京山あつきさんのレビュー一覧

枯れない花 コミック

京山あつき 

三部作すべて神です。

読み終えた瞬間に続きが読みたい、その後の2人が知りたいと切に願った作品です。ちょっと成長した二人の姿が最後の方にありますが、全然足りません。10年、20年と追い続けてもらいたいです。どの作品の題名(聞こえない声・見えない星・枯れない花)も素敵だったので4作目があるならどんな素敵な題名になるのか?本当に気になります。何度読み返しても神です。こんな素敵なシリーズはなかなかお目にかかれないと思います。読…

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見えない星 コミック

京山あつき 

今井先輩、頭の中が引田くんで一杯です。

萌え萌え萌えのてんこ盛りです!ニヤニヤしてしまいます。前作ではそんなにエロスを感じませんでしたが、いやいやなかなか引田くん、今井先輩目線で読んでいるとエロいです。可愛いです。素敵な今井先輩がず~っと引田くんのことを考えている気持ちが分かります。まだまだ愛の比率が一方的な感じはしますが今井先輩を男として意識している引田くんの姿がたまりません。こんなにも愛されている引田くんが羨ましい限りです。早くガッ…

1

聞こえない声 コミック

京山あつき 

青春だわぁ

めっちゃ青春です。久々に読み返してまたまたときめいています。今井先輩が素敵すぎて女子が絶対にほっとかないタイプでしょうに…それなのにちょっと見た目の冴えない受けである野球部後輩・引田くんのことを一途に想っているカッコいい人 最初はどこに魅力を感じたんだろうと思っていましたが、読みすすめていくうちに引田くん可愛すぎます真面目過ぎます一生懸命です。あー青春ですねぇ~全部で三部作になっているので全作品を…

1

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

ゆっくり時間をかけて

この人は人を好きになったりするのかな?と謎な人いますよね。
今まで人を好きにならなかった潤野くんが、職場の本郷さんを気になり始めます。恋愛って何だろうって疑問形の潤野くん、、そんな潤野くんに合わせて寄り添う本郷さんは大人です!ゆっくりゆっくり時間をかけて。
個人的には、本郷さんが潤野くんをどれくらい好きなのかもっと知りたかったかな。潤野くんをとても大切にしているところから伝わってはくるのですが…

1

ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

勘違いじゃなくて、ちゃんと恋に落ちてます

ノンケの二人が距離を縮めていく様子が、とても自然に描かれています。
一緒に寝て足を絡めたりくっついていて、誰かが入ってきたらホモだと思われるかなと思いつつも離したりはしない太田。

二人ともイギリスに赴任していて、言葉の壁や人種の壁など苦悩しながら毎日暮らしています。
そんな状況下、友人に会ったら嬉しいですよね。
でも二人の距離感がなんだかおかしい。
友達はこんな事しないだろう とい…

4

ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

恋愛って。

「スリーピング・バグ」を読んだ流れで手に取りました。あー、これも良いストーリー。

彼らの関係は、特殊な環境下での偶然の再会によって生まれ、単に寂しさを紛らわすためだけの一時的な感情のようにも一見思えます。だけど、人と人との恋愛なんてみんな「たまたま出会った誰か」と「たまたま情を交わした」ことにより生まれるものですよね? 世界中の全ての人間の中から厳選の上、自分に一番合う人を選ぶ人なんて居ない…

3

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

こんなBL、待ってた!という感じ。

ヒトの本能って? 恋愛って? 性欲って? そんな根源的なことをさら〜っと、淡々と描いた作品でした。

割と感情薄めのポケーッとした主人公が、気になる先輩への思いが「恋愛」であることを自覚して、人が「恋愛」をしたら、なぜくっつきたくなるのか、「性欲」ってなんなのか? そういうことをひとつひとつ噛んで含めるように、自分の気持の変遷をプログラミングに例えつつ言語化・体験していきます。

つながり…

4

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

超!超神で!

ああっ!
これよ!
こんなお話しが好きなの!
こうやって、ゆっくり、ゆっくりと、恋とは、恋愛とは何かを探っていくようなお話。
「一緒にいたい」からの、その先へ進むための手掛かりを探して、ずっと探し続けて、ようやく見つけだす。
見つけてみれば単純な言葉だけど、その言葉一つで回路がきれいにつながって、次々と扉が開いていく。
更に、いざセックスとなってからも、すこしづつ慣らして(開発して)行…

9

あさってのジジョウ コミック

京山あつき 

ボクサーの無骨さ、不器用さがいい

「明日のジョー」にひっかけた「あさってのジジョウ」とは、なんとも上手いネーミング。

仕事ので生じた怒りをひたすらサンドバッグを打つ事によって解消している青年・小田とそれを傍らに眺めながら恋しちゃっている青年ボクサー平津のお話。

ジムの会長はボクサーの平津に対して、小田がサンドバック相手じゃなくて、リングに上がらせて人間相手に打ち合えるようにしろ、そのためにはお前(平津)が小田に嫌われて…

0

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

絵柄も低温だけど、これくらいアッサリでいい

読んで、密かに感動を覚えています。
こんな性欲の描き方があるんだ。
いや、この描き方で、性欲が「性欲」に見えなくなった。
くっつきたい、くっつけたい。
セックスってそんなに大事?って言ったその本人が。
『体が離れてることが苦痛で…』となる。
この「恋」という名のプログラム発動が凄い。
いや、恋の衝動をプログラムの発動という言葉で説明する、という発想が面白いですね。
恋愛行動に興味を…

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