吾妻香夜さんのレビュー一覧

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

読んでよかった‪……

海外が舞台のBLはあまり読まないので食わず嫌いをしていましたが、あまりにも評価が高いので買ってみました。結果、めちゃくちゃ大好きな作品になりました。もっと早く読めばよかった‪……。
ラムスプリンガ期のアーミッシュの男の子×ダンサーを夢見ていた青年の物語です。ラムスプリンガやアーミッシュのことは全く知りませんでしたが、知らなくても大体のことは作中に出てくるので楽しめると思います。
ストーリーが本…

5

桜田先輩改造計画 コミック

吾妻香夜 

吾妻先生にしか描けない作品

『親愛なるジーンへ』を読んだ後だったので驚きました。いやー、すごかった。振り幅すごすぎ。そしておもしろい。
ギャグBLってセンスも去ることながら絵が上手くないと説得力が持てないんですよね(はらだ先生や藤峰式先生などもそうです)
この作品も吾妻先生の卓越した画力と構成がなければここまで楽しい作品になれないと思います。アホでエロいのにちゃんとBLしてるのが最高。全体的にキャラが濃いのに飽きずに全部…

2

親愛なるジーンへ 1 コミック

吾妻香夜 

こちらもまた…

読了後にインタビュー記事を読みましたが、全2巻の予定なのですね。
1巻でこの濃度のお話が描ける作者さんなので、きっと2巻でも素晴らしくまとまった作品になることだろうと期待が膨らんでいます。
(リバの匂わせ?作者さんの「今のところ」が気になるっ)

「ラムスプリンガの情景」も素晴らしかったですが、こちらも未完なのにもう素晴らしいです。
トレヴァーの甥っ子のジーンが読んでいる手記から、70年…

2

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

読んで良かった…

この作品が高評価なのは知ってたのですが、何となく苦手な気がして避けてきました。
今まさに自分を説教してやりたい、そんな気持ちです。
久しぶりに大いに泣けた。

シリアスとコメディ、エロの配分が自分にとってちょうど良くて所々にある、受けが身体を売るシーンなども耐えられる程度だったのが良かった。
BLを読んでてたまにある、いたたまれなくてページをとばしたいようなストレスが一切無かったです。

6

BLアワード2020記念冊子 コミック

はらだ  ヨネダコウ  ときしば  那木渡  じゃのめ  腰オラつばめ  倉橋トモ  本郷地下  水田ゆき  奥嶋ひろまさ  犬居葉菜  凪良ゆう  嶋二  池玲文  CTK  あがた愛  蔓沢つた子  楔ケリ  ナツメカズキ  市川けい  まさき茉生  吾妻香夜  鈴丸みんた  座裏屋蘭丸  南月ゆう  一穂ミチ  木原音瀬  キヅナツキ  重い実  yoco  高崎ぼすこ  小東さと 

制作秘話や、裏話好きなら買うべし

BLアワード2020記念冊子買ってよかった。裏話大好きだから。
内容盛りだくさんだったので、全部は書ききれない。

[印象に残ったところ]
[作中に別作品のキャラが紛れ込んでいる]や、[関係がうまくいかなくなってから服装と髪型が適当になっている]など気付いてなかったなー。
先生方に聞く作品の見どころシーンを
もう一度意識して読み返したいなと思えた。

はらだ先生を構成する三作品に『…

1

桜田先輩改造計画 コミック

吾妻香夜 

ギャグエロっていいな!

ギャグのテンポがいい、絵がうまい、とにかくえろい。

試し読みされたら分かるかもしれませんが結構ほんとにギャグ漫画的なノリ(表情の描き方、台詞回しなど)が強めのシーンがあります。
ただえっちなシーンはとにかく汁のどすけべなのでその温度差がクセになります。

ボンデージ、鞭など露骨にSMを描きながらも痛い描写が殆どなくテンポもいいのでSMのとっかかりにもいいのでは?

絵がうますぎて電…

2

親愛なるジーンへ 1 コミック

吾妻香夜 

挑み続ける作家さん

前作も素晴らしかったけれど、今回も名作の予感がします。

16歳の甥っ子が夏休みを利用して、NYに住む伯父のもとへ。
無愛想な伯父・トレヴァーが苦手な甥のジーンが、書斎整理をしているときに偶然見つけた1冊の日記…。

「親愛なるジーンへ」
自分と同じ名前の誰かとの日々を綴った日記と1枚の写真。
そこから物語は現在から過去へと舞台を移します。

前作で主テーマとして扱われたアーミッ…

4

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

もっと早く読んでおけばよかった

いつの日か購入していて、まだ読んでいない作品だったな、と手に取ったのが「ラムスプリンガの情景」。なんの情報もなくぱらぱら読んでいましたが、圧倒されました。なんだこの作品は。BLではあるが、これは壮大な人生の物語であった、、、。そしてなんといっても最後のシーンで、素敵な映画を見終えた気分でした。なんでこれを買って直ぐに読まなかった私とつっこんでしまいました笑。80年代のアメリカが舞台ですが、服装も小…

3

親愛なるジーンへ 1 コミック

吾妻香夜 

マイノリティ

ラムスプリンガも素晴らしい作品だったが、この作品もとても素晴らしかった。
孤独な二人が出会い、互いを知っていく過程がとても丁寧に描かれている。
レストランでのシーンが特に印象的だった。
取り乱すジーンと違い、当事者のトレヴァーが冷静に対応するのがなんとも痛々しい。
なんてことのないシーンに見えるのに、マイノリティを隠しながら生きる辛さが伝わってくる。
結ばれるまでのシーンもとても丁寧で、…

2

親愛なるジーンへ 1 コミック

吾妻香夜 

間違いない

私の中では、間違いのない神作品です。
絵は少し古めかしく感じますが、心理描写の巧みさと小技の効果的な使い方、素晴らしいと思います。

先生は竹書房関係ではエロ重視な個人的なイメージがありますが、この作品は総じて綺麗。
漫画を娯楽として読んでいますので宗教関係にあまり詳しくありませんが、丁寧なストーリー運びは素晴らしいと思います。

ただ、申し訳なく思いますが、待つ期間が長い…。
雑誌…

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