鶴亀まよさんのレビュー一覧

パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

泣けるBL

「誰の許可得てこんなやつれてんの」
疲れて眠るヒロクニを見下ろして、カイが呟く。諦めてばかりの人生のなかで、何もかもが手からこぼれ落ちるような人生のなかで、たった一つの光だった

ヒロの現状は、現代社会ならばよくあるもので。死ぬほどではないにしても、薄暗い毎日を、いろんな理由をつけて決断を先延ばしにしながら、なんとか進んでいく。頭も身体もギリギリでも、麻痺してしまった心はそれを感知できないで…

2

パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

バランス良くて読みやすい!

ストーリーの展開も引き込まれやすく読みやすいなと感じたのが一番の印象です。BL初心者の方にもオススメです(人´∀`)
2人のバランスも好きです!見た目も設定も。可愛い系の社畜リーマンと、家事力抜群のイケメンフリーター。しかも、幼馴染み。個人的にイケメンフリーターのちょっと素っ気ない態度や、攻めるときは強引にいくのはかなりツボでした。
読んでプライベートも仕事もハッピーになって良かったと、心温ま…

2

パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

なぜこのタイトル?

タイトルと帯のあおり文のフォントからは想像できない重さを持ったお話でした。でも深刻だけど陰鬱さはなくて良かったです。

ゆっくり丁寧に浩国の気持ちを描いてくれたので、全部にすごく納得。特に美味しそうなごはん写真を何度も送り付ける甲斐が良かったです。こんなの、自然に帰りたいって思うよね。不器用な甲斐の必死さなのか、意図的な作戦なのかは分かんなかったけど。
簡単に会社から「逃げろ」っていう攻めじ…

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あかりと彼はなやましい コミック

鶴亀まよ 

年の差がいい味出してます!

この作品は、「三上と里はまだやましくない」のスピンオフ作品です。あかりが高校生でゲイ、表紙左の瑞貴さんがリーマンでノンケです。

あかりがゲイバーに行き、そこで瑞貴さんと出会います。(瑞貴さんはマスターの手伝いに来てただけ)それで、お酒に酔ったあかりを瑞貴さんが介抱して、、という感じで関係がスタートしていきます。

「三上と里〜」では知れなかった、あかりのゲイゆえの悩みだったり気持ちを、大…

8

三上と里はまだやましくない コミック

鶴亀まよ 

ピュアでアホでかわいいDKもの!

男子高校生の三上と里は寮のルームメイトです。

この三上がアホでピュアで憎めないやつなんですよ。対して、里は器用になんでもこなせるクール系ですね。どちらもゲイではなくノンケです。

事の発端は、三上がキスしたことない!どうしよう!!童貞どころかキスすらないって...。って感じであわあわしてるとこから始まります。もう、かわいくないですか??笑
そこに里が解決策を提案してくれるんですけど、こ…

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パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

衣食住の大切さ

しんどいしんどい生活から、食べて寝て活力が戻って、それと共に信頼と好きが増して満たされるってお話好き!!
初えっちの潔さ?もかわいい~
本当に上司がブラックなのはメンタルごりごりに削られたけど、物静かだけど、ここぞでパワーと可愛さ発揮する年下攻め好きです!!

1

パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

帯まで最高でした!!

『生きるために必要なもの=睡眠、美味しいごはん、キミ。』という帯と表紙に惹かれて購入させていただきました!

浩国のことを一途に思う甲斐がもう本当にスパダリすぎて最高です!!

甲斐が寝てる浩国に 誰の許可得てこんなにやつれてんの、ヒロ っていうシーンがめちゃくちゃに好きです!!!!社畜でご飯もまともに食べてなかった浩国にご飯を作ってあげてご飯をしっかり食べるように変化している浩国が可愛く…

2

パーフェクトプロポーズ コミック

鶴亀まよ 

あああああっ!コレだよおぉ!!こういうのが読みたかった!!

子どもの頃、世界は開けていた。でもその実、手の届く範囲は狭く、知る物事もまた僅かだ。
大人になると、人は範囲が広がって、知識も増える。どこまでも行けるし、どんなものも見えるのに、子どもの頃よりもずっと世界は狭くなって、身動きが取れなくなっている気がする。

そんな生きづらさを改めて再認識させてくれる作品だと思った。
大人特有の責任感や諦めが蝕んだ男が、昔馴染みによって心が解けていく様がすこ…

3

あかりと彼はなやましい コミック

鶴亀まよ 

欲しいものを欲しいと言えない子

寂しくても「寂しくない」と、大丈夫じゃなくても「大丈夫」と言ってしまう子。
桜井あかりというのは、甘えたいのに甘え方を知らない、自分よりも人のことばかりを考えてしまういじらしい子なんだと思います。
こんな子、幸せになるしかないじゃないか。

前作が、人が人に恋をするときめきと純粋さを描いた優しいものだとするのなら、今作は、幸せを求めてやまないのに、自分で自分の足に枷をかけてしまっている子が…

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三上と里はまだやましくない コミック

鶴亀まよ 

愛おしさが加速する

はーー…男子高校生、なんて可愛いんだ。
なんて愛おしい4人なんだ。
雰囲気が良く、とっても可愛かったです。

メインとなるのは三上と里の同室組ではありますが、それぞれキャラクターが異なる4人による、ごくごく普通の日常の何気ないやり取りにぽかぽかと癒されてしまう。
しかもなんだかじんわりと優しいお話じゃないですか。
最高にほのぼのとしていて、可愛らしくて、それでいて、マイノリティというも…

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