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今城けい 金ひかる
M+M
ネタバレ
表題作と短編の2作品収録されています。 「リアルリーマンライフ」 研究所で開発を担当する瀬戸(攻め)が、本社の営業である益原(受け)と一緒に仕事をすることになります。瀬戸は口うるさい益原に苦手を抱いていましたが、元恋人の充輝に迫られているのを知った益原は、なんと瀬戸の恋人宣言をして強引に同居に持ち込み…という話です。 仕事はしているのですが、恋愛重視の印象が強く残った作品でした。 …
こにしそる
今城さんは専門職や工場系のお話を多く書かれている印象があるのですが、こちらもガッツリ専門職のお話です。 専門的な部分もかなり調べられていて専門用語も飛び交うのですが、むずかしいという事もなく、むしろ読むのが面白かったです。 主人公の瀬戸は研究バカで朝から晩まで研究内容のことばかり考えていて、普通の生活能力やコミュニケーション力に欠けた典型的な天才型の主人公です。 同期で営業の益原は、瀬戸…
すみれ0401
本編書き下ろし作品「探偵は愛を知る」の続きとなっています。 以下、内容になります。 「探偵は愛を知る」・・・で、将来義理の息子(大伴の法律事務所勤務で、「スリーピング・クール・ビューティー」主人公でもある椿原)の恋人について調べて欲しい・・・と谷地から依頼された2人。半ば強引に引き受けさせられて調べた結果、実は恋人が同性で、しかも相手は高嶺の警察庁の二期下の後輩、灰音である事が分かり驚…
鳥谷しず 金ひかる
鳥谷先生のデビュー作である「スリーピング・クール・ビューティー」のスピンオフ作品とのこと。 私はまだそのデビュー作を読む事ができていないのですが(電子書籍は抵抗があるので紙書重版してくれないかなぁ・・・)、未読でも問題なく楽しめました。 でも、「スリーピング・・・」の主人公が今作の攻め様の法律事務所に勤務しているので、大事なキーマンになっているし、描き下ろしでは「スリーピング」カップルも絡んで…
かわい有美子 金ひかる
Krovopizza
オペラ座で雑役夫として働く盲目の少年・雪乃(受け)は10歳の頃、誰もいない舞台で歌う美声の男(攻め)と出会う。 以来、謎の男は雪乃に毎晩歌を教えてくれるようになり…… 男・英彬(攻め)と雪乃の視点が交互に入れ替わる構成。 男(英彬)は元天才オペラ歌手。 その才能を妬んだ何者かに、ウィーンの下宿所に火をつけられ、顔と体の半身に酷い火傷を負ってしまいます。 以来、人前では常に顔の半分…
渡海奈穂 金ひかる
1冊丸ごと表題作です。 受けの元妻、娘が登場しますので、苦手な方はご注意下さい。 稲田(攻め)、大内(受け)の両方の目線で進んでいきます。 二十代にしか見えない年齢不詳の大内が魅力的過ぎて、2年に一度は警察騒ぎのストーカー、子供の頃から誘拐騒ぎになる。そんな大内に一目惚れしたワンコ稲田の話です。 同人誌を加筆修正して文庫化されたとのことですが、ラストのエッチシーンはなんとか詰め…
ドラマCD「真夜中に降る光」のブックレットに収録されているショートストーリーです。 原作が金崎の目線なので、スピンフオフの元になった「夜明けには好きと言って」のドラマCDのように津久井からの話を期待したのですが、こちらでも金崎が主人公でした。 退院の日のことです。急遽行く先を変更して、津久井が改装を手がけたバーに向かいます。途中、擦れ違った二人、黒岩と白坂を思い出しながら呑む酒はうまく…
ドラマCD「夜明けには好きと言って」のブックレットに収録されているショートストーリーです。 黒石の目線です。 開店を二か月後に控えた二月の寒い朝、黒石は「真夜中に降る光」にも登場する空間デザイナーの津久井から、店舗の照明について説明を受けている場面からスタートします。 再会してからまだ白坂の本名を呼んだこともない。独りよがりである可能性は判っているけれど、このまま別れるつもりはな…
ジョシュ・ラニヨン 金ひかる
ココナッツ
『アドリアン・イングリッシュ』でおなじみのジョシュ・ラニヨンさんの雑誌掲載短編の電子版。 2000年の1月、宝石泥棒のノエルは自分を2年ほど追っていたFBI特別捜査官のカフェと一夜を共にします。 カフェを気に入っていたノエルにとっては仕事の流れでありつつも、心のどこかに充足とそして後ろめたさが… そして現在。10年経った今、まるで過去の自分とカフェをモデルにしたかのような作品でノエルは作…
以下、内容になります。 愛しあったのは昨夜で5回目・・・の翌朝、喉の渇きを覚えて一人目が覚めた高嶺。 ベッドを降りようとして掛布団がめくれた拍子に、隣で裸でねている大伴の勃起しているペニスがかすかに動いたような感じがしたので、ちょっと様子を確かめてみよう・・・と、顔を近づけた高嶺。 じっと凝視している内に、悪戯心が湧き、高嶺は大伴の下半身に話しかけてみることにした。 おはよう、…