義月粧子さんのレビュー一覧

陥落のメソッド 小説

義月粧子  湖水きよ 

敵対関係に萌えv

『捜査官は愛を語らない』のスピンオフ。
前作未読です。
本筋のストーリー展開を追う分には問題ありませんでしたが、
前作キャラが度々出てくるので、彼らの人物像を知ってた方がより楽しめたかも?

前作カプの受けの兄・遥翔が主人公で、警察組織に身を置きながら、ヤクザ・貴龍と身体関係を続けている…というリスキーなお話。
このヤクザ・貴龍とは学生時代からの付き合いで、敵対する立場となってからは、…

4

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

シンデレラ要素?

 過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた圭司。
 そんな圭司を過去最悪の事態が襲った。
 勤めていた会社を突然、リストラされた上に、アパートが火事になってしまい、家まで失ってしまったのだった。
 頼れる実家もなく、友人もいない圭司は、行く宛てもなく途方に暮れてしまう。
 ついつい酒に逃げ、酔いつぶれた圭司が目覚めたのは、とあるバーであった。
 そのバーは、雰囲気もよく落ち着い…

0

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

惜しいよ惜しいっ!!!

途中まで、とても面白く読んでいたのですが、
最後に「えええ!それで、めでたしですか!?」と驚いてしまい、
何とも勿体ない気持ちになってしまいました。
きっと、この攻は、読み手に嫌われるだろうなと。
もう1歩、攻の気持ちも踏み込んで描いてくださっていたら、
読んだ後も、大満足だったに違いありません。

そして、タイトルも、イマイチなように感じました。

冴は、元カレ太田に、太田の恋…

5

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

傲慢と言うより自己中の無神経男

これは、個人的にはかなり苦手な設定だったりするのです、あらすじ読んで思わず
やっちまったぁ~なんて思いましたよ。
相愛のカプがいて、何らかで二人が別れて、その後に互いに別れた彼に面差しの似てる
相手と付き合うけれど、やっぱりダメ。
さらに元彼とよりが戻り、面差しが似ている彼とは互いに別れ、その似ていると言われてる
二人がセフレ関係で付き合い初めて紆余曲折なんて内容なのですが、
この作品…

5

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

こんな男は嫌だーーー(涙)

きっとね、多分恋愛的にはこういうパターンもありだと思うんです。
好きになったら、何かあったとしても、相手が自分を好きと言ってくれれば過去はもういいって思っちゃうのかも?
でも、今はいいけど将来を見て不安にならないのかな?そんなリアルな現実をふと思って心配になってしまう(汗)
主人公目線で同化してみれば、主人公が一番まっとうな人で
その他の登場人物は何か自分勝手で、自分だったら嫌って思うよう…

7

陥落のメソッド 小説

義月粧子  湖水きよ 

苦手はそうそう直らないようです…

どうにも以前からこの作者さんに苦手意識があったのですが、好みど真ん中の設定に釣られて懲りもせず手を出してみました。……結論、やはり苦手なものは苦手みたいです。

理由としては、話の展開や文章が肌に合わない…これに尽きると思います。
ヤクザ×警察官僚なんて大好物な設定にも関わらず、あまり話に入り込むことが出来ずにしら~っと読み流してしまいました。
恋愛面は普通に楽しめます。問題は、物語の背景…

4

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

攻めが報われないとこうなるのか・・・

あとがきにもしっかり書いてあったのですが、報われない恋をしているのが、
傲慢で退廃的な攻め様なのですから、逆にかなりインパクトがあって面白い。
これで受け様が報われない恋をしているのならありがちな展開で左程惹かれる事も無い、
王道的なストーリーになっていたと思うけど、攻め様が報われないってだけで、
こうも、萌え心を擽られるとは思っていませんでしたね。

母子家庭で虐待されながらもしぶと…

2

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

欲しいものはなんとしても手に入れるのだ

なかなかここまでに、蹴られても殴られても(大仰)すげにされても蔑まれても、どうしても欲しいものの為、
運良く身についていた人タラシのその技とたゆまぬ努力で、手の届かない人を手に入れる話。
読んでる途中で、無理じゃない?絶望的じゃない?そう思えたりもしたのですが、ここまでのまっすぐな執着モノは、ちょっと珍しいお話だったかもしれません。
なので彼の運の良さがファンタジー要素でもあるんだと思うので…

6

「陥落のメソッド」番外編 グッズ

もちろん!

二人の関係を知られるわけにはいかない遥翔と貴龍の逢引の場所は、遥翔の弟がアメリカ留学しているのを口実にニューヨークで。
「いつまでいられる?」という言葉も互いに本当は期限をしっているからこその軽い口上でしかないのだが、それが、逢瀬がままならない二人の気持ちを代弁しているようだ。
本編の中で、遥翔の弟・櫂の特殊能力についてふれられていたのですが、櫂はそれを兄の為に役立てたいと思っていて、
兄は…

0

陥落のメソッド 小説

義月粧子  湖水きよ 

女王様に仕える下僕

同級生同士で、正反対の立場にいる二人の腐れ縁と呼んでも差し支えない程の時間を
少なからず共有しながらも、互いの明確な立場の違いからより深く心を寄せる事が
出来ない、読んでるともどかしさも感じるけれど、健気な程の攻め様の愛を感じて
なんて羨ましいのだろうと思えるお話で、これが妻ならこの攻め様内助の功かもなんて
感じたりもしちゃう、でも受け様の攻め様を心の底では信頼して信じてるようで
実は石…

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