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凪良ゆう 金ひかる
ももよたん
ネタバレ
凪良ゆう先生の作品は大好きなので、読んでない既刊も徐々に集めています。 始め表紙の2人を逆でイメージしてて、途中で背の低い方が呂久で大きい方が月浦くんだって気づいたんですね。 だから特に序盤は呂久さんのビジュアルが腑に落ちないというか、2人の並んだ姿とか会話してる姿を想像しながら読むのですが、それが難しかったです。 背の低い方が呂久だと分かってからも文章の感じとビジュアルがしっくりこ…
菅野彰 金ひかる
窓月
高校陸上部の青春もの。 一応、BLしてます。スルスル読める今どきのBL作品に比べると、ちょっと独特な文体です。 村野(攻め)視点で進む前半は、ほぼ青春群像劇。 メインカプは陸上特待生1年の村野と、部長で2年の夏目。夏目は下級生からも「まこちゃん」と呼ばれるほど親しまれている人気者でした。しかし、夏目が1年の合宿時に巻き込まれた暴力沙汰が良からぬ噂を生み始めた頃、夏目を慕う後輩・柏…
椎崎夕 金ひかる
はねっかえりのりーさん
はっきり言って、梶山さん&想目当てに購入した本作。 あらすじやレビューを見る限り、健気、不幸、不憫、自己犠牲一人完結型、ぐるぐるぐるぐる、の椎崎先生のお得意(?)の受けちゃんが、割合しっかりしているようだったので、切なさもあんまり期待できないのかな?と思っておりました。 なので、すごく失礼ながら本編は飛ばして、梶山先生と想のお話だけ読んじゃおうかな〜と考えていました。 けれども、短編読み始め…
帰る場所シリーズのスピンオフとは知らず、先にこちらを読んだのですが、スピン元を読んでみると、梶山先生が幸せになれて本当に良かったねぇ、と思いました。 本編を初めて読んだ時は、頑ななまでに想を受け入れない姿勢にじりじりしてしまったのも確かで、想がまた一途で健気だからこそ、もっと早くに手を差し伸べてあげればよかったのにぃ!と思わなくもなかったんです。 けれど、う〜ん。あの過去があって、スピ…
いつき朔夜 金ひかる
最近電子化されたデビュー作。好きな作家様です。既刊全て電子化してくださらないかなぁ、新書館さん…(先日要望を送ってみました) 妻がまだ乳飲み子の娘を置いて家を出てしまい、それまで勤めていた会社を退職した絢人。求職活動中の面接後、ビルのエレベーターで一緒になった男からいきなりキスされて…。 キスってなんだよ!となるんですが、このキスしてきた藤堂はゲーム会社の社長で、面接に手応えがなくてし…
櫛野ゆい 金ひかる
コモさすけ
あんまりファンタジーが得意で無い事を先に書いておきます。 嫌いと言うわけではありません。夢中で読んだような某壮大シリーズ(未完)もあったりします。 本編・本筋そのものは特に問題なくて、楽しく読ませて頂きました。キャラも好きですし、うるっとする場面もありました。他の方も書いていますが、最後のエチシーンが長いな~とちょっとダレましたけど。 自分が一番気になったのは食材や料理名や道具などが…
安曇ひかる 金ひかる
フランク
受けの温が半妖の狐で、人間として必要最低限の常識は妖のイヌワシ先生から教わってはいるものの、ちょいちょいズレた行動をしてしまうところがなんとも微笑ましくてかわいかった。 それに前向きで一生懸命で、めっちゃいい子なんですよね。 かわいい。 攻めの紳太郎はそんな温を暖かく見守っていてくれる男で、こちらも好人物。 紳士の「紳」太郎、名前負けしていませんでした。 温が純真無垢で、身体の仕…
てんてん
本品は『社長彼氏と狼の恋』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、ヨハンの部屋でのお話です。 ヨハンが日本へと向かう前、 エミルは時々部屋の様子を見に行って欲しいと 合鍵を渡されます。 人が住まなくなると傷んでしまうから 休日を過ごしたりして使ってくれたら嬉しい エミルはヨハンのテリトリーに入れてもらえたことが 信頼の証の用に思えて胸が熱くなります。 そしてエミル…
西門 金ひかる
今回は家具メーカーの社長と見習い靴職人のお話です。 秘密を抱えて生きてきた受様が攻様という恋人をえるまで。 受様は靴職人である養父に引き継とられて育ち 彼のような靴職人を目指して修行中です。 養父には親族と呼べる人がいませんが 受様と養父は狼の血を引いた人狼です。 受様は狼に変化することができ それは誰にも知られてはならない秘密なため 受様は心を開ける相手ができませ…
かわい有美子 金ひかる
読後のスッキリしない感じは変わらずなんですが、時間が経って再読してみるとなかなか発見がありました。本作は作者様が描く時代ものの雰囲気が楽しめる作品です。 刊行は2010年。舞台背景は昭和初期で、もうこれ、自分の中では『草◯花』BL版オマージュといいますか…。BLといえども現在のわかりやすい攻めと受けの関係性を描いたものではなく、あらためて読み返すと男性が同性に懸想する生っぽい部分に踏み込んで…