月村奎さんのレビュー一覧

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

読んでてニヤつく自分がキモかった

文句なく神評価でした。

読んでてニヤニヤが止まらなかったです。
序盤は遠藤のツンぶりに昂大の切ない片想いが長いのだろうと思ってたんです。

でも遠藤とハンバーガー食べた過去話とか、送別会辺りから「もしかして」ってワクワクしながら読みました。

本人曰くずっとデレてたらしいですが、分かりにくいです。でも不器用なイケメンが「うざい」って言いながらデレてる姿は物凄く萌えました。

昂…

8

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

月村マジック

先生買い。月村先生作品、全部「神」になっちゃうので萌2にしました。途中、「おお!月村マジック!」と思わず吠えたお話「本編200Pほど+攻め視点の10P+後日談」です。現代日本の関東近郊にある美容院舞台のお話で、「ああ、くそっまどろっこしい!でも可愛い!」といったタイプ(要は月村先生通常運転)のお話がお好きな方に超絶おススメです。

想いを寄せている遠藤が、実家の美容室を継ぐために地元に帰ったの…

12

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

幸福の王子様

漫画の方はコミカルな感じだったからそういう作風の作者さんかと思いきやこちらはシリアスな内容。
デリのオーナー堀さんがメインのお話。
巻末SSで気になって、小説出てることを知り購入。
漫画の方ではちょこっと出てきただけで、スマートな印象だったけど小説読んだら可哀想で可愛らしい人でした。
私も堀の弟は殴り飛ばしたいわ^p^
これから宮村とケンカとかも含めいろいろなことして幸せいっぱい感じて欲…

2

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

ほっこり、ほのぼの、優しい読後感に包まれます

作家買い。

月村さんて包容力のある攻め×薄幸受けを描かれる作家さまのイメージが強いですが、今作品はそのイメージを大きく覆すCPでした。ツンデレならぬ、ツンツンツン攻め(デレなし)×健気で一途な受けくん。

が、めっちゃ良かった…!

作品の評価を大きく左右するキャラ設定ですが、今作品は完全にキャラ勝ち。主要キャラが素敵すぎて悶え捲ってしまう、そんな作品でした。

主人公は美容師の…

17

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

『多幸感』の一語に尽きる

昨日の夕方に購入し、深夜寄りの時間に仕事がらみの飲み会から帰って来て「ちょっとだけ」と読み始めたらさあ大変!最後まで読んじゃったよ。(なので今はとても眠いです)

このお話は『ハラハラさせる』とか『切なくて気になる』とか、そういう『続きが気になって仕方がない』というタイプのものではありません。だって主人公の2人の恋が成就するのはお話の6割程度の処なんですもの。
「んじゃ、なんで?なんで止まら…

20

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

甘くて切なくて可愛くてと、心を撃ち抜かれっぱなしだよ!!

ずっと想い続けるだけだった長い恋が実るまでを、時に切なく、時にほろ苦く、優しくしっとり綴った作品になります。

えーと、今回、攻め受け共に、月村先生では珍しいタイプじゃないかと思うんですけど。
人懐こくて明るいけど実は繊細な受けに、無口で無愛想な攻め。
あれ? こうやって書くと、受けはそうでも無い気がしてきた。

一応誉めてるんですけど、いつものごとく地味で、これと言って特に何も起こら…

26

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

明暗のバランスが最高

月村先生初読みです。
あとがきで地味めな作品とおっしゃっていましたがとんでもない!
最高に優しくて暖かい、また月村先生の作品を読みたくなるお話でした。


主人公の律は母親の影響でひどく後ろ向きで母親と関わるたび鬱々としています。
こういった暗い部分を持っている登場人物が主人公だとその描写ばかりが繰り返され、分かったから先に進んでよ!ともどかしい思いをすることが多々ありました。
しか…

7

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

良き攻め様だった。そして受けもいい子だった。

母親が毒親そのものというレビューを読んで、うわぁ絶対にこれ私は消化不良になるやつだ……と積んでたのに、それをすっかり忘れて読んでしまいました。
途中で登場した母親のありえなさに、なにこいつ?となり、はっ!これは例の…と気づいたけど、時すでに遅し……。

でも読んで後悔はなかったです。

攻めはめっっっちゃ好みのタイプだし、受けは被虐待児で自己肯定感が低いなりにも「自分の人生を、自分のでき…

3

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

受けにイライラ

高評価が多いですが、そこまで夢中になれませんでした。
主人公の理玖が意地っ張り過ぎて、前半読むのがしんどくなったからかもしれません。その癖ギリギリになると急に頑張るのです。当て馬も大きな出来事も無いので、理玖が征矢にそうなった想いを語っても唐突に感じてしまいました。

執着攻めは大好きなので征矢の視点からも読めたなら良かったと思います。

征矢の家族に告白するシーンですが、父親が母親の心…

3

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

両極端な家族

篤史の家族の胸糞悪さ具合が飛び抜けています。

その事もあってかなりのネガティブさんなので、読んでいてイライラする方もいるのではと思いました。

もう今まで辛かったんだから、周平を信じて幸せになりなよって何度思ったことか。

周平は良い男過ぎたし篤史を諦めないでくれて良かったです。弟が来たあとの篤史の様子を見てお母さんに紹介に行く潔さと、受け入れてくれたお母さんの暖かさを篤史の家族に見…

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