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秀香穂里 宮本佳野
ふばば
ネタバレ
秀香穂里さんによる「お仕事BL」。 お仕事と言っても、いわゆるリーマンの〜というより、CMのプランナー&ディレクターというクリエイティブ系のライバル同士が繰り広げる業界BLという感じでしょうか。 ケンカップルというよりももっと敵対度が高い2人ですが、元々同じ会社(電○がモデルと思われる最大手広告企業)の社員です。 主人公は保坂一彰。派手で明るい作風で、本人も酒が入ると羽目を外して騒ぎ…
宮本佳野
フランク
短編です。 冬になったので読み返してみました。 夜中に突然やってきた元カレの豊。2年前、自分の軽い気持ちの浮気が原因で別れてしまって以来の再会。 嫌いになって別れたわけではなく、ずっと謝りたいと思っていたこともあり肌を重ねる二人。 それから毎晩、カレはやってきます。まるで会えなかった2年間を埋めあわせるかのように…。 どこか寂しげで、そろそろ戻らないとダメかも…という豊に対して郷里に…
ベニー
原作の小説は、大好きな木原先生の作品の中でも一番か二番か、それくらい好きな本でした。こちらのコミカライズでは、一冊の小説で二組いたうちの一組のお話だけが書かれています。 お話はどんなものかというと、タイトル通り。若いうちに成功をしてから年と反比例するように転落していった田頭の話。チクチクします。どこにでもあるわけじゃないけどどこかにありそうな……差はあれど夢破れる人はきっとたくさんいますよね。 …
ふわふわの甘い恋、熱いエロ描写、萌え萌え〜、それらを求めている方は回れ右。 静けさと切なさの宮本佳野ワールドに浸れる2編収録。 「彼の眠る場所」 読みようによってはかなり暗い物語。 主人公は、ゲイでフラフラと浮ついたような甲斐。 そんな表の顔の裏で、甲斐は不眠に苦しみ精神が不安定になっていく。 その根底には13才の時、両親と弟が一度に死んでしまった自宅の火災事故とそこにまつわる辛い…
丸々一冊表題作ですが、長編ではなく【天使は夜につくられる】というタイトルの読み切りが全部で6つ集められています。 読み始めたときは第1話が予想以上にあっさりしていたので、第1話は序奏部分に過ぎずてっきりオムニバスなのかと思っていたのですが違いました。全部1話完結読み切りものです。 雑誌の掲載情報を見たら、1は2008年に掲載されてそれから4までは年に1回、それから3年後の2014年に5が掲載と…
表題作+短編1作収録。 宮本佳野さん特有の、繊細系物語。 「ネーム・オブ・ラブ」 主人公は、隠れゲイのリーマン・康平と、同級生で安定しない生活を送っているテツ。 ノンケのテツが、ゲイの康平に引き摺られるように関係するんだけど、そこには面倒を見てもらう代わりに寝る、ような要素も… 康平は10年来テツに恋してて、一緒にいてほしいそれだけでいいという気持ちがあるけど、テツが自分と寝てくれる…
表題作+未収録作+描き下ろし作の豪華作品集。 「手をつないで、空を」「もうひとつの空」 ビブロス版にてレビュー済みです。 「キス・ミー・ダディ」「メイク・ミー・ハッピー」「WALKIN' ON THE MOON」 脱サラで、プログラミング外注事務所を立ち上げたシバ(バツイチ、36才)。 バイトの直巳はゲイで、シバさんが好きで。 直巳に押されて恋人関係になるけれど、男性…
「手をつないで、空を」から連なる4連作の最終巻。他にもう1編、短編が収録されています。 主人公は、「愛さない男」で佐原のセフレだったタケシ。前作の後の物語になります。 タケシはバーテンダー。 佐原にあっけなく振られ、それなりに本気だったタケシは失恋を引きずっている。 そんな時に見たゲイ動画の男の子が気になって、DVDを購入。オタクの友人に頼んでネットストーキングで色々調べたら…その子・…
「手をつないで、空を」から連なる4連作の3作目です。他にもう1編、短編が収録されています。 主人公は、八木沢と同じ出版社に勤める営業部の佐原。 ストレート男に捨てられ、傷つき、もう2度とストレートに恋はしない、と誓う。 そこに年下のノンケワンコが現れて… という、BLではある種よくあるお話。 そのワンコくん・瀬戸は、編集部に出入りする装丁デザイン会社の若手デザイナー。 何故か佐原に…
読めば読むほど心に沁みる「何か」がある。故に「神」評価です。 主人公は、「手をつないで、空を」の晴也の元セフレ・八木沢圭、編集者。 八木沢の独白。『俺は男運が悪い』… 今、既婚編集長との不倫。 その前、10年間恋人だと思っていた男に振られた。(←晴也の事。八木沢が真剣だった事がここでわかる) そして、もっと昔の男は……体と心に棘を残した男。 その男・渉の弟、すばるが、新進作家として…