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木原音瀬 金ひかる
雲絶間姫
ネタバレ
ずっと読みたいと思っていた3部作の完結編。ようやく手に入りました。 前作「FLOWER」で松本を失って、おそらく人生で初めて、後悔の涙を流したはずの谷脇だけど、改心という言葉は彼の辞書には存在しなかった。性懲りもなく、医師の特権を濫用して自分の患者に手をつける。それも15歳の高校生。どこか松本に似た面影の彼、佑哉には自閉症があり、独自のルールに沿って構築された強固な内面世界は他人を容易に受け付…
御堂なな子 金ひかる
siragiku
血の繋がらない娘と暮らす怜司は32歳。美人なパパさん。 彼に一目ぼれして、告白してきたのは、先日娘に紹介された料理学校の友人 直哉だった。直哉は銀行のエリートイケメン。しかも料理上手。 娘か恋する相手の可能性大。 怜司は 娘との三角関係を恐れながらも、直哉に惹かれていく。 不思議な三角関係(?)と、仕事の方では怜司を逆恨みする上司の帰還で、 トラブル続き。テンポよく次々と展開してい…
たけうちりうと 金ひかる
甘食
最近ちょっとはまっているたけうちさんの作品です。ボディガードシリーズでも「英国人ジョークまわりくどいよ(笑)」と思ったりもしましたが不思議とクセになる独特の作風の作家さんです。13年前の作品ですが、めぐりめぐって新鮮というかメチャ泣きしてしまいました。 とはいえBLの様式美としてはダメなのかもしれません。素敵英国人の攻め様よりも当て馬の日本人の方が魅力的に書かれているのですから。タイトルも「…
神奈木智 金ひかる
雀影
「真夜中にお会いしましょう」の続編。 今回は、ガチおぼっちゃまホストクラブの一番年上、元超エリートサラリーマンだった山吹と、ご近所のホストクラブのナンバーワンホスト立花涼のお話。 借金にも目処が付き、ホストクラブの経営もなんとなく落ち着いて、少しは先のことも考える余裕ができた山吹ですが、やはり、ちょっとピントがずれていて、そんな話し合いの最中にやってきた涼に、いつものようにちゃかされて、つい暴…
kirara
我慢に我慢を重ねて、なんとかシリーズ読了しましたが、今思えばなんでここまでして読んだのか、もっと早く見切ればよかったと後悔しきりです。 とにかく、瑛(攻)は将人(受)より大人なのに余裕がなさすぎるんですよ。それを魅力(可愛さ)にできる作品も確かにありますが、これについてはまったくそうは思えません。 カテゴリとしては私の大好きな『年の差(年上攻)』ではあるんですが、年の差があればいいって…
火崎勇 金ひかる
というのが、読後の正直な感想でした。 う~ん、あれこれ設定というかネタはてんこ盛りなんですけど、どれもがピンと来ないんです。 キャラクターも、いかにも意味ありげな『色づけ』だけ、という感じ。 『淡々として静かなイメージ』というよりも『浅くて上っ面だけ撫でてる感じ』と思えてしまったんですよ。 そもそもこれは恋愛なんだろうか?という『BL(ラブストーリー)』としては根本的な疑問を…
日夏塔子 金ひかる
これは、榊花月さん(日夏さんの別名義、というかメインの名義?あえて『榊さん』と言っています)の別名義も含めて、私が読んだ中ではいちばんマシだと思った作品です。 と言いますか、別名義含め榊さん(日夏さん・その他の名義も含め、以下榊さんで統一します)の作品はほぼ好みじゃないです。作風そのものがもう苦手。特にキャラクターが全く受け付けないことが多いんですよ。 こちらはその中ではホントにまだい…
榊花月 金ひかる
『でも、しょうがない』の続編というよりはスピンオフでしょうか。同じ学園・寮が舞台で、登場人物もかなり重複しています。読むなら前作からの方がいいでしょうね。 前作は、まあそれなりにいいところもあるんですが、こちらを読んでちょっとがっくり。キャラクターの名前が変わってるよ。 前作の攻・深池世晴(みいけよし)が三池世晴(みいけよしはる)になってるし。←あくまでも『私が持ってる版では』ですが。特…
正直、可もなく不可もなくですが、私が読んだ榊さんの作品では、まだいい方でした。(いろいろと読んだ結果が)かなり苦手な作家さんですので。 正直、別名義も含めて何読んでもいいと思ったことがほとんどない。作家さんとの相性がよくないということなんでしょう。これはその中ではホントにマシな方。榊さんでは高校生ものの方がまだいいですね。 しかしこれ、三人称(受視点)なのになぜか受一人称の雰囲気なん…
金ひかるさんのイラスト買いです。 金ひかる先生がイラスト描かれているのに、イラストと登場キャラがうまく結びつかなくて、珍しいこともあるなあと、、、 お話自体は、コミック誌から文芸部に移動してきたばかりの編集者が、担当作家とコミュニケーションの距離を測りつつ、書き下ろし新作を書き上がらせて、恋も実らせる。 なかなか進まない原稿と、なかなか自分でも認められない自分の中の恋心。 この二つ…