はるつき
◆スーツを脱いだら(表題作)
テンポは良かったのですが、その分2人の心情の変化の描写が薄いというか、ストーリーにはあまり引き込まれなかったなと思いました。余裕のある年下攻めと、アニメなどに涙もろいツンデレ年上受け。王道なので描きやすいと思うんですが、いろいろすっ飛ばしてくっついた印象が強かったです。やりとりは良かったので、もう少し心情描写が丁寧だったらもっと良かったなと思います。
◆秘書…
◆ふたりの熱量(表題作)
イタリア人であるディーノのおかげか、もどかしく思う間もほとんどなく結構早い段階で体の関係を持ち、好き同士になってくれるので、さくっと甘いBLを読みたい時にはもってこいの作品です。橋本先生の作品には、なぜか自分の相手への好意をなかなか認めない受けが多い気がしますが、龍之介はあっけらかんとした性格なので、陽気で豪快なディーノとも相性が良く、読んでいてとても気持ち良かったで…