義月粧子さんのレビュー一覧

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

溺愛では無いのですよ・・・。

タイトルに「寵愛」が入ってて、あらすじには「溺愛ラブ♡」とありますが、決して甘々ってお話では無いんですよね。
ご注意下さい。

いや、義月先生の書かれる攻めですが、何故か受けにだけやたら冷たかったり意地悪だったりと、たいがい酷い男でして。
対して受けは、プライドの高い美人。
わりと意地を張っちゃったりと不器用で甘え下手でもある為、相性としては最悪なんですよね。
なんか、ずーっとずーっと…

15

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

諸侯同士

美麗な表紙で気になって購入。お子様大切にされておられる様子が嬉しかったので萌2より萌にしました。Re○taさんで購入、挿絵あり、本編+あとがき+お子様視点の幸せ後日談SSでした。お仕事きっちりされるイケメン二人がお子様を大切にするお話という印象です。

ファーガス侯の屋敷で行われた同盟諸侯たちの会議。父親や兄が別件対応中のため代理で出席したフィネスは、ルドルフの隙のない差配に身の引き締まる思い…

2

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

クズと健気

うーん、これはハズレでした。。すいません。

あいつと俺が、みたいなケンカップルものが軽妙で好きな作家さんなのですが、作家買いすると健気受けものが結構あって、そちらは苦手なので、私には合わない作品を買ってしまっていたようです。

こちらの作品は、振られた元彼のことが忘れられず、それに似た受けの主人公を劣化版〇〇、と呼んでくるような人物が攻めです。
とにかくクズで、カッコよく美味しいお店に…

1

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

お互いの価値観

美男カップルのお話でした。
受けは美女より美しいけどなよなよしていなく、賢くて剣の腕もあり意見をはっきりと言える人間です。
攻めは美男で逞しくて引退した父の替わりに、若いながらも領主として辣腕をふるっていてオーラがあります。
攻めは未婚ですが幼い息子がいます。攻めが若い時に火遊びで出来たので、引き取るまでに存在さえ知りませんでした。

あらゆる手立てで領地を広げる領主が、受けの父親が治め…

2

諸侯さまの子育て事情 小説

義月粧子  小禄 

妻子を溺愛する夫がカッコいい!

ほわほわ子育てストーリーなのですが、しっかりした人物像と政治的背景や地形などが細かく描かれており、
ほっこりだけでは終わらない読み応えを感じました。

同盟国同士のルドルフとフィネスは、関係強固のため婚姻を結ぶことになります。
ルドルフにはセオドアという一人息子がおり、
セオドアを通してルドルフとフィネスは関係を深めていきーー

一言でいうと、親バカ子育て日記です^^;
フィネスは…

3

オメガバースの双子素数予想 小説

義月粧子  星名あんじ 

一度読めば十分…

とても読み辛い作品でした。途中挫折しそうに。

前作あるそうですが未読です。読まなくても良いかな?

2人の攻めに愛される。複数でセックスするのも嫌いではありません。

でも大半が受けに対する愛情が見えなかった為に、攻め達に悪印象しか無かったです。最後の最後に言われてもって感じでした。

それから受けが頭が良いのか悪いのかが書ききれてなくて、キャラに魅力が無かったです。

全体…

6

さかしまな恋 小説

義月粧子  Ciel 

中立寄り。比較的近年の作品を読む度にじわじわ感じてたんですが。。。

うーん…うーん…(;´Д`)

義月さんの幼馴染みモノといえば
「甘い絶望の夜を捧げて」がめちゃくちゃ良かったので
今作の幼馴染み設定も楽しみにしてたんですけど思ったほど…でした;

既刊すべて読破していない者の戯言ですが、
年数が新しい作品ほど印象に残らないお話が多いような…。
ストーリーの練り込みがあまり響かないというか…。
感覚的なもので上手く言えないのですが;
生意気な…

1

オメガバースのP対NP予想 小説

義月粧子  星名あんじ 

切ないスレ違い十年愛です。オメガバース設定は無い方がいい気がするなぁ。

「オメガバースの不完全性定理」と「オメガバースの双子素数予想」に続く、シリーズ3作目になります。
単品でも読めますが、主役二人の背景がとても特殊な為、シリーズを通して読んだ方が理解しやすいと思います。

で、こちら、高校生で異母兄弟として出会った二人の、十年にも及ぶ切ないスレ違い愛になるんですね。

このシリーズ、受けを戦利品扱いする傲慢攻めだったり、受けに意地悪しては喜ぶ小学生レベル攻…

6

駆け引きはバーにて 小説

義月粧子  サマミヤアカザ 

バーテンダーの恋

サマミヤ先生の挿絵目当てで購入していたのを久しぶりに発掘。昔はすごく好きでしたが、今読み返すとなんて傲慢な勝手な男なんだ!とちょっとプンプンモードなので、すいません、中立より萌です。昔はめっちゃ好きだったんだけどなあ。好みは変わるということか。

看板一つ出していないバーで働く水嶋。その店に同じ高校で一学年下だった鳴瀬と設楽が訪れるようになります。高校の時から設楽に好意を抱いていたのですが、設…

1

薔薇色の罠 小説

義月粧子  奈良千春 

攻めのキャラが掴めなかった

お話以前の問題なのだけど、攻めの人称や口調が一続きの場面でもころころ変わるのはなんでなの…。
私とか貴方とか言って、ですます調で話してたのに、急に「俺」「あんた」になってみたり。僕って言ってるときもあったけど、わざとなのかな? どういうキャラなのか最後までよくわからず、気になって感情移入出来なかったよ…。
あとがき読んだら、S受けで考えていたキャラらしく、それで試行錯誤した結果なのだろうか。だ…

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