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暁由宇 海老原由里
個人の感想です
ネタバレ
終わりが見えてたのに互いになーなーで付き合ってた交際に、 受けがけじめ付けて、次の恋に行くまでの、超地味な話。 あらすじでは、ベーシストとの別れの話が中心なのが察せられるのに、 表紙が幼なじみなのは、彼と引っ付きますよと、読者に安心させる為のものなのかな? 表紙詐欺と一瞬思わないでもなかったがw ベーシストが堂々と女と浮気するクズなので、受けに同情出来そうなものだが、 受けの性…
暁由宇 岩清水うきゃ
窓月
古い作品ではあるけれども、暁先生の攻めはなかなか他で見られないタイプ。本作の祀(まつり)もそう。お話的に祀は受けなんですが、個人的に、"本当に好きな人にしか後ろを許さないタチ"が性癖になったお話の一つです。 ゲイの祀は職と同時に恋も失った時に、ウリのバイトにスカウトされて、タチ専門ならと引き受けます。 祀はウリの他に、派遣社員として大手企業のメール便業務をしていて、…
暁由宇 斐火サキア
『甘い罠』の続編。前編で年上の男を翻弄して落とした千博が、なぜ恭介に執着し、Sな性癖に至ったのかが明らかにされます。 作者様のキャラ造形にはちゃんと理屈が仕込まれているところが真面目だな〜と思います。例えば、家族構成であるとか、それまで付き合ってきた友人や恋人との関係性であるとか。 千博は中学まで自営業の家庭に育ちましたが、高校生の時に父親の会社が経営破綻。借金返済のために両親は離婚、…
これ読んだ時はなんて素敵な攻めかしらと思っていたけれど、今読むとちょっと怖いですね、前編だけだと。攻め18歳、受け29歳の年の差です。 内容的にはソフトSMによって、大人の男の抑圧されたリビドーが暴かれていくストーリー。当時作者様が追究したいテーマだったのでしょうか。 公認会計士の恭介は、近所の飲み屋でよく顔を合わせる常連さんの一人、千博がコンビニで財布を忘れて困っていたところに偶然居…
暁由宇 宮本佳野
姉の結婚相手に受けが恋してしまうシチュって、最近見ないですよね。これ、読んだ時はむちゃくちゃ萌えた記憶があるんですけど、今読むとどうにも受けが幼くて頼りなく感じてしまいます。 大学生でモデルのバイトをしている由紀人は9歳年上の姉夫婦と同居しています。両親はすでに亡くなり、姉の美弥子が由紀人の保護者でした。由紀人は美弥子の夫・深見に思いを寄せており、叶わない苦しい思いをセフレの誠一にぶつけて紛…
20年前の作品。リアルタイムでは読めていないのですが系統的に好きな作家様です。王道とは少しズレた角度から萌えを刺激してくるような切り口を持っていらして、何度かmy性癖を組み換えられてしまうような体験をさせていただきました。 これは主人公の俊が16歳から7年付き合ったキセン(基宣:もとのぶ)との別れを決めるお話です。 中高一貫校に入学して2年目に不登校になった俊。時々しか登校できない彼に…
暁由宇
『快楽の支配者—Rough Trade』の続編。こちらと併せて完結です。 前作と同様、Sの能代視点とMの澤崎視点が交互に進みます。それぞれの葛藤や相手への思いを分析するようなかたちで展開を追っていくスタンスは萌えとは程遠いかもしれません。しかしながら、SMって結局なんなんだろうと追究していくお話としては、とても興味深い作品だと思います。 自分のS要素を認められず、澤崎とのSM主従関係に…
暁由宇 九条えみり
もともと紙で読んで作家様を網羅したきっかけとなった作品ですが、近年電子化されてなぜなんだろうと思っていました。読み返してみてやっぱり名作だ、と個人的に思ったのでありがたかったです。しかし、電子版を読んで濁点が落ちている箇所が多々あり、気になってしょうがない。。続編の方は大丈夫でしたが、この辺も謎笑 BLにおける表のSM教本としては剛しいら先生の勅使河原氏が不動かもしれないけれども、裏読本とし…
暁由宇 史堂櫂
bonny
リーマン同期同士のスタンダードなラブストーリー。人物の心理描写と関係性に重き置いた作風がツボです。 当時の風潮(今も?)でしょうか、サクサク読めちゃいます。萌えポイントはあるんだけど、やはり展開が早めに感じます。だからといって、長さがあればOKというわけでもなくってですね、、^^; 詳しい流れはMさまがレビューで書いてくださっているので(六年前…)、個人的に萌えたところなど。 攻…
こにしそる
もう一冊、「甘い罠」という受け視点のお話が出ているのですが、こちらの「愛の獲物」は攻め視点のもの。 歳の差のあるカップルで、年上で真面目な会計士・恭介が年下で小悪魔系の学生・千博に調教されていくお話です。 「甘い罠」では肉体的な調教が多かったのに対し、こちらは精神的なものに目を向けています。 あちらから読むのが時系列的にわかりやすくオススメだと思います。 こちらは少し時間が経って、…