桑原祐子さんのレビュー一覧

青い空があればそれでいい コミック

桑原祐子 

それぞれの速度で

カップリング成立への第一歩を踏み出した理由に
読者としては大いにずっこけますが、読み込んで
行く内にそこから変化してゆく登場人物達の心理状態を
美味しく味わえる様になりました。

思い込みは危険ですね。
ええ、どういう局面に於いても、誰に対しても。

※性描写に関してだけ少しネタバレ。
主役カップルの性描写は九割九分ありません。
またもう一組のカップルについても同様です。
性…

2

おそらでガーデン* コミック

桑原祐子 

BL家族

家族を作るには愛情が必要だとかそうでないとか。
神様が家族を作る事で得たかったのは…愛情と
言うよりは本作を読む限りノリツッコミであった様な
気が致します。
性描写一切無しでBLによる擬似家族を描き出す、
と言うのは易しい様で難しい事かと。

併録シリーズにもBL要素はうっすらとあるのですが
…番外編で漸くほんのり色付いたと言う感じですね。

1

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

“出会って愛し合えたことが永遠になる公式はないものか”

『片思い』のスピンオフで、吉本と三笠の親友・門脇の話。
大学生の門脇は、さして親しくもない講師の松下から好意を打ち明けられ戸惑う。
親友たちの恋を見てきているだけに男同士だからという偏見はないのだが、恋愛経験が乏しく、そもそも人を好きになるという事がどういう事なのかあまり実感がない。
付き合うことに関してはきっぱりと断ったものの、卒論を控えてなにかと松下と接するうち、一緒に居ても互いに気を使…

1

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

恋にも法則があればいいのに

前作『片思い』でメインカプの友人、そしてメインカプがくっつくのに重要だった人物・門脇がメインの話。
ゼミの飲み会で酔いつぶれてしまった門脇は誰かが自分の髪を撫でている気配に目を覚ます。
そこにいたのは数学講師の松下だった。
後に門脇は松下が自分に好意をもっているのだと気づきます。

17歳の年の差。
門脇はちゃんとした恋をしたことがなく、最初は松下の想いをきっぱり断っていました。
松…

2

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

意地っ張り

受けがすごく意地っ張りなツンデレ君でしたw
吉本はある日突然、友人の三笠の結婚宣言を聞かされます。
それに吉本は激怒。なぜなら三笠は自分はゲイだとカミングアウトし、今まで吉本達友人を散々困らせてきた男だったのです。
三笠が惚れっぽい性格らしくwこれまで散々恋に失敗してきたそうですw
でも実は吉本もゲイで。なので三笠がこんなオープンで、当時自分が好きだった相手にもあっさり好きということが許せ…

3

自動昇降恋愛 コミック

桑原祐子 

自動昇降恋愛

やばい!!はぁぁあやばすぎる!!
桑原さん(*´Д`*)好きやあ(*´Д`*)
エレベーターが舞台の恋愛話。
天然無自覚な魔性受け。
こういう子好みなんだ…。
最近やばいよ~桑原さんツボすぎる~
可愛い話好きな人にはぜひ、ぜひ、オススメしたい!!

2

自動昇降恋愛 コミック

桑原祐子 

そんなところで誘っても・・・

同じビルの中に勤める、ファンシーグッズ制作会社社長の息子・祐介とゲーム会社のデザイナー・湊のお話。
フワフワと掴みどころが無い感じで、仕事にも前向きでなかった祐介が、エレベーターの中で眠っていた湊に一目惚れし、彼の仕事に向ける情熱や健気な姿に触発されて変わっていく様子が描かれています。
湊はよくあるタイプのトラウマを抱えた控えめなゲイで、祐介が積極的に出ても別れが来ることばかりを考えているので…

1

地球発、愛を叫べ コミック

桑原祐子 

卵からは結局どんなお子さんが?

なんといっても、攻めも受けもヘタレていると思います。
ナオは宇宙人の落ちこぼれだし、コウは外見の割りに人が良すぎるほどだし。
だから、ストーリーがぶっ飛んじゃってても安心して読めるのかなぁ。

外見が攻めっぽいコウ君が、成り行きエッチ1回で卵を産んじゃうわけですが、そこここにイラストはあるものの、実際にどんなお子様が生まれたのかは描かれていないので、とても気になります。

そもそも、ナ…

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