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一穂ミチ 金ひかる
東雲月虹
ネタバレ
久しぶりに読み返しました。 一読目は、私も名前を混同してしまって、 「あれ?どっちのセリフ?」みたいに何行か前をたどったりして なかなか物語自体を楽しめる余裕が無かったというか。 それでも、読後しばらくその世界に浸れるのがミチさんの魅力で。 余韻がすっかり冷めて、どんどん色んな作家さんの作品を読んだり ミチさんのも読んだりしていたのですが、 同人誌がないのをあえて読み返そうと、こ…
ひのもとうみ 金ひかる
茶鬼
ひのもとうみさん3作目は、大学生が主人公。 初雑誌掲載の作品だったものの単行本化だそうで、それに書下ろしでその後が一本入っています。 主人公達の情熱のベクトルがすれ違ってしまった為に起きたちょっと切ない展開、受けとなる人物の恋愛にのめり込む不器用な生き方の姿が少し痛さを感じさせる、 全体的に淡々とした、しかし舞台が大学であるだけに、自分ノイメージする芸大=季節イメージは秋~冬・熱くなくて少し…
高遠琉加 金ひかる
雀影
BLの王道設定、年下わんこ攻めの、ツンデレビッチ受け。 この主人公二人、まず、年下わんこの水梨が年下らしく、素直なところ、ずるいところ、甘えるところ、我慢するところのバランスがよかった。 対する受けの沖屋も、冒頭でこそクールなビッチで、もう本気の恋愛はしないって言っていますが、水梨とつきあい始めてからはちゃんと水梨とだけ付き合ってるし、過去は過去としてちゃんと自力で乗り越えるタフさがあります。…
砂原糖子 金ひかる
もこ
他の方のレビューを読みますと わりと受カワイイヨーな意見多のようですが、 個人的には、ド・ノンケだった攻が受に落とされていき、最終的に辛抱たまらん!!と、バウワウw興奮している様にいかんせん萌えました。 まったくそんな気なかったのに、徐々に心が変化していく様子が描かれているゆえに~な感慨(●ノ∀`)゚o。アヒャャ 攻のハァハァに乗せられて、思わず自分もハァハァしてしまう罠。 という…
成宮ゆり 金ひかる
marun
幼なじみ同士の再会ラブロマンスでした。 それもタイトル通りのとっても素直じゃない二人の いつまで気持ちを偽るつもりなんだっ!ってお話。 受け様は花屋の息子で配達の途中で事故に遭ってしまう。 その加害者側が幼なじみの攻め様。 攻め様は昔から受け様が好きだったのですが学生時代 告白して、でも受け入れてもくれないし、 だからと言って距離を取ることも無く、軽口を言い合う 友人のままでいた二…
ちみこ
成宮先生も金先生も大っ好きなので、発売を楽しみにしていました! 繊細な金先生のイラストにお花のテーマなんて、一枚絵ばりな価値があるだろと嬉々として読みました。 で、読んでいて思ったのですが…全く合ってないとかじゃなくて、でももしかして桜城やや先生がイラスト描いた方が主人公っぽいんじゃないかなーなんて…。 勝手なイメージなんですが、金先生は外も中も100パーセント繊細な人間が似合うと思うんですよ。…
ひちわゆか 金ひかる
satoki
信頼していた同僚、永瀬に裏切られ、ヤケになっていた京一の前に現われたのは、印象的な声をした謎の男、梶本だった。 京一と同じく永瀬に恨みを持つという梶本は、京一の復讐を手伝ってやるというのだが…… 書き下ろしSS目当てにノベルズ版から買い換え。 ダサイ眼鏡は磨けば実はカワイコちゃんだった。そんなお約束の上にありながらも、普通のマイフェアレディものに落ち着かない無茶っぷりが好き。 仕事で自…
榊花月 金ひかる
クレタコ
帯『なんでこんな人を好きになったのか、自分が情けない。』 なんかラストシーン近くが良かったんで、うっかり思わず萌評価を付けそうになっちゃったんですが、ちょっと待て自分!と思いとどまりました。 この作品、全体的に見るとバランスが悪いです。 BL作品に出てくる小説家の9割は変人といっても過言ではないと思うんですが、この神奈〔攻〕も最初は変人です。 突然、応援してくれ!と言って男の編集者・春…
水原とほる 金ひかる
高校生の時にクラスメイトだった攻め様二人に無理やり 犯された受け様、それから十年以上歪の三角関係を・・・ 攻め様二人から気楽な捌け口と思われていると信じて 従順に二人と関係を続けてきた受け様。 でも、受け様はこの生活がずっと続くことを密かに願っている。 二人にも隠している義父からの性的虐待で受け様の心は 常に従順と諦めが当たり前で、でも自分は汚いと持っている 受け様は、どんな形であっ…
木原音瀬 金ひかる
3部作の完結編。谷脇〔攻〕の過去の恋人の存在が大きいので「FLOWER」はあらかじめ読んでおいた方がいいでしょうね。 FLOWERでの谷脇の恋愛はどうしようもなく切ないけれどやはりどうしようもないもので。 そんな彼の元へと、かつての恋人の面影を若干思わせる患者・佑哉が現れます。 自閉症な佑哉との会話はなかなか成り立たず、谷脇をイラつかせるのですが、それでも谷脇は佑哉を手元へと置こうとする…