あじみね朔生さんのレビュー一覧

恋水奇譚 ~SAMIDARE~ 小説

西野花  あじみね朔生 

時代ものではなく、”ファンタジーです

妖怪(というか、触手)が出てくる森があったり、ゴスロリくノ一が出てきたり、とにかく「時代物」と思ったら愉しめなくなること請け合いの一冊です。
難しいことは考えず、「そういう世界だ」と思って読むのがオススメです。
しかしながら、ファンタジーとしての話よりも「エロ」が先行しているので、話そのものの読みごたえはあまりありません。

ファンタジー風味のエロが読みたい!!
というときに、軽く読める…

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野蛮人の求愛 小説

高尾理一  あじみね朔生 

クロコダイルダンディ?

15年間アマゾンで暮らした野生児が日本に帰って来た!
アマゾンといえば、木原作品の「無罪世界」という痛い作品がありましたが、これはどちらかといえばコメディ路線。
あちらは原住民に浚われて日本語も文化も全く皆無でしたが、こちらはアマゾンで暮らしていたといえど、日本人の学者両親がいて。
あちらは、片方の従兄弟が詐欺まがいのズルイ男だったのに比べ、こちらはまっとうな常識あるサラリーマン。
比較し…

2

秘密の鍵開けます 小説

いおかいつき  あじみね朔生 

さらに微妙

一作目は微妙だったんですが、続編が出たならおもしろくなってるかしら、と期待してしまった分、残念感倍増。

表紙のイラストも、ちょっと寒い。
内容も、悪くはないけど、いかにも予定調和だし、事件は悲しいかんじで後味が悪いし、受けの立場はいまだに微妙だし、妙にリアリティがあるのも考えものでした。

同じようなキャラクター、設定、事件でも、いくらでも書きようがあるし、いおかさんだったらできるんじ…

1

運命の鍵開けます 小説

いおかいつき  あじみね朔生 

微妙

いおかさんは好きだし、あじみねさんも好きだし、設定も好みっぽいんだけど、どうにも乗り切れずに読み終わってしまって残念。

受けの立場も妙にハンパだし、攻めのスタンスもハンパだし、再会っていうのもどうもご都合主義っぽいというか、微妙。

妙に地に足がついてる展開や設定が、なんちゃって感やBL的な醍醐味を感じさせなくて、普通の2時間推理ドラマみたいな枠にはまりきっちゃってて、予定調和に収まっち…

0

スケルトン・ハート 小説

いつき朔夜  あじみね朔生 

一途な年下攻めは好きだけど

年下攻め、ワンコ攻め、理系萌えとツボな設定がいっぱいなのに、まるで乗り切れませんでした。えええ、どうしてそうなるの、そっちなの? と予想の斜め上を行くような展開で、ここは笑うところなの、と首をひねりまくり。

あと導入部で、表紙の二人がどっちのキャラなのか、しばらくわからなかったのも乗り切れなかった原因かも。

ボルトとナットとか、理系な部品にたとえるあたりは、うまく使ってくれれば、いくら…

1

スケルトン・ハート 小説

いつき朔夜  あじみね朔生 

年下攻めの良さが詰まってます

いつき朔夜さんの素晴らしさの一つに、お仕事の描写に手を抜かない点があるのですが、この作品でも如何なくそれが発揮されてました。
しかもどんな職業でも、登場人物はその仕事を愛してて、誇りを持って頑張ってるんですよ。その姿だけでも萌えてしまう。
BLでは有能な仕事人は多いけど、「実」がともなってないパターンが多いので(なにをしてるかさっぱり分かんないけど、“仕事ができるのだ!”という魔法使いのような…

3

官能の秘めごと 小説

飛沢杏  あじみね朔生 

言葉責め!言葉責め!!言葉責め!!!

だいぶ前に読んだ作品ですが、何度読んでも好きな作品です。
兄弟設定にまず萌えがはんぱないんですが、一番は言葉責め!
この言葉責めはすばらしいです。
ちょっと言い回しが古い印象なんですが、逆にそれがエロいww
シリアスな展開もあって切ない感じも漂うんですが
それをかき消しちゃうんですよねーこの言葉責めが!
BLというより耽美です。
言葉選びとしては素敵だと思うんですが、表現が幅広すぎて…

1

恋罪の傷痕 書き下ろしショートストーリーペーパー グッズ

ある意味既に落ち着いてるのか?!

本品は『恋罪の傷痕』の
フェア書店限定配布の特典品になります♪

今回は本編終了後、
本編で卯月が約束してくれた
真澄の墓参りに訪れた話をおさめた
A4版の二色カラーペーパーになります。

続編の『恋情の刻印』にて約束して貰った
真澄の墓を訪れた卯月と椎奈。

自分と同じように
卯月を思っていただろう真澄を思い
卯月の傍のいる事を許してもらい、
何があっても彼を守って…

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恋罪の傷痕 小説

  あじみね朔生 

無口な攻様を落とすには

今回は前店主の弟子で寡黙な小料理屋主人で元極道と
前店主の頃からの料理屋の常連で弁護士のお話です。

攻様の過去の因縁絡めて受様の恋が実るまでと
受様の同僚を絡めて攻様が嫉妬する後日談を収録。

独り身で弁護士をしている受様には
お気に入りのお店があります。

その店は
カウンター席だけの小さな店ですが
上手い酒とうまい料理をだす店で、
常連客曰く他の人には教えたくない…

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小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

1枚の絵から妄想してみよう!

2009年の小説リンクスを彩ったイラストに小説家さんがオリジナルストーリーを付けるこの小冊子。
短いけれどなかなかステキでしたvv

「ピストルオペラ」篠崎一夜×香坂透
任侠道で敵対する組織の2人。
攻は受に盃を受けて欲しいが、受は組織を裏切るような真似は出来ない、と。
受の方がキレイな顔して言葉に訛り?があります。

「運命の刻を分かつ者」秀香穂里×陸裕千景子
大尉×少尉
自…

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