弓月あやさんのレビュー一覧

夜の泉の、ラプンツェル 小説

弓月あや  北沢きょう 

天然ネガティブって面白い

「眠りの森の、いばら姫」の続編スピンオフ、前作の攻め四条貴臣の異母兄が今回の主役
前作で貴臣の実父が貴臣のフィアンセと心中していて、なんて内容でしたが、
その亡くなった元子爵と舞妓との間に出来た妾腹が受けである四条周。
美人画を書いたりする人気画家で妾腹なのに四条家とは仲がいいのです。

しかし、周は異母弟に半分しか血が繋がっていないながらも兄弟を思う以上の
思いを弟に抱いている、でも…

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夜の泉の、ラプンツェル 小説

弓月あや  北沢きょう 

王子と姫と魔法使いの話

『うたかたの人魚姫』『眠りの森の、いばら姫』に続くお姫様シリーズ3作目。
『眠りの~』の攻の腹違いの兄・周(あまね)のスピンオフです。
前作カプが結構登場してはいちゃついているので、既読だとより楽しめると思います。


主人公の周は、美人絵を得意とする、新進気鋭の人気画家。
弟からパトロンとして紹介された伯爵家の嫡子・公威は、周の絵の大ファン。
絵だけでなく、周の美貌にも惚れた公威は…

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漆黒の誘惑 小説

弓月あや 

電子書籍で読めました(^-^)

電子書籍パピレスで発見!

夕闇の誘惑 / 漆黒の誘惑/鉄の誘惑/執事の嗜み(短編プラス)のお話が入ってます。

【夕闇の誘惑】
伊織と葛城の高校の時の話。
伊織が大学に進まない事を問いただす葛城の伊織を想う気持ちが書かれています。
言い争いから、伊織を押し倒し…伊織のために泣いてしまう葛城は…伊織に…
葛城は、本当に伊織を想っています…伊織がいつか誰かを愛し、幸せになって欲しいと…

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天使の贖罪 小説

弓月あや  みずかねりょう 

なにこれ・・・

弓月さん作家買いの1作なんですが・・・

読んでて呆然としてしまいました。時間の無駄だったと思うくらい酷かったです。
いやもう『復讐もの』というのもどうなんだろうと思うくらいに中途半端でどうしようもなかった。

優希(受)が足長おじさん(←もうこれだけでファンタジック)との対面を夢みて英国にやって来て、クリストファー(攻)に優しくされて惹かれて行く様子はまあよかったんです。その先に突き…

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トリニティ~永遠のマリアージュ~ 小説

弓月あや  みずかねりょう 

双子攻。

弓月さん作家買いの1作。

タイトルからも表紙イラストからも丸わかりですが3Pです。しかも外国人セレブ双子攻です。

私は基本的に3Pは好みではありません。最初から『絶対ダメ!』ではないんですが、作家買いでなければ読むことはまずないですね。
これは、もう『3P』だというのはわかった上で読んだので、それはまあいいんです。

もともと3Pは数を読んでいないのですが、たぶん『攻2人が…

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執事の誘惑 小説

弓月あや  麻生ミツ晃 

執事と女装お坊ちゃま。

弓月さんのパターンである『薄幸・不憫な健気受(もちろん女装付き)』に『敬語(丁寧語)攻』でした。
私は健気受は大好きですが敬語攻には別に興味ないので、正直なところ『あ~、またか』としか感じませんでしたが。←ホントに多いんだよ!大抵は『お金持ちの貴族・セレブ(外国人率高し)』だけど。

相変わらずベタです。王道です。でも、弓月さんはそれがいいと思っているので、別に構いません。

両親を…

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蝶~パピヨン~ 小説

弓月あや  環レン 

調教の一種?

まず、弓月さんには珍しい受一人称でした。
私は受一人称がものすごく苦手なので、この時点で下がりきったテンションが、結局最後まで少しも回復しませんでした。設定もストーリー展開もキャラクターも、何一つ好きになれませんでしたので。

執行(攻)がなにを考えているのかよくわからない。櫂(受)も、ネガティブ・ぐるぐる受は本来苦手ですらない私でもうっとうしい。

どちらにも共感も理解もできないし…

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うつくしき月 小説

弓月あや  蓮川愛 

いまひとつ何を伝えたいのかわからなかった

イラストは文句なしに「うつくしい」けれどお話としては不可解な感じ。
離婚して心機一転、日本からロンドンへ移り住み、再婚するからと睦月と皐月の兄弟を置き去りにした母親。
睦月(16歳)は病弱な弟、皐月を抱え極貧生活です。
病弱な弟を抱えアルバイトで生計を立てる(母親はアパートの家賃だけ送ってくる)
この設定に無理があるような・・・。
そんな睦月を援助しようという伯爵様。
伯爵様は睦月の事…

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トリニティ~永遠のマリアージュ~ 小説

弓月あや  みずかねりょう 

少女コミック的イタさ。

いままで見たことのないタイプのBL作家さんかもしれません。
おとぎ話調のストーリーテリングをなさる作家さんは数多くいますが
これはたんなるおとぎ話風でも、ただの甘いラブロマンスでもありません。
赤面するような世界観が……すごい。
文章自体はプロット書きかと思うほど簡素なんですが
固有名詞のまわし方がかなり強烈な個性を感じさせます。

往年の大漫画家・池田理代子先生の「おにいさまへ…」…

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ビタースイートロリポップ 小説

弓月あや  街子マドカ 

騙された気分…

甘いものを読みたくて購入しましたが……
まぁ、中盤まで確か砂を吐くほど甘かったですが……
……攻めがいきなり浮気してしまいました\(^o^)/
……喧嘩したくらいで浮気するですか?想いが軽すぎではございませんか?
「愛してる」を言う資格がないと思いますが……
簡単に攻めを許した受けもどうかしてるんですよ。
どういうことで、地雷を踏んでしまいましたので、「趣味じゃない」にしました。
街…

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