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禾田みちる 吉原理恵子
Maika
ずっと読んでいるのですが、何年も。 正直言ってよくわからない話です。 最初の頃から余りよく飲み込めてなくて、そのうちわかるだろうと読み続けて早数年。 未だにわからないのに、なんで読み続けるのか? 私はコミックのみで読んでいるので本当に年に数話まとめて読むだけなので余計にそう思うのかも。 新刊が出ると買ってしまうし、読み始めると必ずあぁわけわかんない!と思うんです。 それなのに最後は続き…
吉原理恵子 長門サイチ
えくぼ王子
随分前から興味のあった作品です。 1990年初版で長らく絶版になっていたのですが、改めてキャラ文庫さんのほうで出た作品です。 歓楽都市ミダスの郊外にあるケレス。スラムと呼ばれるそこで、不良グループ"バイソン"を取り仕切っていたリキは、ある人物につかまってしまいます。彼を捕まえたのは中央と死タナグラをすべるエリートの金髪(ブロンディー)イアソン・ミンク。本当ならば決してで…
吉原理恵子 徳丸佳貴
むつこ
登場人物は高校一年生です。 クラスメイトの沢田という一匹オオカミによって壊されてゆく、幼馴染みの「オレ」と将人の友情関係。 吉原作品は私のなかで、面白い作品と面白くない作品、きっちりまっぷたつに分かれるんですが、これは面白くなかったです。 登場人物の会話が古くさい。そして寒い。 んで、どうでもいいことに悩んでる気がしてならない。 登場人物に魅力がなく、抱えてる悩みも浅く思えたので、世界観にハマって…
吉原理恵子 鳳麗華
下巻は少しパワーが落ちたかなァと思う。 物語の整合性のために残虐度がダウンしちゃったような気がする。といっても上巻との比較なので、じゅうぶん以上に残虐です。血みどろです。 好きとか愛してるなんていう甘っちょろいものより、妄執とか執念とかのほうが力強いんだろうな感じてしまうほど、玲二の持つ闇は狂気です。 ラストが惜しかったかなァ。もういっそ二人で死んでも良かったんじゃないかとw
吉原理恵子ワールドここに見参。 モラルとか常識とか頭からバリバリ食べてしまうような小説です。 ちなみに吉原理恵子さんのこういう作品を読むときは、舞台をこの日本だと思わず、どっかのパラレルワールドだと思うようにしてます。でないと私の中にある正義や常識が邪魔して楽しみきれなかったりするw 主人公は義理の兄弟です。和也と玲二。 玲二が和也に向ける歪んだ愛と憎しみが執着になってるんですが、その表出の仕方が…
吉原理恵子 円陣闇丸
近親相姦モノです。 父親の不倫をきっかけに崩壊していく幸せな六人家族。 まずは頭のおかしくなった母と長男が。それを知る長女は家出。三男は引きこもり。母は死に、長男は次男をレイプする。 「ラブラブハッピーなボーイズラブではなく、ずっしり重いJUNEものを書いた」というだけあって、迫力ありました。 ああ、これこそ吉原理恵子さんの世界だなと思いました。 息もつかせないような痛い被虐のシーンは、壮絶であり…
一巻よりパワーアップしてました。 近親相姦てんこ盛りのアンモラルBL、吉原理恵子ワールド。 ゾクゾクするほど面白いです。私のなかにある「背徳に感じる美」みたいなものを、ズルズル引き出してくれた。感じるのは暗い暗い快感だ。 「ガキの領分」シリーズや「くされ縁の法則」シリーズでガックリしてましたが、ぜんぜん違いますね。吉原理恵子が分からないw 美しい愛はないです。あるのはドロドロに淀んだ執着。
オモロイです。 一巻から緊張感が途切れないのがスゴイ。 新しい事件や展開が、不自然ではないかたちで次々に置き、少しずつ変化していく登場人物の内面には説得力がある。 長男の雅紀は自覚のある天才であり、狂人だ。すがりつく母とはじめてセックスしたときにはできてなかった自己分析も、今はきっちりできている。 次男の尚人はしなやかに強くて優しい。周囲を惹き付ける磁力は、目に見えて華やかなモデルの長男以上だ。 …
吉原理恵子 神葉理世
完全に失速。 あらすじが…なんていうか「そのまんま」なんです。 裏にあらすじ紹介文があるじゃないですか。そのまんまなんです。付け加える部分がないという…。 改行の多い、ページの下半分が白紙だらけの文章。 同じ繰り返し。 残りは登場人物への美辞麗句。 くどいです。 疲れるけど、さくさく読める。
前作と同じく、登場人物への美辞麗句と前作までのあらすじだらけの本文。 一巻がかなり面白かっただけに、何故こうなるのか不思議です。 てか、結局のところ、一巻から何も進んでないんだよね。 手紙の謝罪なんて、読んで「もういいよ」って言えばいいじゃないか。ごちゃごちゃ言って問題を引き伸ばしてるのは、謝罪してる側じゃなくて哲史の側じゃないのかしらん。