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37/54(合計:536件)
久我有加 カキネ
marun
ネタバレ
なんでこのタイトルなんだろうと読み始めたら、受けの泉田だが相撲部での このタイトルなんだと妙に納得してしまいました。 そして相撲部なのに、どうやら押し出されたのは泉田で数合わせで参加した合コンで 出会った同じ大学の学部違いの同窓生に一目惚れされて絆されいつの間にか 気持ちまで持っていかれてしまっているほのぼので爽やかな作品でした。 主役の一人が相撲部って言うのもBL的にはあまりお目に…
甘食
久我さんの大学生カップル物です。安定の爽やかさで受けも攻めも可愛いです。攻めが標準語、受けが関西弁ってのが関西弁の可愛さが引き立ちますね。(とくにHの時。「あかん・・・」とか萌えすぎです) 「恋の押し出し」では同性に告白されて戸惑う受けの泉田くんでしたが、攻めの真木くんの熱意にほだされてめでたくカップルとなった「恋の上手投げ」では、それまで恋愛経験の少なかった泉田くんが性的なことばかり妄想し…
雀影
東京(でも田舎)出身で関西の大学に通っている一見チャラ男の真木君が、合コンで一目惚れした理系で相撲部(でも細マッチョ)の男の子泉田に、恋のがぶり寄りで寄り切っちゃうお話。 主人公どちらの子も、久我作品らしい真っ当さで、作品内季節は秋から冬のお話なのに、読んでいる気分はとっても爽やか。 真木は真っ正面から「好きだーっ」ってぶつかっていって、でもそれがけして自己中じゃなくて、引き際や常識をちゃんと…
茶鬼
付き合い始めて十カ月たった夏祭りの日。 泉田は祖母が出してくれた祖父の浴衣を来て出かけます。 待ち合わせに現れた真木は泉田の全身をくまなく眺め突然、鼻を手でおさえて・・・ 最初まわし姿に鼻血を出し、白衣姿に鼻血を出し コスプレ好きなのかと本編で泉田に言われていた真木は否定していたが、いつもと違う姿を見ると興奮するらしい。 今回は幸いに噴出はしなかったのかな? でも、オレは何年経って…
ハイ爺
見た目がチャラい、というか普通におしゃれな大学生が、細マッチョな硬派男子(受け)に一目惚れして、これといってなにかあるわけでもなく細かいエピソードがかさなってうまくいって、という話。(チャラいっていうのは受けから見ての話。髪染めてる等) 標準語攻め、大阪弁受け。 とりたてて読み応えもないけれど、 しんどいなー、というときにはこのくらいの話でいい気もする。 わたしは再読しないかなーと思…
最近、掴みはOKな話によく出会い、思わず声を出して笑ってしまうとかいうことも度々あるのですが、この本も冒頭から持ってかれました☆ ザ・一目ぼれ! 久我作品ならではの舞台が関西で、主人公以外は関西弁です。 合コンに参加した真木が一目惚れしたのは大学の「緑の孤島」と呼ばれる理系の学部から来た泉田という男子学生! この一目ぼれのシーンから入るのですがそれがまた、面白くて♪ こんなに好みの顔…
久我有加 陵クミコ
サガン。
本編はなんだかんだありつつもわりと最初から両想いテイストで。 ただ、自覚症状がなかったり立場的な問題とかもあったりで言えないままモダモダしてる感じ。 攻の方がずっと受のことを「亮介くん」て「くん」付けなのもちょっと新鮮かな。 もちろん、過去の流れがあってのくん付けなわけですが。 言葉遣いだけで見ると、攻のアリトモの方が丁寧で、受の亮介の方がちょっと乱暴というか…。 だが、しかし。 そん…
受けも攻めも主人公二人の境遇はかなり不幸なんです。お互い肉親を失ってたり、膨大な借金を抱えてたり。でも二人の純粋な愛情に素直に心打たれるんです。裕福ではなくても二人で一緒にいられるだけで、ただ幸せというのが文章の端々から伝わってきて、たとえBLであっても「ああ、恋愛っていいものだな。」といい年した大人が感動してしまうお話です。久しぶりに何度も読み返し、何度も泣ける作品でした。BL特有の「なぜ男を好…
久我有加 志水ゆき
御影
呉服店の末っ子に産まれた文彦は、祖父の影響で家業を継がず、噺家の道を志します。百舌という芸名をもらったものの、伸び悩んでいたある日、席亭の頼秋から萬歳への転向を進められます。 まだ噺家にも未練はあるし、ひとつの賭のようなことに手を出すことへの不安もある中、これまで声色をやっていた団子とコンビを組むことになるのです。 暴漢に襲われてみたり、芸者から刺されそうになったりと決して穏やか…
久我有加 金ひかる
本当にね、読んでてこの題名の「ソラマメ」のエピソード。 空に向かって実がなる、太陽が恋しいんだね。 このソラマメって受けになる翔大の事かな?なんて思っていたらとんでもない! 攻めである売れっ子のミュージシャンであり俳優でありタレントの百瀬のことだった(笑) なんてぴったりの素敵な題名なんだろう♪ ちょっぴり臆病になってしまう百瀬をがっつりとリードして男前発揮する、 それがあまりに自然で…