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六青みつみ 金ひかる
薄雲
ネタバレ
光の螺旋シリーズ2作目。 シリーズといっても別の国のお話なので、前作読んでなくても問題ありません。 六青さんを語る上で外せないのは、受が徹底的に酷い目に遭いまくるというのがデフォなので、おさえとかないと読んだ後で詐欺かっ!?ってなる。 アラブの王族とかに見初められて、いやよいやよも……な展開でなく、ガチで受が嫌がり助けも来なければ王子様も来ない、かりに来たとしてもヘタレな上に登場が遅すぎて大…
佐々木禎子 金ひかる
カボチャ
真相が序盤から気付いてしまうところ、やや無理がある展開がすごくもったいないのですが、登場人物が全員魅力的! 攻めの孝之は、かれこれ五年も歩に片思いをしていて最初から歩への愛を隠そうともせずオープン。いつも飄々とした態度でセクハラまがいのスキンシップをしている。 受けの歩は、年々悪化している孝之のスキンシップに辟易しているが本気で嫌がってはいない。 歩が誰かと肉体関係にあるという誤解か…
秀香穂里 金ひかる
snowblack
皆さん、ネタバレ帯に触れていらっしゃるんですが、 幸か不幸か、カバーのかかった借り本、 予備知識もなく帯も見ないで読みました。 最初の方は、かなり好みだったんですが…… 新宿は歌舞伎町、美形で優秀な不動産会社勤務の森里は 常に何事にも心動かされず、クールに淡々と生きている。 そんな彼がある日、30円で買ってくれという男・敷島を拾う。 そんなちょっとキャッチーな始まりなのだ…
木原音瀬 金ひかる
雲絶間姫
ずっと読みたいと思っていた3部作の完結編。ようやく手に入りました。 前作「FLOWER」で松本を失って、おそらく人生で初めて、後悔の涙を流したはずの谷脇だけど、改心という言葉は彼の辞書には存在しなかった。性懲りもなく、医師の特権を濫用して自分の患者に手をつける。それも15歳の高校生。どこか松本に似た面影の彼、佑哉には自閉症があり、独自のルールに沿って構築された強固な内面世界は他人を容易に受け付…
御堂なな子 金ひかる
siragiku
血の繋がらない娘と暮らす怜司は32歳。美人なパパさん。 彼に一目ぼれして、告白してきたのは、先日娘に紹介された料理学校の友人 直哉だった。直哉は銀行のエリートイケメン。しかも料理上手。 娘か恋する相手の可能性大。 怜司は 娘との三角関係を恐れながらも、直哉に惹かれていく。 不思議な三角関係(?)と、仕事の方では怜司を逆恨みする上司の帰還で、 トラブル続き。テンポよく次々と展開してい…
たけうちりうと 金ひかる
甘食
最近ちょっとはまっているたけうちさんの作品です。ボディガードシリーズでも「英国人ジョークまわりくどいよ(笑)」と思ったりもしましたが不思議とクセになる独特の作風の作家さんです。13年前の作品ですが、めぐりめぐって新鮮というかメチャ泣きしてしまいました。 とはいえBLの様式美としてはダメなのかもしれません。素敵英国人の攻め様よりも当て馬の日本人の方が魅力的に書かれているのですから。タイトルも「…
神奈木智 金ひかる
雀影
「真夜中にお会いしましょう」の続編。 今回は、ガチおぼっちゃまホストクラブの一番年上、元超エリートサラリーマンだった山吹と、ご近所のホストクラブのナンバーワンホスト立花涼のお話。 借金にも目処が付き、ホストクラブの経営もなんとなく落ち着いて、少しは先のことも考える余裕ができた山吹ですが、やはり、ちょっとピントがずれていて、そんな話し合いの最中にやってきた涼に、いつものようにちゃかされて、つい暴…
kirara
我慢に我慢を重ねて、なんとかシリーズ読了しましたが、今思えばなんでここまでして読んだのか、もっと早く見切ればよかったと後悔しきりです。 とにかく、瑛(攻)は将人(受)より大人なのに余裕がなさすぎるんですよ。それを魅力(可愛さ)にできる作品も確かにありますが、これについてはまったくそうは思えません。 カテゴリとしては私の大好きな『年の差(年上攻)』ではあるんですが、年の差があればいいって…
火崎勇 金ひかる
というのが、読後の正直な感想でした。 う~ん、あれこれ設定というかネタはてんこ盛りなんですけど、どれもがピンと来ないんです。 キャラクターも、いかにも意味ありげな『色づけ』だけ、という感じ。 『淡々として静かなイメージ』というよりも『浅くて上っ面だけ撫でてる感じ』と思えてしまったんですよ。 そもそもこれは恋愛なんだろうか?という『BL(ラブストーリー)』としては根本的な疑問を…
日夏塔子 金ひかる
これは、榊花月さん(日夏さんの別名義、というかメインの名義?あえて『榊さん』と言っています)の別名義も含めて、私が読んだ中ではいちばんマシだと思った作品です。 と言いますか、別名義含め榊さん(日夏さん・その他の名義も含め、以下榊さんで統一します)の作品はほぼ好みじゃないです。作風そのものがもう苦手。特にキャラクターが全く受け付けないことが多いんですよ。 こちらはその中ではホントにまだい…