橘紅緒さんのレビュー一覧

ラブシック 小説

橘紅緒  笹上 

かっこいいけど可愛いと思う2人が読んでて楽しい

面白かったです。
そんなに厚くない本なので短時間で読めて、
でもちゃんと橘さんの世界を楽しめてという
再読には手が伸ばしやすそうという作品でした。

なんとなく印象として橘紅緒さんの作品って
ふわふわしててアクが弱いのか、いやいや逆に強いでしょというような
面倒くさい奴なのか、いやいやそれが可愛く見えるという
そういう輪郭がぼやけてんだかはっきりしてんだか解らないんだけどの登場人物…

3

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

美しいです

BL好きになったきっかけのような本です。
毎回、BLを読んだことがない友人に「なんかオススメ貸して。」と言われたときに、1番始めに貸してます。
初心者向け、といいますか・・・凄く綺麗なお話で。BLに良いイメージを持っていない方でも読みやすいかな?と思います^^

ドラマCDもオススメです!プラトニック素敵ですね。

1

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

はっきりしない。

初めて読んだときは、正直「え……これが人気作?」と思い、正直その時は「しゅみじゃない」でした。
が、読書記録代わりにと片っ端からレビューを書く中で、一年ぶりに再読。
ラストを知った上で読むと、キャラクターの心情一つ一つを手にとって味わえるので、そこで初めて「いい作品だな」と思えました。

ただそれでも結局、心情の全てを相手にぶつけて開陳するということがないので、うやむやのままラストへという…

3

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

最後良ければ…まぁ良いんじゃね?最後まで好きなキャラはいなかったけど。

前回しゅみじゃないに付けたので書くのが億劫です…。

来週の日曜に映画の試写会のハガキを貰った弓弦。
芹生を誘ったところ、答えを濁す…。

芹生の中では規則正しく決まったかのように付き合う相手は1週間って固定している。
お試しでもなんでもない。
想う人(一応紫乃になるかな)がいる時点で付き合う人最初からだめじゃね?
ってか、友達として弓弦と試写会行けばいいのに、何故?

芹生の…

2

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

完読は出来ましたが感想書くために読めば読むほど…うーん…。

私だけではないと思…う…。

花のみぞ知るや、テンカウントから流れて来たら、まぁハードル上がるし、絵柄も変わっているしで、評価も変わってきそう…。(ちなみに私はテンカウント未読者です。)

それは置いといてタイトル、設定、ストーリーの流れなど上手だなぁと思いながら読ませて頂きました。
たださ…キャラに魅力が無い…。
高校生なのに誰一人良い意味での子供らしさ、愛らしさがないと言うか…憎め…

6

唇で壊される。 小説

橘紅緒  奈良千春 

先が気になる展開

主人公も、そのお相手も恋愛体質で、恋愛を本当に丁寧に描いた作品でした。お仕事ものでも学校ものでもなく、誰かと付き合う付き合わないだけを焦点に丁寧に書いてるのは意外だけど珍しい気もしました。

最初は主人公の柚槻の方に問題があって恋愛がうまくいかないお話なのかと思ったら、お相手のチカのほうがもっとずっと複雑な人間でした。
読んでいてせつないし、ぐっときます。柚槻に幸せになってほしい、本当に幸せ…

0

妓楼の戀水 小説

橘紅緒  宮城とおこ 

初めて見た、海の色は。

橘紅緒さんを初めて読んだ時から、その独特な文体のトリコになりました。人物の眼差し、仕草、一挙手一投足がまるでスローモーションのよう…。動作一つ一つの間にゆっくりと時間が漂います。その時間が視覚的イメージに溢れていてとっても贅沢なものに感じられる。文章自体は短いのに、数少ない言葉にたくさんの情報が凝縮されていて、色々な方面に想像力を駆使しなくちゃならない。だから読むのに時間が掛かっちゃう。描写ごとに…

6

私立櫻丘学園高等寮 小説

橘紅緒  北畠あけ乃 

学園寮モノって難しい

うーん…学園寮モノって難しいなぁと再認識しました。

学園(寮)モノの特徴の一つは登場人物の多さにあると思います。メインのお話に絡まないキャラクターが多くて、それが読む楽しさに繋がる作品もあれば話がとっちらかってしまったような印象を受ける作品もあります。自分の場合、今作は残念ながら後者でした。

烏丸はいわゆる「無意識に男を惹きつけるフェロモン垂れ流し系」のキャラクターで…その設定自体でち…

4

R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

面白かった…余韻が残るものでした

一度この作家さんの作品を読んでみたいと思って手に取ったんですけど、
面白かった〜…というか、読んだ後に不思議な心地良い余韻が残るものでした。
私が読んできた(数少ないですけど)BL小説の中では結構新鮮な感覚があり、
むちゃむちゃ面白かったです。

まず読みながら思ったのは、すごく情景が頭にふわ〜っと浮かんできやすい文章だなと思った事。
最初の数ページで世界に引き込まれました。
情景と…

4

つまさきにくちづけを 小説

橘紅緒  佐々木久美子 

大人のような子供のような恋

ニューヨークのダンス事務所を舞台にした作品なのですが、雰囲気がまさに外国ものという感じでした。こういう文体で書くのは難しいのではないでしょうか。日本が舞台のをずっと読んでいて、たまにこういうのを読むと新鮮かも。

天才的ダンサーでまだ10代で入団してきたエースと、振付師のリツの約10歳差の恋物語で、歳下攻めです。
年上がしっかりしてる、というタイプではなくて、もちろん大人としてはしっかりして…

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