アンジー
表紙やタイトルから想像していたよりずっとどろどろしていて、暗めの作品でした。緋汰先生はやはりこういう雰囲気を描くのが得意ですね。薫のビッチさを魅力的に思えるかどうかが、この作品の好き嫌いの1つの分かれ目になりそう。モブ達には好きで抱かれているわけじゃなく、画廊を守るため兄の言いなりになっているという点では消極的なので、ビッチ受けが苦手な人でも受け入れやすそうです。ただし、対久坂には情事中ほとんど…
序盤、遊良がこの可愛い顔で智宏を喰ってやる、くらいの勢いだったので、タチ専がネコに堕とされる話?と思いましたが違いました(笑)。遊良はあくまでネコとして主導権を握りたいタイプ。掴みが既に面白いですよね。でも、彼は最初こそ智宏相手にも主導権を握れるものの、途中で呆気なく形勢逆転されて主導権を奪われてしまいます。タチだったのがネコに、という流れではないけれど、強気なネコが初めて弱みを晒すという意味で…