義月粧子さんのレビュー一覧

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

高嶺の花に一目惚れした野良犬の10年愛

攻めざまぁそのものではないけど、攻めざまぁお好きな方なら、楽しめると思います。

あとがきで「私の書く話では報われないのは受けと決まっていて、傲慢な攻めたちは読者から大ブーイングを浴びながらも好き放題の限りを尽くしてきた。そんな彼らの罪を背負ったような、そんな攻めになった」とありまして。
つまり、たまには攻め、お前が苦労してみろよ!と、今まで散々な目にあわされてきた受け達の怨念(?)がこもっ…

6

駆け引きはバーにて 小説

義月粧子  サマミヤアカザ 

今ひとつ。。

丁々発止のカプ作品が好きな作家さんです。健気受けが得意と言われるようですが、これは私には苦手キャラでして、こちらはまさにその健気受け登場作品なのでした。

しかし、まず誤字脱字の類いが多いですね。1文に二箇所助詞が抜けているような文もありました。あとは一文ごとに改行というのも読みづらい。

それから、概ね受け視点で書かれているのですが、ところどころ三人称になったりと、視点が移り変わるのも読…

1

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

ギリギリまで追い込まれてからの、萌え爆発なのです

こちら、主人公ですが、すごく一途だし健気なんですよ。
が、派手な美貌が裏目に出て、遊んでる軽いタイプだといつも思われちゃう。
その上、勝ち気な性格や甘え下手な所が災いして、わざわざ自分から誤解を助長してしまう。

またこれ、義月作品だとお約束なんですけど、攻めがなかなかの冷たさ。
や、本人も悪いんですけど、いちいち的確に受けを傷付けてくるんですよね。
そしてこれもお約束ですが、なまじ我…

3

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

受けのキャラ付けが好み

どん底から這い上がる努力家で、地味だけど稀有な才能の持ち主。
理性的で感情表現苦手目のクールビューティなのに、欲望には割と忠実…
って、なにそれ、絵に描いたような愛され受けだな、もちろん私も大好物。
に対して、攻めが空気。
最後の方で家柄をバックに受けのゴタゴタ解決したけど、それって攻め個人の力じゃなくない?家柄ひいてはお祖父ちゃんの権力じゃん。
むしろ、ご本人はあまり登場しなかったけど…

1

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

溺愛では無いのですよ・・・。

タイトルに「寵愛」が入ってて、あらすじには「溺愛ラブ♡」とありますが、決して甘々ってお話では無いんですよね。
ご注意下さい。

いや、義月先生の書かれる攻めですが、何故か受けにだけやたら冷たかったり意地悪だったりと、たいがい酷い男でして。
対して受けは、プライドの高い美人。
わりと意地を張っちゃったりと不器用で甘え下手でもある為、相性としては最悪なんですよね。
なんか、ずーっとずーっと…

15

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

諸侯同士

美麗な表紙で気になって購入。お子様大切にされておられる様子が嬉しかったので萌2より萌にしました。Re○taさんで購入、挿絵あり、本編+あとがき+お子様視点の幸せ後日談SSでした。お仕事きっちりされるイケメン二人がお子様を大切にするお話という印象です。

ファーガス侯の屋敷で行われた同盟諸侯たちの会議。父親や兄が別件対応中のため代理で出席したフィネスは、ルドルフの隙のない差配に身の引き締まる思い…

2

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

クズと健気

うーん、これはハズレでした。。すいません。

あいつと俺が、みたいなケンカップルものが軽妙で好きな作家さんなのですが、作家買いすると健気受けものが結構あって、そちらは苦手なので、私には合わない作品を買ってしまっていたようです。

こちらの作品は、振られた元彼のことが忘れられず、それに似た受けの主人公を劣化版〇〇、と呼んでくるような人物が攻めです。
とにかくクズで、カッコよく美味しいお店に…

1

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

お互いの価値観

美男カップルのお話でした。
受けは美女より美しいけどなよなよしていなく、賢くて剣の腕もあり意見をはっきりと言える人間です。
攻めは美男で逞しくて引退した父の替わりに、若いながらも領主として辣腕をふるっていてオーラがあります。
攻めは未婚ですが幼い息子がいます。攻めが若い時に火遊びで出来たので、引き取るまでに存在さえ知りませんでした。

あらゆる手立てで領地を広げる領主が、受けの父親が治め…

2

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

妻子を溺愛する夫がカッコいい!

ほわほわ子育てストーリーなのですが、しっかりした人物像と政治的背景や地形などが細かく描かれており、
ほっこりだけでは終わらない読み応えを感じました。

同盟国同士のルドルフとフィネスは、関係強固のため婚姻を結ぶことになります。
ルドルフにはセオドアという一人息子がおり、
セオドアを通してルドルフとフィネスは関係を深めていきーー

一言でいうと、親バカ子育て日記です^^;
フィネスは…

3

オメガバースの双子素数予想 小説

義月粧子  星名あんじ 

一度読めば十分…

とても読み辛い作品でした。途中挫折しそうに。

前作あるそうですが未読です。読まなくても良いかな?

2人の攻めに愛される。複数でセックスするのも嫌いではありません。

でも大半が受けに対する愛情が見えなかった為に、攻め達に悪印象しか無かったです。最後の最後に言われてもって感じでした。

それから受けが頭が良いのか悪いのかが書ききれてなくて、キャラに魅力が無かったです。

全体…

6
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