吉田珠姫さんのレビュー一覧

旦那さまに赤い薔薇 小説

吉田珠姫  香雨 

突然すぎー

遥[受]は愛するご主人様望月[攻]に誠心誠意尽くす日々。
そんな遙をこの上もなく愛してくれていた望月が突然、遙に首を言い渡されます。
その上、自分によく似た青年を連れてきて今からこいつを執事にするから出て行けって唐突過ぎるよ、旦那さま!
訳も分からない内に望月の知り合い貝塚に連れ出され、外出も禁じられ軟禁状態な遙。
望月も貝塚も説明不足過ぎるんですよー。ちゃんと説明してやればあげればいいの…

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神官は王に愛される 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

いろいろ無理

BLらしいエセなんちゃってファンタジーで、いろいろ突っ込みどころ満載で、いちいち突っ込んでもいられないんですが、こういったゲテモノ&トンチキは貴重。

それにしても、イラストもムダにきれい。
しかも攻めの暑苦しい、鬱陶しさも出ていて、妙にいい仕事をしています。

でも二十年くらい前の耽美な同人誌にアリガチなネタかも・・・
それを大真面目に、今のBLでやるから偉大なのか・・・

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恋獄の獣との愛の日々 小説

吉田珠姫  相下猛 

なぜ

一冊目が好きになれなかったのに、どうして続編を読んでしまったのか、そのあたりで負けた感いっぱいなんですが、吉田さんは嫌いではないのです。

ただ、一冊目よりは、こっちのほうがマシかも。
いかにもBLらしいノリだったからかもしれません。
BLって、どんな犯罪やバカをやっても、愛があれば許されてしまう、なんちゃってワールドだから。

キワモノ&ゲテモノスキーには向いていると思います。

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恋獄の獣に愛されて 小説

吉田珠姫  相下猛 

無理

いわゆるラノベによくある異世界トリップ物ですが、そういうものだとわかっていても、ゲテモノ&トンチキで突っ込みどころ満載でした。

主人公と家族とのエピソードに引きまくりで、おはなしを楽しむ気分になれなかったわたしは負け組かも。
健気受けは好きですが、卑屈だったり、マイナス思考なキャラは苦手なんですが。

おそらく、ツボに入れば楽しく読める人もいるのでしょう。
わたしには無理でしたが。

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獣夏 小説

吉田珠姫  よしいくざんす 

いっちゃってる

近親相姦なので、ダメな人にはダメでしょう。
あえて、ゲテモノ、キワモノに挑みたいときにどうぞ。

ただ、そういうものだとわかった上で読むなら、禁忌感や背徳感たっぷり、エロもたっぷりで楽しめるんじゃないでしょうか。
わたしは、何度も読み返したいって話ではなかったけれど、けっこう楽しみました。BLの中には、こういうのもアリであって欲しいですね。

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ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

ふたなりは好きですが

ふたなりは好きなんですけど、これはフェロモンなのかなんなのか、妄執とか偏執といった執着がメインのような?

書いている人も、イラストの人も、それはそれでノリノリでやっているんだと思うんですが、わたしの萌えとはずれていて残念。イラストでは、ここ、もしかしたら笑うところ? みたいなトンチキな絵があって脱力。

ふたなり物自体がBLの中ではキワモノ、トンチキに入ってしまうので、そういった意味では…

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ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

超ぶっとびエロス

両性具有(ふたなり)、近親相姦、乱交、が飛び交う本作品。
2作目の『ブラックオパール』を読んでから、この1作目に戻って読んだのですが、こちらは飛びぬけてエロでした!!
絵が門地さんなのがやはり効果絶大ですよね♪
ちょっとショタっぽい色気に水気多目の表現は、2作目のあっさりしたみなみ恵夢さんの絵に比べても本作にぴったり☆

ふたなりにも男性優勢タイプと女性優勢タイプがあるのですが、この主人…

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ブラック・オパール 小説

吉田珠姫  みなみ恵夢 

エロエロエロエロエロロロロロロロロ・・・

4年前の刊行『ピジョンブラッド』のスピンオフというか続編になるそうです。
男性器・女性器の両方を持つ”ふたなり”の、男を惹きつけてホネヌキにしてしまう特異体質の者たちを探しだし、その特性から理不尽な目に会っているところから救い出すという仕事をしているという、同じく両性具有の身体を持つ天使のようなサフィールという男性が本当の主人公なんですね。
この本は、そういった身体を持つ”ましろ”という青年と…

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隷辱の人魚 小説

吉田珠姫  高座朗 

トンデモSF

SFなんですけども。
ちゃんと科学したSFでは全くなくて、壮大なホラ話、というカンジでした。
ツッコミどころ満載なんですが、この際、目をつむってみたら、
それなりにおもしろかった!!

ただー、BLとしては。
せっかく?の、実の兄弟ものなのに、心理の描写が少なくて…。
それも弟攻め。ワタシの好み!なのにい。
兄は弟のために犠牲になり、性処理の道具のように扱われ(かわいそう~!!)、…

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隷辱の人魚 小説

吉田珠姫  高座朗 

何と評価したらよいか・・・とりあえず猫型ロボット?

「それは禁じられた愛と性の物語」という帯に、裏を見れば、「2000年代初頭核戦争勃発。人類、生物はすべて死滅した・・・」などとものすごーく興味をそそられるあらすじに、BLのSFファンタジーだから心の窓を広くして、どんな設定も展開も許そうと、寛大な心で読み始めたんですが・・・
あまりのトンチキに読んでて頭が沸騰しそうになりました。

いやね、設定とかちょっと突っ込みたい部分もあるけどいいんです…

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