ririn
橋本先生の絵は本当に美麗で、濡れ場での受けの乱れ方もいやらしさと可愛らしさが同居していて絵に関しては言うことなしなのですが、ストーリーが惜しいかなという印象を受けます。この作品もそうでした。ストーリーの掴みも良いし、受けの水澄が攻めの誓の営む店に新しい風をもたらす展開には引き込まれました。が、誓と水澄の関係の発展の仕方が今ひとつというか。『between the sheets』でも感じましたが、…
受けの高史がバーテン、攻めの一瀬は歳上の社長ということで、とってもアダルトで駆け引きが面白い内容なのかなと期待して読んだのですが、正直そこまで新鮮味もなくバーという空間を活かしきれてない気がしました。高史はとてもガードが堅く、身体を許すのは早いですが、心までは明け渡さないというスタンスを崩すことなく終盤まで持っていきます。頑なに自分の好意を認めようとしないところがどうにも子供じみているというか、…