月村奎さんのレビュー一覧

そして恋がはじまる 小説

月村奎  夢花李 

そして恋を知る

ずっと積んでましたが気になっててやっと読めました。もう20年も前の作品なんですね。

とっても良かったです。主人公未樹が司法書士の浅海と出会って成長したり誰にも言えない本音を打ち明けられたり居心地のいい居場所ができたり、傷ついたり泣いたり恋を知ったり。

未樹の境遇や性格が切ないです。そんな未樹をまるごと受け止めて愛してくれる浅海がいてくれて本当に良かった。

ただ未樹が浅海への気持ち…

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Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

好きなんだけど

独り月村先生祭り開催中で購入。すごく好きなセリフがあって良いなあと思ったのですが、どうしてもひっかかってしまうところがあったので萌にしました。サブキャラで女性が出てくるので、ぴっとでもイヤという方はよくご確認いただいた方がよいかもです。他社さんから出していた「本編160P+サブカプのお話(男女)」の新装版+今回用に書き下ろした本編カプの後日談18Pほど+あとがき。

優等生→良い会社に入ったも…

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秋霖高校第二寮 3 小説

月村奎  二宮悦巳 

これは!!

最近BLというジャンルを知り、あっという間に腐女子見習いになりました。
月村奎先生の作品に惹かれ、秋霖高校第二寮シリーズを読みました。
えっ?!何これ?奥ちゃんよく我慢してるね?!波多野さん、もう少し優しくしてあげてよ!って私が思ったのは1巻の前半だけ。
寮生の双子の会話や行動に大爆笑し(特に砂糖水)、先生の先生らしからぬ言動に目を見張り、奥ちゃんのクラスメイト達の友情に目を細めたり。
主…

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嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

攻めがダメだった……後半は受けも……

好きな子をいじめちゃう系は嫌いではないのに、この攻めはアウトでした。

相手が大切にしているものや好きなものを貶すってところが、いや。
自分にはさっぱり理解できないけど「好きな人が何よりも楽しそうにやっている」のを暖かく見守ってくれる人が好きなんです。

受けにとってのハンドメイドってライフワークそのもので、ハンドメイド作家って天職だと思うんですよね。
それを「趣味のおままごと」「仕事…

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ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

受けの生きてきた境遇が辛過ぎるよ

買ったままずっと読んでいなかった作品です。
読み始めてみると、受け・葉の境遇が辛過ぎて、初っ端から涙が出てしまいました。
中卒でバイトを転々とし、雇い主には蔑まれ、怪我をして不当に解雇される。
日々の食事にも困るほど貧しく、菓子パンは高価だから主食は食パンて……
あまりにも不憫すぎやろ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
現代社会でこれはないよ……
月収十万未満で家賃4万五千…

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

受けくんドMですか

あらすじから切ない片想いを想像してたんだけど、ちょっと思ってたのと違ってた…。
受けが攻めを好きになった経緯はちゃんと説明されていて納得がいくが、あまりにも攻めが「うぜえ」連呼するのでなんだか萎えてしまい、よく好きな人にこんなこと言われて受けはめげないなあ、と…。

受けが早とちりから暴走してキスしてしまったところから、急速に物語が動くんだけど、実は攻めも…というには、読者側にそれまで攻めか…

6

ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

受けのあまりにもうしろむきな思考回路が不憫

薄幸不憫受けが、愛情深い攻めと出会って救われるというお話で、こういうの好きなはずなんだけど、なんかピンとこなかったです……。

そういえば趣味が似てる腐友さんから「受けは好き嫌いが分かれるかも…」と結構前に感想を聞いてたんですね。
さて、私はどうかなぁと思いながら読んだのだけど、私もさほどハマらなかった……。

受けの葉の後ろ向きな思考回路が読んでて気の毒で、そして歯がゆくてたまらなくな…

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

作品としては普通

月村先生の作品は作家買いだけれど、
この作品はかなり自分の中では評価が低い。
「しゅみじゃない」になりそうだけど、それはファンとして出来ず、
でも「中立」でもないので、結局「萌」評価にしたという感じ。

話がとても普通であって、萌えも満足度も不十分。

ちるちるでずっと1位なのでちょっとビックリ。

展開が普通すぎるのと、攻めがイマイチ魅力的に思えない。
何故だろうか。
あま…

7

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

きらきらした装丁が綺麗

表紙はパール調の装丁で、柔らかい色使いも綺麗です。
原作者が他にいるおかげか、木下さん本人が原作を書いている他作品よりもストーリーはある気がします。
絵は正直あまり好みじゃないです。
目の焦点があっていなくて、表情のバリエーションも少ないと思います。

長身男前で意地の悪い攻め、低身長可愛い系びくびくした受けが好きな人はいいと思います。

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ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

読んでると泣けて泣けて何度涙をぬぐったか

王道かな?そうだと思ってもドキドキハラハラしますね。

不遇な受け葉とキラキラ天使さまな攻め瑠可。
葉が境遇と育ちのせいか考え方が悲観的で自虐的なのは月村作品では安定の定番ですね。

今回はそれがすれ違いや互いの想いを確かめ合うのに良いエッセンスになりましたね。

葉が辛いところ、瑠可に拾われて生きる力と想像力を持つようになるところ、瑠可の弟ポジションや恩返しに頑張るところ等々泣けて…

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