フランク
1巻に比べると、お互い相手への特別な感情を少しずつ自覚し始めて、BLとしての面白みは出てきたのかなとは思います。ただ、ストーリー展開にどうしてもハマれなかったです。個人的な好みの問題だとは思うのですが、メイン2人の心情描写がなんだか幼稚に感じてしまって…。特に鹿嶋に振り回されてばかりの真田にあまり魅力が感じられず、萌えないツンデレという印象が強まってしまいました。なんとなく幼さを感じるんですよね…
理想の顔じゃないと好きにもなれない興奮もしないという攻めの真田と、男に殴られたり痛み付けられたりしないと興奮しないという受けの鹿嶋。キャラクターの組み合わせは十分面白かったです。ただ、ノリで進んでいくタイプの作品なので、別に悩んだり葛藤したりして欲しいというわけではないのですが、この段階ではお互い好意も全然認識していないので、ただの性癖のぶつかり合いになっていてあまり萌えられませんでした。
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