村先生の作品が大好きで、新刊をいつも心待ちにしています。 今作も勿論予約して購入。 届いてみて、「あら、表紙の感じが今までと違う」と、思ったりしたものの、わくわく読み始めました。 でも、なんだか文章や内容のようなものに何ともいえない違和感?!のようなものを感じつつ読み進めました。 奥付を確認したら、1997年に発表された作品を加筆修正したものだったのですね。 今回出版に際して、…
潤潤★
いろいろ思うとこもあり、好き嫌いがはっきり別れる作品だろうな‥と、読み終えた今思います。 元々活字中毒で、BLを知る前からいろいろな著名作家さんの本を読んでいたので私は受け入れられましたが、BLという分野に普通の男女の話が1話分、しかも女性視点で描かれていたのには違和感がありましました。 ですがまあ、受け入れられない方はここ飛ばして本編と描きおろし2作品目だけを読んでも全く差し障りないのでいい…
はるぽん
人に触られることに耐えられない安西(受け)は、会社で営業職になり、ベタベタ触ってくる得意先に日々神経をすり減らしていた。そんなある日、同窓会に参加したことで、接触嫌悪症の元凶になった事件の目撃者・奥村(攻め)と再会してしまう。トラウマを刺激され、逃げ帰った安西だったが、奥村から電話がかかってきて「あのときの画像を持っている、返して欲しかったら俺の店を手伝え」と脅されて…。 名前買い作家の…
瑠槃
読む人を選ぶと思います。 私は全くダメでした。 BLとしてこれはどうなんでしょう? 本編は悪くないんです。一般的なBLのお話です。 問題は2話目から…いきなりの女目線、自分勝手な悩みにぐだぐだしている卑屈で偏屈な女(攻め受けの同級生)を中心に話が展開するんです。 BL小説の中で、当て馬的な展開とかではない、女性のベッドシーンを読んだのは初めてです。それだけでもうけつけないのに、挙句にはで…
月村奎 宝井理人
麗音
複雑な家庭環境の中で居場所が見つけられずいつもイライラしながらもいい子を装うことに疲れた高校1年生が主人公。 父親の若い再婚相手の存在に複雑な思いを感じどう付き合っていいかわからない。 無理して家事をしていた頃、無口な父は何一つ言ってもくれなかったのに新しい妻の手料理は褒めちぎる。 自分とは滅多に口もきかないのに、部下の若い女を口説く。 好かれたくて無理している継母。 そんないたたまれな…
月村奎 高久尚子
だいぶ前にこの作家さんの本を読んだ時には可もなし不可もなしだと思っていたのですが、数年後再読したらとっても気に入りました。 きっかけは『片思いアライアンス』だったのですが、それ以来注目しています。 登場人物の心の声が面白くて「わかる、わかる」とうなづいてみたり、読書中で吹き出しそうになったりします。 こんなカッコよくてお金も持ってる俺様を振る女などないとか、勝手の違う健の言動に突っ込んだり反…
読み始めてすぐに、わずか6歳にして恋など幻想だと理解した芙蓉に幸せな恋の出会いがあるようにと願わずにいられませんでした。 貧しくネグレストされていた芙蓉にとって果物が貴重な品なのに「苦手だからあげる」と言ってあげたのは、貴重だからこそ大切なものを感謝の印に差し出した子供だった芙蓉と、竜田揚げ1個の贔屓をする大きくなった芙蓉の健気さに涙が滲みました。 風呂に入れてもらえなかったトラウマか…