吉原理恵子さんのレビュー一覧

悋気応変 二重螺旋11 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

新展開ととるかマンネリ化ととるか……

詳細なあらすじは他の方がレビューして下さっているので、私は気になったことのみ。

父親とその愛人の交通事故死で過去の因縁とも一区切りがつき、これからは尚人が少しずつ雅紀の庇護から離れ独り立ちしていく過程で、二人の関係がどう変わっていくか、というところでの新展開の章なのだと思いますが…、読み終わってみると、これまでの経過があまりにもスルーされすぎかな、という印象を抱きました。
時間経過が遅いの…

1

暗闇の封印 邂逅の章 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

一巻の面白さはどこへ…

エロ要素の少ない二冊目。
ですので笠井さんの表紙も二枚の口絵も着衣という、珍しい仕様となっています。新鮮。

一度はミカエルの蛮行を見逃した神は前作の最後、結局ルシファーをミカエルの元から連れ去ってしまいました。影の館と共に。
連れ去ったと言っても自分の元へ置いたのではなく、人の輪廻へと紛れ込ませてしまったわけで、今回はその後からスタートしています。
影の館は、ある程度の力を持つ御使いた…

1

影の館 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

耽美で地の文にかなりの癖がありますが…


こちらリメイク作です。
吉原さんが投稿時に書かれたものということで他作品よりもさらに独特の書き方ですので、向き不向きががっつり分かれそうだなと感じます。
ページの下の方を使用しない短いセンテンスなど。
地の文の表現は相変わらず耽美ですが、内容とはひじょうにあっていると思います。

**********************
受けのルシファーは、神の至宝とされる天使長。
その美し…

5

悋気応変 二重螺旋11 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

イイぞ!尚ちゃん。  皆さま、感想長くてゴメン

尚人の魅力がクローズアップされている11巻。
既刊のようにドロドロなメロドラマ風の内容は一切なし。
もちろん、漏れなく随所で雅紀の魅力もアピールされている(笑)

「新展開」により登場した新キャラは以下。

 ・クリス:ヴァンスのデザイナー。スクエアメガネの美形中年。
      イカしたデキる男の雰囲気。
 ・ユアン:ヴァンスの専属モデル。チェリーブロンドの美形。
      …

6

悋気応変 二重螺旋11 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

相変わらず

11巻でも雅紀の過保護っぷりも溺愛振りも変わりなし。
ただ尚人にアルバイトをさせたことは、少しは成長?したのかなと思います。何せ今回のアルバイトでは、誰も尚人を魔の手(笑)から守る人がいないのですから!
正真正銘単身で乗り込みました!加々美さんもいません!当然根回しはしてますが。
でも正直このアルバイト、現実では絶対にありえないと思います。でも読み進めていくうちに特に気にならなくなりました。…

6

ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2007 グッズ

豪華でココだけなのがもったいない

小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。
小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。

電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

予定通りの到着で嬉しかったです

この手の全プレは遅延発送が常な中、この冊子は予定通りに届いて嬉しかったです。

収録作品の中で、読む事ができて特に嬉しかったのは、「たかが復縁」、「ヴァンパイアは我慢できない」「兄弟ですが、他人です。」でした。
どれも原作本が好きで、とりわけ「たかが復縁」と「兄弟ですが、他人です。」は、(「ヴァンパイア・・・」は数冊出ていますが)1冊のみの作品なだけに、番外編が読めるのは本当に嬉しいです。

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

葉鳥が幸せそうでうれしかった

この手の小冊子からも徐々に撤退しようかと思っているのですが、今回は「ダブルバインド」「毎日晴天」「パブリックスクール」などの番外編が収録されているので、やはりはずせなかった。
なかでも、パブリックスクールの後日譚「王と小鳥の休暇」は本編シリーズを読み終えて間がないので、一番感慨深かった。
忙しいイギリスでの日々、たまたまできた休日に、二人でかつての母校と、その街に出かける話です。
エドがどれ…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

コミック9作品・ノベル5作品

コミック9作品・ノベル5作品の番外編が収録されている読み応えがある1冊でした。

私が一番読みたかったのはノベルでは英田サキ先生「ダブル・バインド」の番外編、「How much Love」。上條×瀬名、進藤×葉鳥という2カップルの、過去を消化した現在の甘い生活が素敵でした。ただ、本編での瀬名のツンデレが大好きだったので、もうちょっとツンぶりが欲しかったかなと思ってしまいました。

コミック…

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暗闇の封印 黎明の章 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

やっぱり返してー

大好きなシリーズなのに、神評価にできない~ルカを返してー。
あと色々ありすぎて、かつ おいちょっとまて、そこで終わるんかい という
感じで終わられてしまったので、だめ、神にできない!!!!
今、とまどいと「ちょっとまて」的怒りで いっぱいー(泣)
多分、あと3回ぐらい読んだら、また評価変わりそうな気がする。
うーん、2巻までお読みになられた方はぜひ、
この戸惑いを共有していただきたい(…

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