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月村奎 樹要
ふばば
ネタバレ
「今日から兄弟になりました」 「今日から恋人になりました」2作合わせてのレビューといたします。 「恋になれ!」のスピンオフで、小松君の心優しくもお節介なルームメイト仲嶋が主人公です。 優斗が好きになってしまったのは「お兄ちゃん」… この気持ちがバレたら家族が壊れてしまうと思って「かわいい弟」を演じるのだけど、二人暮らしで距離を置くためにバイトだの何だのと理由をつけて、なるべく顔を合わせ…
樹要 月村奎
寮のある高校が舞台で、先生x生徒の物語。 先生は背も高くてカッコよくて、女子からはモテモテ、男子からも人気があって恋愛になんの苦労もなさそうなイケメン。 対して小松はゲイを自覚してて、でも臆病で自分に自信がなくて、自分には一生お相手なんて現れない、家族も作れないって思いつめてる。 自分の持ってるコンプレックスってすごく厄介で、いくら人が大丈夫とかそんな事ないとか、慰めてくれても助言してくれて…
月村奎 秋平しろ
ちゅんちゅん
百戦錬磨と名高いが実は未経験のイケメン編集旭(受)×ニートという以外は家柄も顔面偏差値も才能もハイスペックな壮介(攻)の不器用な恋のお話 私が読んだことのある月村先生のお話では大体受は繊細で過去に傷付いてる子が多いですが、今回は小説家になれなかったという挫折はあるにしても仕事先では優秀でしっかりした受でした。恋愛にうつつを抜かして仕事に身が入らない話は読んでいて腹がたつので、2人ともきちんと…
snowblack
後書きで作者がご自分のことを「金太郎飴作家」とおっしゃっているが この作品も、いつもと雰囲気は違うけれど月村さんらしさは健在で いつも安心して食べられる金太郎飴、 こういう切り口の違う作品は、テイストが変わってなかなか美味しい。 御曹司だけれどヒッキーの作家・壮介と、その担当編集者・旭。 このえらく有能な編集者の旭くん、恋愛でも百戦錬磨なのかと思ったら いやいや、これがなかなか(笑…
てんてん
本品は雑誌「2016年Dear+6月号」の 読者プレゼントペーパーで 雑誌掲載の『恋を知る』番外編です。 掲載作『恋を知る』は 月村奎さん原作『恋を知る』のコミカライズで 本作は作画の印東サクさんによる榛名視点で 雨の日に2人が雨宿りするお話になります。 数学教師である榛名は 見目良くノリも良い教師なので 生徒から愁派を送られる事もシバシバ。 ある雨の日、 いつも…
月村奎 木下けい子
香子
心に傷を負った篤史が、ただ恋をするという当たり前のことに罪悪感を感じ、宮村を想う気持ちに自らブレーキをかけようともがく姿が悲しかったです。宮村の母親の前で泣きながら「申し訳ありません」と謝るシーンは私まで泣きました。同性を好きになることが罪なことだという考えを押し付けた篤史の母親と弟と、それから篤史に暴行した挙句お金まで要求した男にもハラワタ煮えくりかえりましたよ。 こいつらのせいで篤史はまとも…
月村奎 高星麻子
幼馴染みから恋へと発展した二人の王道ラブです。 颯は、本当に男前ですね。 芸能界で成功して美人で可愛い女優さんや、モデルさん、アイドルなんか(あるいは同性からも)から誘われることが多々あっただろうに、ずっと一途に諒矢だけを思い続けていたんだー。しかも、こんだけイケメンで慣れてる感じなのに、 「こういうこと全般、今日が初めてだけど」 で、キュン!でした。全般だから、DTってことですよね!…
本品は『初恋大パニック』の フェア書店限定配布の特典ペーパーになります。 本編後、 藤原の小説新刊記念サイン会のお話になります。 藤原の2冊目の小説の刊行記念にと サイン会が開催されます。 元ニートで人見知りな藤原にとって サイン会はかなりのプレッシャーだったようで 終了後は疲労の色が色濃く滲みます。 そんな藤原の相変わらずのヘタレぶりが 小宮山にはかわいく思…
月村奎 松尾マアタ
雀影
カバーイラストと帯やあらすじを読んだ印象とは、かなり趣の違う作品。 ほぼ、エロないし、 女性視点でNLのエピソードがガッツリ挟まっているし、 お話自体はきらいじゃないけど、なんか、微妙なところがあるなぁと思いながら読み終えて、後書きを読んで納得。 この作者名で、この初出年で、この旧版のイラスト。 うん、昔の作品だったら、こんなテイストの本、全然アリだなって。 さもありなんと、すごく腑に…
はるぽん
文芸部編集者の旭(受け)は、大型新人作家の壮介(攻め)の担当になった。壮介は素晴らしい才能の持ち主なのに、妙に卑屈で扱いにくく、コミュニケーションが取りづらい。そんな中、ついにアクシデントが発生して…。 大型新人作家×有能編集者、23歳×30歳の年下攻め歳の差ものです。 コミカルなのかシリアスなのか、テンションが統一されていなくて読みづらかったです。あと受け攻めの視点入れ替わり方式で、…