橘紅緒さんのレビュー一覧

恋 私立櫻丘学園寮 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

中学寮という淡い世界

私立櫻丘学園高等寮の続編、というより時系列的には前になるんですが、こちらを読んだ後どうしても前作をもう1度読みたくなります。

私は途中まで中学生だと気づかず読んでました。前作と登場人物違うのに!
中学生かぁ。中学生でこれだと松嶋と姫城は大分達観してますね。三尾は歳相応ですが。

この歳になって思うと中学の恋なんて刹那的なものだと思えますが、一生懸命なんだよなぁという雰囲気は伝わってきま…

2

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

うん、じれったい

この二人、想いは溢れてるのに互いに言葉にしないから非常にもどかしいですね!
お互い同じ部活で名前と顔は知ってる程度の中。
そんな2人ですがホントに軽い気持ちで「俺と付き合って」その一言で物語は始まっていきます。

「1週間っていう期間は俺の中で長くもないし短くもない。その人を知るには充分な期間だと思ってる。俺はいつだって付き合う時この人こそ特別な人になるんじゃないかって思ってる。」

3

ラブシック 小説

橘紅緒  笹上 

これは何とも・・・

 橘紅緒さん作品には「独特の雰囲気」があるとい思います。その独特な世界観が好きで何冊か読んでいますが、内容的に痛いし切ないし仄暗さを感じるので元気なときでないと読む気になれません。でも、好きなのですよね(苦笑)
 『ラブシック』はタイトルに何となく嫌な感じを覚え、表紙イラストにも暗さを感じたのですが、商業誌活動は『ラブシック』のみという謎のイラストレーターさんの美麗イラストに強く惹かれ購入してし…

7

私立櫻丘学園高等寮 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

どこか懐かしい夏の日の告白

何が良かったというと、はっきりここが良いとは言えないのに、すごく好きだと思えた作品でした。何が良いかと言うともう雰囲気としか…。

読みながら、何かどこかで読んだことあるな~と感じたんですが、これと似たストーリーを知ってるというわけではなく、10代の頃読んだティーンズ・ラブノベルみたいな懐かしい雰囲気がして、特に告白のシーンは本当にツボで若返ったみたいに/笑 ドキドキしました。

人気者の…

5

若葉の -恋期- コミック

橘紅緒  北畠あけ乃 

2作目

丸ごと一冊がひとつのストーリー。
「若葉の」の2作目。

前作からとても独特だなぁと思っていましたが
この空気感・・・たまりません。
読めば読むほど味が出る、とでも言いますか。

えっち度もとても低いですし、派手さも無いと思いますけど
でも、じわ~~~~~っと何かが来る感じですw

1作目の「ー少年期ー」と通しで読まないと
この空気感や意味がなかなか伝わらないと思います。

0

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

雰囲気が透明

芹生くんのセレブっぷりに吃驚。
執事ですか?!あのオジサマは執事ですか?!(* ̄□ ̄*;
そして紫乃…前作を読んだ時ものすっごい嫌な女だと思ったんですよね。
でも何か…あっれー?
何だろう…幼い?
自分の思ったこと感じたことに素直な人なんですね。
んー…余りそばにいて欲しくないタイプに変わりはないのですが、可愛いと思える不思議。
芹生兄で紫乃の恋人である夏生さん…結局最後まで顔が出な…

1

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

一週間限定

前から気になっていた作品。
読むまで芹生くんのこと誤解してました(;´Д`)
女の子をとっかえひっかえする軽~い遊び人だと思っていたのです。
どんな最低チャラ男が出てくるのかとwww
でも実際は違ってて…結果として一週間限定になっているだけで本人は毎回真剣にお付き合いしてたわけなんですよね。
うん、でもそんなの外から見てるだけだと分かんないよ。
というかそういうの個人的には好きくないわ…

3

妓楼の戀水 小説

橘紅緒  宮城とおこ 

美しい本

本のノンブルが漢字表示で、章が変わるごとに雪結晶のような花のマークが描かれていて、細かいところまで凝っているなと思った。
他のSHYノベルズもそんな風になっていたか、ちょっと見てみないとわからないけども。

宮城とおこ先生のイラストが細かくて美しいし、作中の言葉にも美しいと感じる。

最初は葛城という男と節が仲良さげで、二人がくっついても良いなと思った。
「はなしてんか、つわり起こしそ…

3

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

期間限定7日間の恋愛

期間限定って響きが好きです。
しかも1週間。
1か月や1年はよく聞きますが、この短期間は
中々珍しいんじゃないでしょうか。
元々宝井さんが好きだったために、興味を持ったんですが
原作は別の方が考えられているんですよね。

受けの興味本位から始まる関係で、攻めは
限定と決めつけられたところが気に掛かっており、
この人とは思いあえる関係になれそうにない、と
最初はそう思っているんで…

5

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

ゆっくりと育んでいく恋

今日は既読の日ということで、テンカウントの2巻が月末に発売されるということで宝井理人先生のセブンデイズをもう一度読み返してみました!久しぶりになんというか純粋なBL本読んだなって思いました笑(一回読んだことあるのですが)

ゆっくりゆっくり少しずつ惹かれていく関係っていいですよね。ゆっくりって言っても一週間内の出来事なんですけどね笑 でも描写がゆっくり進んでいくので、一週間って感じがあまりせず…

3
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