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高遠琉加 金ひかる
M
ネタバレ
真面目な数学教師・鮎川の親友は、官能小説家の不破。 鮎川は、酔って階段から落ちそうになったところを、不破に助けられ、その不破が利き腕を骨折したことから、不破の仕事を手伝うことになる。 それは、不破の小説――もちろん、官能小説の後述筆記であった。 やってみるまではなんともないと思っていた鮎川だったが、実際にやってみると、不破の唇が快楽の世界をつむぐたびに、不破を意識してしまい、叫びたく…
今城けい 金ひかる
marun
同期入社のリーマン同士のちょっぴり不器用なラブストーリーでした。 この作品はかなり後半まで攻め受けが解らない感じなんですよね。 見た目や雰囲気で判断出来ないカップルで、最終的にはリバ可能な二人かも。 完ぺきな理系で対人関係が上手いとは言い難い攻め様と文系で見た目も華やかイケメンで 全てにおいてそつがない対応が出来る受け様とのお話なんです。 自動車メーカーのトラブル処理の為に、営業と開…
いつき朔夜 金ひかる
サガン。
日本人×外人で外人が主人公です。 先祖代々の居城を手離さなくてはならなくなったパウル。 そんな城を買い取ったのは日本人の牟田で。 牟田はそこを古城ホテルとして利用しようとして。 出て行こうとしたパウルに「あなたも込みで買ったのですよ」と言って…。 こういう煽りだとやっぱりパウルが牟田に虐げられるというか、慰み者にされるというかそういう展開を想像しそうですよね? けれど、このお話…
椎崎夕 金ひかる
kirara
『三十二番目の初恋』のスピンオフですが、事実上続編といった方がいいのでは?と思いました。 これも結構好きです。椎崎さんはどうもキャラクターが好きになれないんですが、この作品は仁科(攻)も陽平(受)もまあそれなりによかったですから。ただ、私はやっぱり前作のCPの方が好きなので、本編(仁科×陽平)よりも梶山×想の後日談(?)の方が楽しめました。 相変わらず、脇(悪役)の信田が気持ち悪さ全開…
たぶん、椎崎さんでは一番(というよりほぼ唯一。もうひとつはスピンオフの『仕切り直しの初恋』ですから)好きな作品です。これはキャラクターがよかったんですよ(単に私の好みとの符合で)。 なんというか、脇キャラクターやエピソードがいちいち陰湿なんですよね。そこは椎崎さんらしいと思うんですが、この作品は珍しく主要キャラクターが私の好みに合っていたんですよ。 確かに想(受)はダメ(アホ)なんですが、…
池戸裕子 金ひかる
宗馬(攻)が、BLのキャラクターとしては、(私の)非常に嫌いなタイプでした。恋愛至上主義である必要はまったくないけど、でも恋愛より絶対優先するものがあるなら、最初から関わらなきゃいいと思ってしまうんですよ。七生(受)はわりとよかったんですけどね。もともと健気は好みですから。でも、相手がダメだとどんなに健気でも共感し切れません。そう思うと、やっぱり宗馬が無理だった、これに尽きるんですね。 最後…
若月京子 金ひかる
うーん、さらっと読めるんです。それは間違いないんですが・・・正直、中身はすごく『薄い』ですね。キャラクターもまるっきりテンプレだし。ひかり(受)に生身の男の子(というより人間)っぽさを感じないんですよ。ひたすら無垢で天然な可愛い子。 ただ、若月さんの作品ではいちばんよかったかもしれません。 若月さんの文章って、なんとなく気になるんですよね。特に地の文が 、なんというのか作文みたいなんです…
砂原糖子 金ひかる
ちみこ
砂原先生の作品、自分には合わないなぁとちょっと嫌煙していた節(すみませっ…!)があったのですが、この作品は面白くてスイスイ読めました。 「懐かない猫が絆されていく」という、BLには王道?的なお話が好きな人は、凄く楽しく読める作品だと思います。 前作未読でしたが、楽しく読めたので全然平気でした。 受けの新二くんが、ピアスを開けるシーンがとても印象的です。 セックスのときにも攻めがピアスを弄んで…
榊花月 金ひかる
むつこ
寮ものです。 『でも、しょうがない』のスピンオフですね。かなり登場人物がかぶってるから、先にそっちを読んでおいたほうが面白く読めると思います。読んでなくてもストーリーを把握するのに問題はないですが。 主人公は、義理の兄を追いかけて山奥の全寮制の学校に入ってきた弟くん。かなりのワガママ坊やで、あっちこっちに噛みついて騒ぎを起こします。 義理の兄に対しては、愛と憎しみの相反する気持ちを持っている。 …
神奈木智 金ひかる
神崎菜央は、二歳で両親と死別し、その後は施設で生活をしてきた。 そんな菜央は、住むところを確保するために、自分の顔だけを武器にして、好きでもない相手の家を転々としていた。 ところが、その相手との別れ話がこじれ、菜央は殺されかけてしまう。 そんなピンチを助けてくれたのは、エリート然とした男で、数ヶ月後、今度は本当に刺された菜央を再び助けてくれたのは、同じ男だった。 意識が遠のく間際…