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吉原理恵子 緒田涼歌
ジェイ
表紙の一真に惹かれて購入。しかしちょっと読みにくかったです。 最初の部分で、受験期の心情が書かれているところがあったのですが、どこがだれのことを書いているのかがよくわからなかった。名前を書いてほしいよ~。 辰巳は、タラシというよりもー、なんだろ、周りがほっておかないタイプ。一真にだけはデレ。 流れとして、一真が辰巳に懐かれて狼狽している姿が多く、恋に進展するのはまだかなって感じです。…
吉原理恵子 長門サイチ
茶鬼
リキがエオスに戻ってきて、前回は”いい加減にツンツンツンからツンツンデレくらいになってくれ”と書いておりましたが、ここにきて進展があったようですよ。 扉絵は、木の上で昼寝をする無防備なリキ、頭に小鳥が2羽止まって、なんともかわいいではありませんか。 今回は、ハードカバーと違いCDを再現したオリジナルストーリーになったみたいです。 スラム出身でイアソンとの特別な関係があることから、周囲のペ…
吉原理恵子 東城和実
トオコ
美形で目立つ幼なじみ、もしくは兄弟×平凡(に見える)な主人公。 そして受けに執着する攻め。 吉原さんの作品の多くはこのカップリングですね。 その原点とも言える作品です。 克美視点の『克美の主張』と、6年の時を経て(10年の月日が流れた『ジグソーパズル』よりは短い)発表された明視点の『明の言い分』の2話収録。 幼なじみの克美と明。 弱くて泣き虫で子分のようだった明は、容姿端麗・成…
ホモ子・アンドリュー
キャラ文庫版『間の楔』もとうとう5巻までやってまいりました。あとがきいわく、今回からキャラ文庫オリジナル版になっているそうです。こうなってくると一体あの結末まであと何冊あるのかな、と気になってしまいます。 今回はリキがエオスを出てアパティアに移るまでのお話です。『間の楔』がわからない人は、要するに超偉い人の愛人が、しょっちゅう愛人の自慢しあいっこをしていた超高級社員寮から、いろいろあってちょ…
吉原理恵子 円陣闇丸
この「二重螺旋」という原題通りに、巻を重ねるごとに事件も、人々の感情さえも複雑に絡んで、この終着点は一体どこにあるの? と、叫びたい気持ちになりますが、中だるみさせない作りはさすが吉原さんです。 事が複雑になるごとに篠宮兄弟の絆が一層強く深くなり、女達はより悪者になり、この「攣哀感情」も目が離せない展開に。 高校生襲撃事件で尚人と同じく被害者となった1年の野上の母親が、どうして篠宮は学校…
父の不倫・家出に母の自殺、兄と母の関係に兄と弟の関係と、泥沼の篠宮家に執着し続ける兄弟達にさらに試練の事件が! 兄雅紀をつなぎとめておきたい尚人の気持ちを利用して、関係を続ける雅紀。 また強要されているような関係でありながら、自分のものだという安心感をえる尚人。 二人のSEXは禁忌なだけに、より一層の淫猥さと深さを増しています。 一見人当たりのよさそうな尚人ですが、父の不倫相手の妹がや…
吉原理恵子 小島文美
ネタバレ
ハンカチを用意してください、できればタオル地がいいです。 自分は電車で読んでしまって危うい目に会いました(汗、、) 最初から最後まで胸を締め付けれる苦しさに、どこまで耐えられるのか、心を試されているような愛の姿がここにありました。 17歳にして王になったルシアンに「誕生日の贈り物として操をもらう」として強引に奪われたものの恋人となったキラ。 しかし、乳兄弟として育った王の妹イリスをかば…
一見幸せそうに見えた家族に、父親の不倫と家出によって起こる崩壊。 それは、家族個人それぞれまで壊すことになってしまった。 シリアスでドロドロした愛憎が吉原さんの心情をつづるモノローグ多めの文章が抜きんでて際立たせる衝撃の秀作だと思います。 極度のブラコンで長兄の雅紀が大好きな長女の紗也加 父親が大好きで親戚にも可愛がられる末っ子の祐太 真ん中の男の子として、中立的立場にある二男の尚人…
haruko4869
攻・ルシアン(22) 帝王 受・キラ(18) 吟遊詩人 乳兄弟であったルシアンとキラ。 ルシアンは17歳の誕生祝いの席で、キラに祝いの品を求めます。 キラは「王が望むものを差し上げます」と応えたことから、ルシアンは「キラの操をもらう」と。 以来、ルシアンはキラだけを愛し続けます。 ルシアンの妹・イリスが家臣との密会のためキラに言伝を頼んだ場面に行き当たったルシアンは、キラが妹と…
ひちわゆか 吉原理恵子 佐野なづか 千本木一 ことぶきあおい
①吉原理恵子 『DOUBLE TONE』 しゅみじゃない 『陽だまりに吹く風』でも同評価を付けさせてもらいました。 ②ひちわゆか 『隣りの男』 萌萌萌 ひちわさんのこの作品があるために、この文庫本を処分できません。 会社の隣りにある設計事務所にいる神谷が気になる柴田。 人の顔を覚えることが苦手な神谷に、社外で会った時に気付かれなかったことがきっかけだ。 別人のふりをして彼に近づ…