月村奎さんのレビュー一覧

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

バカップルにほっこり

憧れの芸能人に一目惚れされ、
あれよあれよという間に恋人になり…
という、夢のような出来事が起こるお話、では
あるんですが
恋人同士になった椎名と玲の日々は良い意味で
ものすごく普通なんですよね。

立場が違うからうまくいかないアレコレがうまれたり
会えない時間のなかで気持ちがすれ違ったり…
という、
芸能人と一般人カップルにありがちな問題は起こらないので、
業界モノっぽさが…

0

耳から恋に落ちていく 小説

月村奎  志水ゆき 

たっぷり、ほっこり

何に対しても後ろ向き過ぎる渚に
うーん…?と思う部分が結構あって、
彼の性格にハマれるかな?と、ちょっぴり
心配になりながら読み進めたのですが。
横田と接していくうちに意識が変わり、
彼自身が成長していく様子を見ていると
どんどん愛おしい気持ちがわき上がってきて。
気付けば全力応援していました(笑)

横田は仕事もプライベートもスマートで、
カラッと明るいイメージ通りな好青年。…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

れっくんの恋

大好きな作家様なのですけど、今回は攻め受け(特に攻め)のキャラにハマれなかったんですよね〜。でも楽しく読みました!

自然がゆたかで、ご近所づきあいが息づいている小さな田舎町のおだやかな情景とじんわりと恋愛がはじまるドキドキ感が活き活きと描かれています。月村先生の描く世界って、なんでもない日常がとても楽しそうで優しくて羨ましい…癒やされます。

というわけで、スランプで都会を離れた都会っ子…

5

『エンドロールは100年後』フェア店購入限定特典 書き下ろしペーパー「快適物語業務日記・結婚式のサクラ編」 グッズ

とある結婚式にて

本品は『エンドロールは100年後』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、便利屋のとあるお仕事のお話です。

今日の怜久は蔵乃介の便利屋の仕事として
結婚式の披露宴にて新郎の友人役を務めました。

通常引き受けない案件ですが
花嫁の父が友人のいない男は人として認められないないという
凝り固まった考えの人で新郎の事情を鑑みて
引き受けた依頼でした。

最初は小説のアイデアにな…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

貴方との出会いが変えた未来

今回は便利屋兼カフェ店主とドラマ脚本家のお話です。

スランプをきっかけに転居した受様が
便利屋の攻様の恋人になるまでと後日談続編を収録。

3才で父を亡くした受様は働く母の不在の寂しさを
テレビドラマの再放送で癒した事から
ドラマの脚本に興味を持つようになります。

受様はコミュ障気味で人付き合いも得意ではなく
頭も運動神経もいいとは言えず
特技がないからこそ大学くらい行き…

5

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

わちゃわちゃ楽しい

大学生の同級生同士の恋。ですが、
恋愛感情を持って関わり合うよりも
"友達として""同じサークルの仲間として"
という部分が多いので
ライトなお話という印象でした。
でも周りを巻き込んで(巻き込まれて?)
進んでいく展開はとてもテンポが良いので
明るく楽しい気持ちになれて良かったです。

ただ…
『ノー』と言えない性格で自分の意思よりも相…

0

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

良かった

スキャンダルで芸能界を干されたリオンが洋裁店店主の大我に拾われるところから始まります。

リオンが過去に共演者の木島に抱かれていたことがあり、大我はバツイチなので苦手な方はご注意下さい。

誰かに愛されたい一心でリオンが取った言動がすべて裏目に出てしまったことが不憫でしたが、大我と一緒に過ごしていくうちに心の傷が癒え、優しい人達との触れ合いを通してリオンが元気になっていって良かったです。

0

『エンドロールは100年後』フェア店購入限定特典 書き下ろしペーパー「快適物語業務日記・結婚式のサクラ編」 グッズ

結婚式は何年後?

結婚式のサクラ篇、というタイトルの通り、蔵乃介さんの便利屋の仕事で、依頼人の新郎の親友を演じることになった蔵乃介さんと怜久さん。

無事結婚式も便利屋の仕事も乗り越えた2人、結婚式後の会話で蔵乃介さんがサラッと自分達の場合は2人だけで挙げればいい、と言ってのけちゃうのが、良いですね。爽やかに将来のことや結婚のことを匂わせるなんて、怜久さんがドギマギするのも頷けます。

そして結婚式でのスー…

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すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

愛でる気持ち

長く片想いをしていた者同士の再会ラブですが
再会の喜びがあふれるだけではなく
静かに進むストーリーのなかに胸が痛む場面がかなりあって、
抉られるところもたくさん。
でもそんなところにもぐいぐい引き込まれるような展開でした。

一緒に過ごした時間より離ればなれになってからのほうが長かったふたりですが
再会してからの気持ちの昂りを見ていると
彼らが抱えてきた恋心は
何年経っても色褪せ…

1

エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

爽やかな言動に溢れる胸キュン

月村奎先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
胸キュン 3
爽やか 3
エロ 1
嫉妬 1
な感じだと思います。

蔵乃介さん×怜久さんのカプです。

スランプ中の脚本家の怜久さんは、相続した田舎の家に逃げてしまう。引っ越し早々、田舎の人達の距離感や苦手な生き物達に四苦八苦していた。更には庭で見つけてしまった動物の亡骸にどう…

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