あかりと彼はなやましい

akari to kare wa nayamashii

あかりと彼はなやましい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神122
  • 萌×266
  • 萌34
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
20
得点
977
評価数
228
平均
4.3 / 5
神率
53.5%
著者
鶴亀まよ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
シリーズ
三上と里はまだやましくない
発売日
価格
¥687(税抜)  
ISBN
9784799741825

あらすじ

「ノンケのあんたが俺を好きになれんの?」

友だち(ノンケ)の男2人がくっついた。
ゲイを公言する男子校生・あかりは、それが何だか面白くない。
うらやましい? それとも嫉妬? ……なんじゃそりゃ。
俺にだって、きっといつか「好きな人」ができるはず…!
意気込んで向かったゲイバーで出会ったのは、
正論を振りかざすムカつく大人で――!?

pixivコミックでフォロワー20万人突破の「三上と里はまだやましくない」スピンオフ!
コミックスでしか読めない描きおろしは初めての×××!

表題作あかりと彼はなやましい

若宮瑞貴,26歳,会社員
桜井あかり,16歳,高校2年生

同時収録作品番外編「おあずけ」「かなわない」

(仮)三上勇斗,16歳,高校2年生
(仮)里涼一,16歳,高校2年生

その他の収録作品

  • あかりと彼
  • 友人
  • 忘れもの
  • 夏の日
  • あかりと三上
  • 連行
  • 落としもの
  • あかりと瑞貴
  • あかりと瑞貴は悩ましい(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろし
  • カバー下漫画

レビュー投稿数20

発売おめでとうございます!

前作からずっとずっとpixivコミックでの連載を追っていました。待ちに待った単行本化、そして発売本当におめでとうございます( ; _ ; )!
サブCP厨の傾向がある私としては、こちらも話題になり本当に嬉しいです。

あかりの様な拗らせ根暗キャラ(褒めてる)は個人的にめちゃくちゃ共感してしまうので元々推しがちです...。
まだたった16歳でも色んな辛い気持ちを経験してきた中での妙に達観した部分が心に突き刺さります。

そんな彼が若宮さんのような優しくてちゃんとものを言ってくれるキラキラ眩しい素敵な恋人に出会えて本当によかったな、と思います。

結ばれるまでの過程が本当にしんどくて紆余曲折を経ながらも、その分しっかりハピエンです。皆さんどうぞ安心して読んでください(誰)!!!
もっとでろっでろにあかりのことを甘やかしてやってほしいです。これからも2人に幸あれ!

描き下ろしは まよ先生がTwitterで呟かれていた通り、20ページ超と満足以上のボリュームです。こんなに愛おしくてかわいい初夜がかつてあったでしょうか...!最高に悶えまくりました。ありがとうございます...。
また、特典コンプしたのですがどれも期待以上でとても素敵でした。カバー裏も最高でした...。
久しぶりにこんなに胸がぎゅっとなる商業BLに出会えて幸せです。本当に大好きな作品なので今後の展開にも注目しています。

12

尊すぎて倒れる✨

三上と里のスピンオフである今作品、大好きです。
キャラクターがとても魅力的。

まず受けのあかり君、普通の男子高校生なのに、ちょっと見たことのない人間味の溢れる受けで、こじらせひねくれ面倒くさい系だったハズの彼の術中にハマった攻めの瑞貴さんの気持ちがすごくわかる。
実は健気で捨身で正直なあかりを応援したくなります。がんばれあかり!

そして攻めの瑞貴さん。攻め様総選挙で確実に神7になるであろう攻!この男に可哀想可愛いと拾ってもらえるならどんな手を使っても良い。。
とはいえ、あかりが使ったテは忘れ物をして帰る。という可愛らしい駆け引きでした‥萌
こんな良い男のノンケが、ちょっと可哀想な高校生男子を恋人にするのか‥ムリでは‥?とハラハラしながら見守りました。
細やかで説得力のある描写を積み重ねグイグイ引き込んでくれます。

瑞貴さんが四角四面じゃないところが良いのです。冒頭でモラルの高さを印象付けるエピソードがあるのに、最後彼はあかりのためにモラルを破ってくれます(涙)

互いの愛情の深さを感じられるエピソードが沢山入っていて、本当に読ませます。鶴亀先生はストーリーテラーだなと思いました。

どんなジャンルの方も一度読んでみて欲しい。
後悔させません!!!

12

控えめにいって好き

『三上と里はまだやましくない』をpixiv連載で読んでた頃は、面白いけど購入するかはどうかなぁ…って、感じだったけど、『あかりと彼はなやましい』はとてもとても好みで、私のなかで大ヒットで発売日に購入したかったのですが、ちょっと悩みました。なぜなら、『あかりと~』はスピンオフ作品だから…スピンオフを買うなら、前作も買わないとな気がするなぁ…しかし!やはり!あかりの可愛さとイケメンな瑞貴さんににもう一度会いたくて、こちらの作品だけ買いました。
やっぱり、買って良かったー。スピンオフだけ買うのは初めて!
書き下ろしのイチャイチャしてる二人が読めて幸せです。

12

欲しいものを欲しいと言えない子

寂しくても「寂しくない」と、大丈夫じゃなくても「大丈夫」と言ってしまう子。
桜井あかりというのは、甘えたいのに甘え方を知らない、自分よりも人のことばかりを考えてしまういじらしい子なんだと思います。
こんな子、幸せになるしかないじゃないか。

前作が、人が人に恋をするときめきと純粋さを描いた優しいものだとするのなら、今作は、幸せを求めてやまないのに、自分で自分の足に枷をかけてしまっている子が立って歩けるようになるまでのお話だったような気がします。
ドが付くほど好みのお話でした。

居場所がないのに、居場所の求め方も分からない。
学校の友人達のことは好きだけれど、どうにも居心地が悪い部分もあって。
でも、みんな善良で気持ちの良い大らかな人間ばかりで、もやもやとしている自分ばかりがみじめで滑稽に思えてくる。
こういうことって結構あるんじゃないかななんて思う。心理描写が上手いなあ。
物事を複雑に考えすぎる自分はばかなのだと頭では分かりながらも、なかなかストッパーを外せないあかりの内面が、非常に人間くさく危うくて、そして愛らしくて仕方がないんです。

帽子を、本を、ペンを。
シンデレラがガラスの靴を置いていくように、若宮の家に"会える理由"をいつもひとつ置いていくあかり。
言葉に出来ない分、わざと忘れものをすることを若宮に認めてもらうことによって「甘えてもいいの?」と伺いを立てているかのようで、これがどえらい可愛かった…
もう、早くあかりを頭から爪先まで丸ごと包み込んでベタベタに甘やかしてほしい。
と、終始そんな気持ちになりながら読み、あかりの前に合鍵を持って現れた王子様・若宮のキャラクターにガッツポーズ。
誠実で大人。でも、あかりのためなら大人のルールから一歩踏み出すことだって出来る人。
傷付いて、不器用で一生懸命なあかりごと可愛いと言う包容力のある彼との出逢いは運命だったのかな。
里や三上の前では決して見られない、泣いたり笑ったりする、あかりの年相応な表情の数々を引き出してくれてありがとう若宮。
今までたくさん傷付いた分、あかりにはそれ以上に愛して愛されて笑っていてほしいな。

描き下ろしでの若宮の葛藤がとても良かったので、もう少し若宮視点で彼の内面が知りたかったなと思っていたら、なんと続編が出るそうで…!
ノンケとゲイということもあり、このままベタベタに甘い日々をおくってほしい気持ちと、2人が年齢差にもだもだとしながらそれぞれ葛藤する展開も読んでみたい気持ちがせめぎ合います。
続編では一体どんな2人が見られるのか?今から楽しみです。

それから、若宮がオフの日以外はサイドの髪の毛を耳にかけるように流しているのが妙に好きでした。

10

年の差がいい味出してます!

この作品は、「三上と里はまだやましくない」のスピンオフ作品です。あかりが高校生でゲイ、表紙左の瑞貴さんがリーマンでノンケです。

あかりがゲイバーに行き、そこで瑞貴さんと出会います。(瑞貴さんはマスターの手伝いに来てただけ)それで、お酒に酔ったあかりを瑞貴さんが介抱して、、という感じで関係がスタートしていきます。

「三上と里〜」では知れなかった、あかりのゲイゆえの悩みだったり気持ちを、大人な瑞貴さんが優しくひたすら優しく受け止めるさまがとても良いです!!

二人とも本当に幸せになれ!!!という思いで読ませていただいています。

8

あかりを真綿で包んであげて~

私の中で前作をはるかに上回りました!!
悲観的・・・ネガティブなあかりをまるっと包み込んでくれる瑞貴に本当にありがとうって言いたい!!

前作で想像してたよりあかりがかわいそうだった…
中学でゲイがバレた話はしていたけど、まさか家でも辛い思いをしていたなんて。
いつも悲しいそぶりを見せるのに直ぐに「冗談」だと言って一瞬見せた寂しそうな自分を咄嗟に隠そうとするあかりの姿は見ていて切なくなりました。

ここまで素直に甘えることが出来なくなってるあかりを心底安心させてあげられるのか微かな不安を感じつつ読んでいたけど、
ラストの”あかりは自分といても安心はできていないかも”と感じる瑞貴が”それでも手放す気はない”的な思いをしているのが、もぉ・・・たまらなかった!!

7

あかりにはやっぱり年上彼氏

前作で自己卑下の塊だったあかりの救済ものでした。

三上と里のようにはなれない、でも羨ましいといった捻くれた感情から出会いを求めてバーに行ってます。16歳でどうなんだと思ってたら中学生の時にも行って、ホテルに入るところをSNSでバラされて酷い目にあったのに懲りてないです。それでもずっと変わらずに友達でいた里は良い奴でした。

バーで手伝いに入っていたノンケの若宮に未成年だとバレてジュースを出されたのに、反抗してお酒を飲むあたりおこちゃまです。

若宮が野良猫に懐かれたごとく面倒をみてますが、カッコいいし優しいしあかりが好きになるのは当たり前だと思いました。

あかりの今までの辛さだとかノンケに対する不安だとかを理解した上で付き合う事を決めています。
未成年だからと手を出さなかった若宮ですが、あかりの不安を見抜いて初エッチしてました。

優しい彼氏に出会えて安心しました。

7

心から幸せになって欲しいコ

もう大好き!瑞貴はちゃんとした思考の大人だし、あかりは本当に幸せになって欲しいーと思いながら見てしまう高校生。キャラもラブも最高な一冊でした。
あかりは言っちゃうと分かりやすい可哀想なコなんですね。ゲイバレしてハブられた過去があって、家でも邪魔者扱い。BLだと教師の家に押し掛けるタイプです。
このお話では偶然知り合った10歳年上リーマンの家に行っちゃうんですが、拙い理由の作り方が健気で涙を誘います。態度は図々しいのに、些細なものでも繋がりがないと踏み出せないギャップに萌えます。笑顔の壁が分厚くて、めんどくさすぎるキャラだけど、内側は脆くて弱そう。そんなところに瑞貴が絆されていくのが分かりすぎるほど伝わってきて、なぜか泣きそうになってしまいました。
瑞貴は思春期の不安定さをちゃんと分かってるところがすごく好きでした。まともな倫理観を持った大人。そのうえで一泊旅行を決行しちゃう大胆さに萌えます。何事にも動じなさそうで、そこまでするキャラに見えなかっただけに、意外性がたまりませんでした。
初Hは描き下ろしにて。雰囲気ぶち壊しなジタバタDKが可愛かった!この二人の奇跡の出会いに感謝したい!と、本を抱きしめながら言いたくなる作品でした。続きも楽しみ!

4

なんつー切なくなる仕様……

2巻発売のタイミングでセールになっていて、試し読みをしたところのめり込んで購入しました。

あかりは普段愛想が無く何でもない風に過ごしているのに、実は心に蓋をして、切ない気持ちをやり過ごし誰も見ていないところで泣く子。(泣)

そしてお邪魔することになる社会人の若宮さんとの体格差や会話も歳の差がハッキリ描かれているのですが誇張し過ぎず、とても自然で読みやすい。何気ない仕草や雰囲気まで(スーツと制服良い〜)全然違う二人が目に嬉しいです。
表情と言うことがコロコロ変わる高校生のあかりは内面を正直に出せず、それを若宮さんがやれやれと相手したり、内心をしっかり汲み取ってくれる。二人のバランスがとても良くて大好きになりました。

そしてベタな無理矢理にエロ投入が無く、二人の恋愛ドラマとしてしんみり読めたのも良かったです。(書き下ろしではあるけど)
満足度高い一冊でした!

そして今作はスピンオフらしく、元cpの番外編が本編途中に差し込まれてます。
あかりの片想いの相手と彼氏のラブ話なんて間に挟まれたら切な過ぎるんですが?

2

本編よりすき,,,,

あかりがどんどん可愛くなっていきます
どうしよう、こんなにも幸せになってほしいと思う主人公は初めてだよ,,,,

2

この作品が収納されている本棚

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