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九號
東雲月虹
ネタバレ
うっわ…!! この、原作を元にして始まるのがすごく説得力あるというか、 かなりリアリティのある二次創作だと思いました。(いきなり作文?) マダオのぐだぐだな 「あのバカ皇子ぶっ飛ばしてなけりゃハツだって今頃……!」という 毎度毎度の愚痴り、からの 銀さんの的を射た言葉、 「足踏みしてるうちは始まんねぇわな。何事もさ」 かなり効くわ…! この人情味溢れるちょっといい話も銀魂の魅力で…
“憧れ”が“好き”に変わる、 懐いてくれた弟みたいな存在が“好き”に変わる。 とても自然な思春期の恋です。 そこに触れ合いたい欲望が絡むのもしごく当然ですが、 斉藤が鈴木を不安にさせるような 「こんなの普通じゃないよな」と、否定的な事言ってしまいます。 斉藤は勉強も出来て女子にモテて 無意識でそう言ったのでしょうが、 鈴木とこちらにしてみれば苦しくて…(泣) 拙くも自分から押し倒…
何も選べないで流されるままのマダオを心で責めてみる銀さん。 もしマダオが死んだとして、 本当に泣いて欲しいのは自分じゃなくて きっと綺麗な涙を落とす奥さんなんだろう、と。 「あんたに言えない言葉がたくさんあるよ」 ……うぐぐと絨毯に突っ伏したくなります! 呆けたまま夜の街でチンピラに絡まれ、 殴られるのをよけていたのですが 最後に左頬をわざとガッツリ殴られ口の中を切ります。 …
『罪悪ゲーム』をふまえてからのお話です。 抱き合う仲になっても、銀さんは飄々としていて、 天井の木目を「奥さんの目だったりして」 マダオの罪悪感を煽るようなタチの悪い冗談をかましたり。 でも、マダオのくるぶしに足の親指を擦り付けて 「…長谷川さん、下ァ…」と強請る様子は めっさ脳天突き抜けました!! 朝ご朝の当番なのに朝帰りをした為ぱっつぁんに叱られ でも神楽には「銀ちゃんも…
オヤジだと言うのに、私は原作で全く萌えなかったまるでダメなおっさん、マダオ。 だって幕府の高級官僚だったのに不祥事起こしてクビになるし、 奥さんには逃げられるし、まさに飲む打つ買うで リアルでなら絶対嫌だこんなおっさんと思っていました。 サングラスを掛け続けるポリシーも私にはわからなかったし。 (マダオファンの方々、すみません…) ところが、偶然手に入れたこのマダ銀。 マダオそ…
伊郷ルウ 九號
私はバーテンの受け、というのがわりとツボでして、 更に攻めが和服とくりゃあ♪ 挿絵も九號さんだし!とテンション高めで! 前半は、ノンケだったはずの若いバーテン・京弥が 常連客で常に着物の呉服屋・悠仁を好きになってしまい、 いつも淫らな妄想で一人でシてしまうのが非常に良かったです! ある日店で二人きりになるチャンスが訪れ、悠仁がいつもより酔っていて 今しかないと告白しつつキスを…
茶鬼
表題を含め収録されている3本はどれも少年期の、きっと誰しもが感じて思ったあの一瞬の時を切り抜いて表現しているんではないだろうか? とさえ思うほどに、「少年期」というこの時期を的確に表していた。 表題は12年の春配信で後編が描き下ろしというのだから、この前編だけ読んでいた読者はきっと胸をかきむしられる想いをしたに違いない(笑) 苛められているところを助けられたのが印象に残っていて、同じクラ…
marun
切なくてどこかノスタルジーを感じる作品、初めての出会いは中学生で思春期真っただ中。 からかわれていた受け様は攻め様に偶然助けられ、その時から攻め様と友達になりたいと 憧れにも似た気持ちを持って同じクラスになり、偶然隣の席になったことから 次第に話せるようになる、まるで受け様は憧れの人を前にした感じで初々しい。 攻め様は同じ年なのに何処か大人びていて、友達なんて気安く作る様な感じでも無か…
榊花月 九號
雀影
警察をやめて探偵になった香西は、ヤクザという存在をを憎んでいるのに、付き合っているのはヤクザの若頭。 この香西が、ヤクザを憎むようになった、そして警察を辞めた遠因である過去の事件に関わるお話。 香西が、非常に際どいバランスで生きている感じがなんとも。 それだけ義姉を、警察での先輩を殺された事件が、香西に残した傷が大きかったって事で、、 それにしても、主人公である受けが、ああいう感じでレ…
自分で対峙しなければならない。 そんな香西が、実に男前。 この本では、香西がヤクザを憎むようになった第一の事件、姉殺しと向き合う。 前作同様、結末は苦いけど、すべてが丸く、善なる世界で収まらなくても、それでも生きていく。 そんな肯定感があるから、読後感は悪くならない。 香西と初芝の関係性もいい。 香西はまだテレがあって、言葉ではちょっとひねたことを言ってみても、セックスには素直だし、初…