二駒レイムさんのレビュー一覧

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

ハラハラ&切ない

今月発売されたばかりの「アルファ皇子の宮中秘恋」が良かったので、積んでたこちらも読んでみましたが、こちらもとても面白かったです。
ただし妊娠中のエロ描写があったので、苦手な人は要注意だと思います。

αにトラウマがある従兄弟の代わりに、怜藍:れいらんが請われて、第3皇子(州舜;すしゅん)の元へ嫁入りすることになるんですね。
Ωという事実を隠したまま、数年間の期間限定という約束の元。

3

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

面白いのですが……

面白いんですよ。
「ここのところBL小説ではめっきりコメディが減った気がする……今こそ読みたい時代なのに」と思っている今日この頃、このお話では瑞春の『帝オタク』ぶりと『香斎待徒』のみなさんの変人ぶりにはかなり笑わせていただきまして、お話そのものには大変強く好感を抱いているんです。
絵に描いた様なスパダリと美人ではなく、ちょっとばかり毒舌だったり鉄面皮だったりする主人公らの造形も好みです。

4

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

面白かった!

何が面白いかというと、まず受け・瑞春のキャラ。

瑞春は巷に知れ渡っている美貌の持ち主なんだけど、本人はそういうのに無頓着で。
無表情ゆえについたあだ名は「石像」。

だけど中身は熱烈な帝オタクってところがまず笑える。
せっせと集めた帝の御朱印を神棚に飾っては「はぁ〜尊い」と悶える姿は、オタクそのもの。

その優秀さゆえにイジメにあっても泣き寝入りするどころか、数倍返しする(しかも…

7

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

中華風とか宮廷とか苦手なんですが…。

大好きな作家さんだし、『皇子と偽りの~』も面白かったし(今回の作品とは別の世界ですが)、苦手な中華風だけど読んでみようと手に取りました。

結果、読んで良かった!!面白かった~!!が全てでした。

最初は瑞春(受け)のオタクぶりやミーハーぶりに笑い、中盤はまさかの運命の相手勘違いにハラハラして、最後は想いの通じ合った2人の甘いイチャイチャにニヤニヤして。最初から最後まで、色々な気分を味わえ…

5

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

愛と笑いと感動の、世直しオメガバース!

オメガバース+中華風ファンタジーになります。
ちなみに、雰囲気は似てるけど「皇子と偽りの花嫁」とは全く関係ないお話になります。

で、こちら、小中先生お得意のラブコメになるんですけど。
いや、表紙や帯だと「狂おしく惹かれ合う運命の番」とかって、若干切ない雰囲気を醸し出してるんですよね。
でも、コメディ。
しかも、細かいギャグが随所にブッ込まれていてと、完全に笑わせに来てます。
もうね…

13

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

お仕事BLでもある、中華風オメガバース!

はぁ〜、めっちゃ面白かった!
既刊の『皇子と偽りの花嫁〜皇宮オメガバース〜』とは別世界の華流オメガバースですが、皇子と〜がお好きな方は買いだと思います。未読の方でも問題ありません。
暗い展開もないので読みやすいですし、Ωバース特有の妊娠・出産もないので、そちらが苦手な方にもお薦めです。
今回は、几(Ω)・之(α)という独特な表現もありません。

中華風帝国を舞台に、βの瑞春が性の引目を感…

15

淫紋の花 小説

西野花  二駒レイム 

前の紋の人って結局どーなったん?

抱かれる方はなんともないだろうけど、
父や叔父、弟と一緒に好きな相手を犯すってどういう気持ちなんだろうか。
個人的には攻の葛藤視点で描くと
また違った感じで面白いんじゃないかなと思うんだよな。

はい、もこデス。
話はあってないようなもの。と思っている西野さんの作品ですが
今回は特にいつだか、どこだかで見たような(西野作品で)設定だなと
思いながら読ませていただきました。
腹に浮…

2

狼は恋を知らねど 小説

佐々ミノル  二駒レイム 

設定はめちゃくちゃ好みなんだけど・・・

小説投稿サイト掲載作品に、加筆修正を加えての書籍化になります。

受けに一心不乱な人狼×奥手な薬師での初恋成就ものと、超ツボ設定の為、購入しました。

で、実際に、大筋自体はとても好みなのです。
草木薬師である主人公が、怪我を負い動けなくなっていた仔狼を助ける。
すると、その仔狼はなんと人狼で、お礼に人狼族の居城へと招かれるんですね。
ここから、滞在中に次期首領の病を知ったセイジ(主…

13

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

色っぽいんだと思う

ご紹介いただいて読んでみましたが、これは前作読んでないと萌が半減している気がします。失敗した。本編240Pほど+あとがき。受けさんに艶めかしさを感じましたが、色艶方面にはあまり興味がないので中立です。

前作でくっついているカプ。受けさんが攻めさんの役に立つ人材になるべく、まず高卒の資格を取ろう!と日本に帰ります。スクーリング先で知り合いも出来たある日、その知人である成田と一緒に変な奴らに攫わ…

1

熱中症 竜の愛した砂漠の男娼 小説

時田爽子  二駒レイム 

命が続く意味

電子限定で、小説投稿サイトで掲載されてた作品を書籍化したものになります。

で、こちら、竜人×砂漠の男娼+妊娠・出産ものと、題材だけみると奇抜なんですけど。
実は地に足がついた、とても実直な作品だと思います。

灼熱の砂漠で客と男娼として出会った二人が、冬を越して暖かい春を迎え、子供が誕生する。
恵みの秋を経て、全てを包み込む冬をまた迎える。
そんな季節の移ろいと共に、喜びや悲しみを…

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