月村奎さんのレビュー一覧

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

心から応援したくなる主人公なので

月村さんおなじみの『素直で良い子なんだけれど異様に自己評価の低い主人公』が、恋をして少しずつ自分を認めていくお話でした。
ここ最近読んだ月村作品と比べれば『痛さ』は少なめですが、そこはそれ、安定の月村さん作品。
「自分なんか……」と思っている主人公が好みど真ん中の声を持つ声優さんと接し、その声に萌えまくり、その人柄に感銘を受けてモダモダジタバタする可愛らしさを堪能しながら楽しく読めます。

5

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

神声優もほっこり恋愛したい

読後の印象だけで言うと、あとがきで先生が書かれている通り確かに地味。

内容も「料理研究家の男の子が仕事を通して好みの声の声優さんと仲良くなり、お互い惹かれていく」というもので、展開の起伏は少なく、エロもあったっけ??と思っちゃうくらい極少量(最近読んだ作品の中では断トツで少ない)。すごーくなだらかで安全運転なBL小説です。
刺激たっぷりの作品に馴れているとひょっとして物足りなく感じてしまう…

6

耳から恋に落ちていく ご購入特典録り下ろしインタビューペーパー グッズ

今回もインタビューペーパーです

本品は『耳から恋に落ちていく』の フェア書店限定特典ペーパーです。

今回はインタビューペーパーとの事でB5サイズ(書店で版違い) 片面
4つ折り3頁モノクロ印刷で月村先生へのインタビューとなります。

内容は質問9つとコメントになります。

質問
・恋に落ちるきっかけについて
・好きな料理研究家について
・おすすめのちょい足しメニューについて
・今夏のおすすめメ…

3

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

声フェチな受様の成長物語

今回は深夜アニメで白一点のキャラクターを演じるイケメン声優と
料理研究家の母を持つ二世料理研究家のお話です。

攻様との出会いで料理家としての自信をつけていくまでと
恋人になってからの続編と攻様視点での短編を収録。

受様は高名な脳外科医の父と料理研究家の母の間に生まれた一人息子です。
可愛らしい子供であり、社会的に名のある2人の息子故に利発な子だろうと
思われがちでしたが、残念…

5

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

心が疲れているときに♪甘くて優しい癒しのサプリ♡

ずっと気になっていた月村先生の小説。
新刊が出た機会に初読みですが、期待していたとおり、甘く優しく可愛らしい恋愛描写がとても好きでした♡

若手料理研究家の渚は、深夜の5分間の帯番組を持つことに。
そこで“天の声”として参加することになったのは、密かに声に惹かれていた、アニメ『深夜戦隊モエルンジャー』の“レッド隊員”の声優・横田で…。
コミュ障で恋愛経験もない渚と、気さくでコミュ力の高い…

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耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

モエルンジャーのレッド隊員は超イケボ

先生買い。安心の月村先生お話に加えて、サブキャラたちがとっても明るく、そして声優話が面白かったです!天然無添加天使受けが好きでしたが、もう一押しインパクトが欲しいなあと思うので神より萌2にしました。雑誌掲載分120Pほど+その続き80Pほど+攻め視点の後日談15Pほど+あとがき。

コミュニケーション能力に難のある渚。就職したものの、教育係にパワハラされ敢え無く退職。著名な脳外科医の父と料理研…

8

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

とりあえず、めちゃくちゃ甘くて可愛いよ!(≧∀≦)

月村先生のしっとり切ない系のお話も好きなんですけど、こんなひたすら甘くて可愛い系のお話は更に好きだったりします。
超ネガティブ思考で空回り気味で、その上わりと迂闊な主人公が、王子様的攻めにグイグイ絡めとられて行くのが楽しいったら無いですよ。

またこの超ネガティブな主人公、書き下ろしの方では結構な天然ぶりも発揮してくれるんですよね。
そつの無い王子様風だった攻めが、若干余裕を無くして振り回…

16

恋になれ! コミック

樹要  月村奎 

薔薇薔薇しい二人もイイね

本棚で探し物していて発掘。残しておいたということは気に入ってたんだろうなあ。再読です。

何だろう。月村さんの原作でお話だけなら萌えるはずなのに。
小説で読みたかったな。ごめんなさい。

寮で生活する同性愛者であることに悩み追い詰められている小松、その秘密を知る同室の仲嶋、副担任で寮監の進藤。おもにこの三人が登場します。

小松と仲嶋の百合百合しい、もとい薔薇薔薇しい所が良かったです…

0

ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

100%幸せな人などいない

レストランオーナーシェフと薄幸の少年の話。

この方のお話は受けが薄幸であることが多いと思うのですが、今作も本当に薄幸でした。

葉(受け)は中学生で天涯孤独になり、頼る所もなく、死んでないだけという状況に生きる気力もなくなり、死のうと決めたら気が楽になるという最初の状況には、可哀想で泣けました。

最後の晩餐に選んだビストロで無銭飲食した挙句倒れてしまい、それを盾にビストロオーナー・…

2

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

唯一無二の存在

お互いを大事に思うあまりにすれ違いが続く、キュンなお話でした…!

受の理玖は、なかなかに不遇な環境にいることもあってか、一見だけではただの天の邪鬼のようで、実のところは甘え下手で素直になれない気遣いやさんでとっても可愛いです。こんなこと言ったら理玖の幼馴染の攻・征矢に理玖の前から消されそう(笑)なほど、征矢は昔から理玖を思っています。

BLってカミングアウトが一つの山になることが多いと…

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