義月粧子さんのレビュー一覧

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

こんな攻めに惚れたのは、幸か不幸か?

やっぱ不幸かな?

『ホーム・スウィート・ホーム』のキャラが主人公を引っ掻き回す相手になってましたが。
ちょっとだけリンクした部分があって、イラストにもありました。
桜木やや先生のイラストは今回おとなしめ。
両方のお話とも、ラストのイラストがホンワカさせられました。

受の宰くん、かなーーり攻の和貴に振り回されます。
「悪魔のように美しい」ってすごい表現だよね。
この作者さん、イ…

1

クロージング 小説

義月粧子  有馬かつみ 

魅力的な誘い受けでした

受けのキャラが私の好みど真ん中でした。
やっぱり義月さんの書かれる受けはいいなー。健気タイプでも誘い受けタイプでも、どんなキャラの受けも私好み。
今作の受けはふらふらしてるワンコな攻めくんを手なづけちゃう誘い受けなんですが、カッコよくてツボでした。
初えっちで「う、わ…。うまそー」って舌舐めずりしちゃうお下品さ、イイヨイイヨー。

アメリカを舞台にした弁護士同士の恋のお話です。
ワンコな攻めがアメ…

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すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

不快な話だけど面白かったです

『ホーム・スウィート・ホーム』のスピンオフ作品です。
読んでなくても大丈夫です。

『すべては彼の手の中に』
表題作。
不快な話ですな…w
でもとても面白かったです。
これを愛のカタチと言ってしまいたくはないけど、文化人類学という学問を物語の背景にしてるので、読みようによっては非常に深い話になるなと思いました。ちょっとかじったことがある程度なのですが、文化人類学は面白いです。
攻め…

1

失恋のあと、恋は始まる 小説

義月粧子  雪舟薫 

すごい受けだ

面白かったです。
ぐいぐい読みました。
雪舟薫さんのイラスト、大好きです。私は小説を読むとき、イラストはあまり気にしないタイプなんだけど、雪舟薫さんのイラストは常に見とれてしまう。

年の差カップルものです。攻めが年上で受けが年下。
主人公は受けのほうです。
慕っていた叔父の葬式で、かつて叔父の恋人であった男と出会い、一目惚れに近い感情を持つ。

BLには珍しいタイプの受けでした。
とにかく浮気者…

4

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

実は、バッドエンドを期待しました。

つまらなくはなかったので萌評価ですが、私好みのお話ではありませんでした。

決して女性っぽいわけではないけれど、専門学校の同級生の女の子たちにも「女子枠」と言われるくらい控えめで大人しくて涙もろいゲイの青砥。
クールなイケメンが好みだけれど、出会うチャンスもなく、常々恋人が欲しいと思っていたところへ、理想のタイプの久住が現れます。
ひょんなことから、「恋人はいるけれど“セフレ”なら付き合え…

3

夏の残像 小説

義月粧子  奥田七緒 

10年の時を隔てての再会

やっぱ義月粧子さんは、私好みのアダルトな作品を書いてくださる。
このお話も、ドリーム的な部分が少ないので、夢見たい王道BLファンの方には敬遠されるかもしれないなと思いながら読みました。
私は好きです。大好き。

再会ものです。
高校生時代の同級生同士が、10年の時を隔てて、社会人になってから再会する。
高校時代のとある出来事により、二人は互いを誤解している。
ギクシャクしてた二人だったけど、協力し…

7

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

隠れた(?)名作ですよ!!これは!!

涙腺崩壊!!
久々に素晴らしい小説と出会ってしまいました。
ちるちるで、レビュー巡りをしていたところ、この小説と出会って、茶鬼さんのレビューを見て、買おう!!と思いました。
読んでみて、これは予想以上だと思いました。
BLなのに、ストーリーがしっかりしていてびっくりしました。
それと、意外と女子キャラが多かったです。
一番心に残ったことは、久住と、青砥との間の誤解を解くために(といって…

5

呪文をかけるレシピコミコミスタジオオリジナル特典番外編小冊子 グッズ

せっかくなのでコミコミで買ったのに・・・

本編のその後、二人の温泉旅行のお話です。
ドライブして旅館に行って、露天風呂エッチ。
んー、ただそれだけでしたよ。
“しゅみじゃない”お話じゃなかったので、中立にしましたが、んーーーって感じ。

こんなレビューしか書けないくらい、内容がないよーだったよー。
もしこれが、有料の冊子だったら怒っちゃったかもしれない・・・

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呪文をかけるレシピ 小説

義月粧子  サクラサクヤ 

前向きにがんばれば

シンデレラストーリーです。

美貌であるがゆえに辛い過去を背負っている、施設育ちの青年・悠斗と、彼をどん底から救い上げたレストランオーナー・貴嶋のお話です。

半分くらいまではまさに、悠斗が辛い過去を乗り越えて立派なレストランの店員になり、貴嶋とも幸せに暮らしましためでたしめでたし・・・といった展開で、それはそれで悠斗が頑張り屋なのでなかなか好感の持てるお話だったのですが、後半がありました…

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呪文をかけるレシピ 小説

義月粧子  サクラサクヤ 

一番ラストがええー!?とちょっと気に入らなかった

好きな作家さんの話に好きな絵師さんのイラストときたら、もう期待してしまいます!
「マイフェアレディ」みたいな感じで、結構イイ線でお話は進んでいたんですよ♪面白い、楽しい、ドンドン進んで読める読める♪
・・・と思ったらラストがどうもな~ちょっとがっかり?
”えっ!いいの、そんなんで?どうして?”とちょっと信じられませんでした。

悠斗は親に捨てられて施設で育ったのですが、その余りに端正な容…

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