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義月粧子 小路龍流
marun
ネタバレ
あとがきにもしっかり書いてあったのですが、報われない恋をしているのが、 傲慢で退廃的な攻め様なのですから、逆にかなりインパクトがあって面白い。 これで受け様が報われない恋をしているのならありがちな展開で左程惹かれる事も無い、 王道的なストーリーになっていたと思うけど、攻め様が報われないってだけで、 こうも、萌え心を擽られるとは思っていませんでしたね。 母子家庭で虐待されながらもしぶと…
茶鬼
なかなかここまでに、蹴られても殴られても(大仰)すげにされても蔑まれても、どうしても欲しいものの為、 運良く身についていた人タラシのその技とたゆまぬ努力で、手の届かない人を手に入れる話。 読んでる途中で、無理じゃない?絶望的じゃない?そう思えたりもしたのですが、ここまでのまっすぐな執着モノは、ちょっと珍しいお話だったかもしれません。 なので彼の運の良さがファンタジー要素でもあるんだと思うので…
二人の関係を知られるわけにはいかない遥翔と貴龍の逢引の場所は、遥翔の弟がアメリカ留学しているのを口実にニューヨークで。 「いつまでいられる?」という言葉も互いに本当は期限をしっているからこその軽い口上でしかないのだが、それが、逢瀬がままならない二人の気持ちを代弁しているようだ。 本編の中で、遥翔の弟・櫂の特殊能力についてふれられていたのですが、櫂はそれを兄の為に役立てたいと思っていて、 兄は…
義月粧子 湖水きよ
同級生同士で、正反対の立場にいる二人の腐れ縁と呼んでも差し支えない程の時間を 少なからず共有しながらも、互いの明確な立場の違いからより深く心を寄せる事が 出来ない、読んでるともどかしさも感じるけれど、健気な程の攻め様の愛を感じて なんて羨ましいのだろうと思えるお話で、これが妻ならこの攻め様内助の功かもなんて 感じたりもしちゃう、でも受け様の攻め様を心の底では信頼して信じてるようで 実は石…
クロスノベルズで丁度この作品の弟編にあたる『捜査官は眠らない』が発売になった頃に届いた挿絵担当だった朝南かつみさんの訃報。 あとがきで、他レーベルでその兄編が・・・と述べられていましたがイラストをどうするのか?ひょっとしてオクラ入りになってしまうのでは?と危ぶみもしましたが、 なんと!湖水きよさんのイラストで登場しました! 朝南さんのイメージに似たレーターさん、といえば何名か挙げられることは…
義月粧子 朝南かつみ
めいふぁ
私が、義月粧子先生にハマるきっかけとなった「俺と奴の対峙する関係」です。 そして、受け様を応援したくなる作品ですっ。 老舗呉服屋の息子・黒田×旅館の次男坊・志岐の二人です。 高校でライバル同士で、志岐はその頃から黒田の事が気になっているのですが。 黒田が、志岐の兄の事が好きとかいろいろあって、二人は高校卒業と同時に疎遠になるのですが、志岐の父親の葬式で再会するのです。 志岐の実家…
牡丹燈篭
シャレード文庫秋のときめきベストセレクションフェアの購入特典小冊子です。 収録作品は以下のとおり↓ 鈴木あみ「愛犬」番外編 矢城米花「誰かが見ているー標的ー」番外編 海野幸「この佳き日に」番外編 義月粧子「消エル蜜月」番外編&イラスト担当・わかなキャララフ 収録作品の内「誰かが見ているー標的ー」のみ本編既読なので、この作品の番外編だけを読みました。 本編のその後を描いたお…
義月粧子 周防佑未
M
医療雑誌の編集をしている司は、執筆依頼をするために訪れた大学の医学部で、偶然かつての恋人・繁晴と再会する。 繁晴との関係は、司が浮気をしたように見せかけたことで終了し、繁晴は司に恨みを抱いていて当然だった。 けれど、司には彼には言えない事情があって、そうせざるをえなかったのだ。 数年が過ぎても、未だに繁晴のことを引きずり続ける司は、彼が自分のことを憎く思うならできれば目の前に現れ…
義月粧子 立石涼
ニンニン
「彼と彼氏の不適切な関係」と、シリーズ作「彼と彼氏の内密な関係」続けて読みました。 受の夕那が男前で、大変萌えました。 いいですね~! 自我を確立した大人の男で、それなりに地位も名誉もお金も頭脳もある。 でも彼氏とベッドの上にいるときはエロ可愛く振舞う、受かわいこ。 そのギャップがもう、激しくイイです。激しくイイです。(大事なので2回) 男前受、大好きです。 社会人同士のカップル…
クリボウ
着流し攻め×スーツ受けがこれほど美味しいものとは…目からウロコ! 受け:顕之の意識しないギブ&ギブの姿勢が潔いです。 亡き父親との約束、家業、兄とその家族に対する庇護も彼は見返り(ギブ&テイク)を求めていない。 あくまでも自分がやるべきこと、やりたかったことをやる。 それが例え初恋の相手である攻め:黒田に誤解されようとも。 諸々の問題が片付けられていく様は読んでいて小気味よいけど、一握りの…