金ひかるさんのレビュー一覧

WEED 小説

木原音瀬  金ひかる 

思っていたより普通でした

始まりが3Pでレイプ、ということのみ知った上で読みました。
主人公の若宮は道徳的というには程遠いというか、人として大事な部分が欠けている面があると思います。その欠けた部分を埋めるのが、本人にとっては規格外の『恋愛』なのかな、と感じました。何の変哲もない男だったはずの岡田に次第に執着し、少しでも関係する女性の存在を感じると嫉妬したり、自分なりのやり方で必死に岡田に優しくしたりする姿は不格好ですがと…

5

エンドレス・ゲーム 小説

月村奎  金ひかる 

あ~胸がキュンと

やっぱり月村さんのお話はいい!
泣く予定じゃなかったのに、しっかりと泣かされてしまいました。でも、気持ちよく泣けるから、くせになりそうです~。
エロって全くありませんが、その分ほのぼのとしてて、胸がほわっと暖かくなって。

想いが通じ合っても、一回り違うってことや同性だってこと、誰とも抱き合ったことはないのに佐伯はいろいろと経験していること等々、一人で考えたって答えのでないことを誓史は考え…

5

征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

いつき朔夜さんにハズレ無し

いつき朔夜さん、相変わらず文章がしっかりしてて、やっぱいいなァと思いながら読みました。
毎回いろんな設定で楽しませてくださるいつきさんですが、今作はドイツの貴族が主役。
没落し、城を手放すことになり、そこをホテルにしようと日本からやってきた金持ち男と恋に落ちることになります。
凛としてて健気で頭のいいドイツ青年な受けに好感を持ちました。
外国人が受けでしかも主役で、相手役が日本人っていうの、珍しい…

1

教えてよ 小説

桜木知沙子  金ひかる 

いやはや、なかなか良かったです

性格が悪い年下攻めの豹変萌えしました。
性格が悪いとはいってもそこは桜木知沙子さん。木原音瀬さんあたりが書かれるような、どぎつさはありません。
遊び人で、単位のために体を差し出そうかと考えるような軽い男です。
そんな男が、反発していた担当のオニ講師に勉強を教えてもらい、しごかれるうちに、彼のことを好きで好きでたまらなくなってしまうのだ。

全身で「先生だいすき!」を表現しながらぶつかっていく健気で…

0

未成年。 小説

かわい有美子  金ひかる 

私もレゴでお城が作りたい

一般的な枠からちょっとはみ出している高校生4人グループの中で芽生えた恋のお話。

萌と中立の中間的評価です。
理由は、主人公・水瀬のキャラクターがいまひとつ私の中で安定した形を取ってくれなかったからです。
思春期特有の不安定さを持ち、考え方が幼くて、カッコつけで寂しがりやの甘えん坊である彼が、スマートな外見を持っているのがなんとも納得いかなくて・・・もっと背が低い設定で、ちまちましている方…

1

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

魔女の呪いが解ける時

コンプレックスだった顔を、事故をきっかけに整形して、別人になりすましホストになる一葉。
そこで偶然中学時代に好きだと言われ、少し付き合った黒石と一緒になります。
自分を裏切ったと思っていた黒石を貶めてやりたい。
そんな動機で、黒石に接近する一葉。

一見地味な黒石ですが、健気なんです。
一葉の意地悪にも、その深い懐で包み込む。
派手な世界のお話なのに、淡々とシビアにお話しは進んでいき…

5

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

唯一の相手

口数の少ない無骨な先輩ホスト黒石×整形で人生再出発・繊細な白坂
初恋相手とのすれ違い後の再会。
ホストモノを初めて読みましたが、危惧したようなぎらぎらした感じや煌びやかな雰囲気は控えめで、じんわりと温かくなるお話です。タイトル通り切なくて少し甘い、全体を包むそんな空気感がとてもすきです。

整形をしてその後付き合いだすという流れに、最初は躊躇しました。いつかは真実がばれてしまうし、人工的な…

2

三十二番目の初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

学習出来たでしょうか

切ない系健気受けというカテゴリに収まらないんですよね、このお話の受けちゃんは。
なんて言ったらいいのかなぁ。バカ(おバカじゃない!)なんですよねぇ、もっと上手く立ち回ったらいいのにといいたくなるほど。
しかも、ちゃんと手に職持って自力で生きていけるのに、どうしようもない男に引っかかってばかりで。
ろくでなしな男ばかり引っかかって(引っかけて?)、苦労を背負い込まなくてもいいのにと思うんですが…

1

ムーンライト 小説

剛しいら  金ひかる 

ミステリタッチ

海辺に倒れていた青年を助けた医師の一樹がどんどん青年に惹かれていく過程が好きです。
同僚医師(女性)と関係を持ちながらも今一歩踏み出せないところに現れた青年に一目惚れって感じ。
彼は誰なのか?途中からは犯罪の匂いがしてきてドキドキしました。

もうひとつのラストは昔のJUNEだったらそっちでしょうね。
今はBLはファンタジーと思っているので読み終えたあとに幸せでいたいからこっちで良かった…

1

真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

野良猫もよい猫になる

全身ピアスに金髪、三白眼の受けってどうなのよ~!!
津久井の気持ちにモヤモヤを抱き一度読んで放置しましたが、熟成した頃と思い読み返すと、いい具合に熟れてました☆

新二の外見描写に綺麗とか一切でてこないんです。
上記に書いたような表現で、一部「笑うとかわいい」とあり
金髪を黒く戻してピアスをはずすと、女の子がほほを染める。。
仮にも8年もホストやってるので、悪くはない外見だと思うのです…

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