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23/30(合計:298件)
宮本佳野
ジェイ
どこかに本当に存在しそうなお話。男同士の恋愛を身近に感じることができるというか。 おとなしめの高校生・ユキは友人の天鳥に恋心を抱きつつも、そんな自分の性癖を悩んでいる。そんな気持ちに折り合いをつけようと、2丁目で出会ったヒカルと一夜を共に。 ヒカルは一見、遊んでいそうなイケメンなんですが、すごくまっとうで、自棄になりかけているユキをやさしく包み込んでくれる大人の男で、とても好感が…
中原一也 宮本佳野
久江羽
頭はいいのに世の中についていけない主人公・蒼井が、亡くなった伯父の遺志を継いで?経営をしている「雀荘・さぶろうた」に絡んだお話です。 昼行灯の蒼井と、元気のいい桃田、九州弁や関西弁のおなじみさん、現役AV男優やヤクザ、書き下ろしには残念な大金持ちも登場して、大変楽しく読めました。 はっきり言って胡散臭いオジサンばかりが出てきますが、中でも一番胡散臭いのが、蒼井の恋人になる元AV男優の桃…
茶鬼
やっぱり中原さんの描くエロオヤジに優るエロオヤジはいない! 設定が伝説の元サオ師というだけに、下ネタ発言満載のエロオヤジが満腹になるほど堪能できます。 雀荘が舞台だけど、麻雀知らなくても全然楽しめます。 頭はいいけどボンヤリしていて昼行燈と呼ばれる雀荘経営の蒼井と、伝説の元サオ師の桃田のお話。 ギャンブル好きの叔父が亡くなり、その遺産と意思を継いで雀荘を経営しだした蒼井。 その叔父の…
ねつさま
久しぶりのブンちゃんシリーズに小躍りしたものの、「宮本先生っ!ここで終わりなんですか!」と身悶えしたくなってしまいました。 ヒデちゃんとも長い付き合いなのに、セフレから進展しないのはやはりブンの中に居るあの人のせいなんでしょうねぇ。 しかし、ブンのいとこの凪子は相変わらず元気で今回もブンを怒らせてます・・・
谷崎泉 宮本佳野
雀影
巻き込まれ方の、ロードノベル。 いろいろ煩雑な人間関係に疲れた八重樫が、ようやく落ち着いた山間の村の診療所。 そこにある日、真っ赤なポルシェがやってきて、 降りてきたのは、背の高い、目を見張るような美女(パール)と 見とれてしまう程、華のある男だった。 その男は、腹にキズをおっていて、、 と、スリリングなサスペンス物が始まるのかと思いきや、 実はこの男、山下、自分の好みなら犬でも…
榎田尤利 宮本佳野
かにゃこ
ネタバレ
び、みょー。 藤井沢商店街シリーズです。 躾け方なんつータイトルが入ってるわけですから 調教モノです。 お金持ちのおっさんが若い男をギャルソンに躾ける。 ベッドの躾けももちろんしますv 榎田尤利さんの文章はうまい。 とにかく読みやすいしおもしろく読めたんですが 終始余裕のある御曹司・篠宮に魅力を感じなかったというか 血の通った人間ぽさがあまり感じられなかった。 篠宮の本気が…
最近、ブンはなんだか元気がない。 アキオさんは海外だし、ヒデちゃんも忙しそうだし、セフレの若いことも会う気にならない、そして大介ともしばらく会っていない、、、 久しぶりにヒデちゃんと会ってSEXしても、、、 ちゃんとした恋人 ちゃんとした付き合いって、、、 宮本さんにしては、珍しく絡みシーンがしっかり、ガッツリ 最後に、ブンは、とうとう決定的な一言を口にするのですが、い…
CHIHIROCK☆
この人の作品て、なんだかじんわりといい感じなんだよな~。 1回読んで、もういいや、じゃなくて後から、あ、また読みたいって思うような。 表題作は、年上のフリープログラマーシバさんと 大学生のアルバイト直巳(ゲイ)のお話。 直巳くんはじわじわシバさんに迫ってるけど、36歳のシバさんは腰が引け気味…。 そんな2人の距離感が可愛らしかったです(^-^) 「SLEEPLESS」「brea…
葡萄瓜
距離感から恋に近い状態に陥ってしまった 野郎どもの群像劇、と言うのが一番適切な 表現かと思われます。 行為そのものの描写は殆ど無く、その前後の 煩悶で深い所を語るという進行ですので、 物足りないと思う方もいらっしゃるかと思われ ますが、じわじわと後味が来ます。 道理と言えば道理で初出の大半が小説JUNE なのですね。だからそう言う問わず語りの 空気がどこかにある。 表題作の大元…
直系男子だけが早死にする呪いの原因は突き止められて、明彦が直接対決することで解決するまでが描かれた完結編。 明彦は榮太郎に惹かれながら、蓮に流されるように関係を持ってしまっています。 陰惨な過去の事件による呪いは深くて、一応、解決はしたのですが、、、 結局、直系男子同士でくっついちゃうって事は、子孫を残すことはできないって事で、 「直系男子が早死にする」という直接の呪いは解けても、子孫…