義月粧子さんのレビュー一覧

悪巧みの唇 小説

義月粧子  宝井さき 

なんだか色々詰め込みすぎな印象

ひとつ前に読んだ同じ作者さんのご本がおもしろかったので、同じレーベルということもあって手を出しましたが、今回はかなり読み難く感じました。
傲慢×女王様。どっちも強気で、互いに落ちたら負け、のような大人の駆け引きがあるものは大好きなのですが、恋愛ものとしてのまとまりが感じられない作品で、キャラクターが好みだっただけに残念でした。

主人公・榊田は訳合って周囲に自分の職業を伏せています。
わり…

2

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

健気で不憫で泣き虫受けが好きな方に

いっぱい挫折を味わって卑屈になっている泣き虫な主人公・瑞季と、過去に付き合っていた先輩・須藤が大人になり再会するお話です。

可哀相な受けが好きな方にはすごくオススメしたいです。
最後のほうなんてもう、不敏で悔くて惨めだって泣く瑞季に釣られてうるうるきます。瑞季が本当に泣き虫で誰の前でもボロボロ泣くので本当につられてしまう。

ただ健気でいい子なだけのキャラではなく、他人を妬む心や自分の…

3

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

なんだこれ・・・。

いやいやいやいや、ないないないないっこれはないっ


俺様×(強がり)健気受けは好きな設定ですよ。わたくし。

いやーーーー、こいつ俺様っつーか人格破綻者なんじゃねぇの?

出会いの罵倒はまだいいさ、初回だしね。
そこから誤解だとか言って謝ってからの急接近時の甘さ何?
え?もう甘もーど??
とか思ってたらまた冴(受)を突き落すし。

なんなん!?

会ってるときの態度と…

4

薔薇色の罠 小説

義月粧子  奈良千春 

ドSなの・・・?

「琥珀色の誘惑」で気になってた磯谷のスピンオフがあると知り早速購入。

・・・・・。

そっかぁ。磯谷受けじゃないのか。。。。orz
S女王様受で見たかったよーー。(。´Д⊂)うぅ・・・。

初っ端から落胆ではありますが。笑
今回も奈良先生の麗しいエチシーンに悩殺されました。(*´エ`*)ウットリ
磯谷(攻)に後ろから抱き上げられ、片足を持ち上げられて・・・
のシーンがもう、…

6

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

ご・・・御開帳ーー ヾ(≧∇≦*)〃キャーv

扉を捲るとそこは淫靡な口絵でした・・・。笑

思わず、ぱたんって閉じちゃったYO!!!

櫻崎(攻)の股間の間に座らされ、片足を膝の上に乗り上げさせられて
そのまま大開脚。
皆様が想像に難くないエロポーズでア●ルが櫻崎の指を飲み込んでおります。
実にエロエロしい光景。 (//∇//) ハァハァ…


こちらの作品は他の姐様方が詳しくご説明されているとおり
テンプレの王道シ…

4

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

題名との関連が薄い

 主人公瑞季(受け)が高校時代に好きだった先輩(須藤・攻め)と社会人になってから再会し、色々意地悪やエロいことをされる経緯を経て、恋人同士になります。

 あらすじにすると、よくある話です。
 ですが、バランスが良いので、読んでいて楽しいです。

 もうこの仕事はダメだと思ったら別の仕事をもらえる。
 須藤がモデルと付き合っているとショックを受けていると夜にはベッドと共にする。
 誤…

3

情牙の爪痕 小説

義月粧子  須賀邦彦 

じれったいすれ違い

義月さんは好きな作家さんです。「彼と彼氏の~」がとてもよかったので期待して読み始めましたが、ちょっと物足りなかった。

続編なのでカップル成立後から始まりますが、やはり続編って難しいのかなあ。当て馬さんへのやきもきに終始したストーリーで、物語を作るためだけのすれ違い設定を苦手とする私には、カタルシスなくもやっとしたままの作品でした。

いや、最後のど派手パフォーマンスはすかっとするところな…

0

恋に落ちる記憶 小説

義月粧子  須賀邦彦 

面白いのに

読み終えて、題名とあらすじがもったいないと思いました。どちらもそう印象に残らないんですよね。

成末(受け)は外見に似合わない乙女チックな性格。(ここまではあらすじにもあります。)そのうえ、妄想癖があります。それも、エロと悪い方に進み勝ちだという面白さ。これをアピールしなくてどうするんだ!

彼の妄想癖をやや強めて、題名も「恋に落ちる妄想」にした方がインパクトがあったと思います。結構面白い…

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仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

無神経イジワル攻め

あらすじを読んで彼氏のご機嫌とりに元カレに男を紹介しようなんてバカじゃないのと思いました。
中でも薫は、自分が安心したいがために自分が捨てた元恋人を彼氏の元カレにあてがうなんて人格無視も甚だしい
天然で悪気のない無神経さで人を傷つけるタイプですね。
冴のために服を選ぶのもゲイも来るパーティーに誘うのも彼氏を取られないために小細工してるんじゃないのと見えてしまう。
冴も宗晴も彼らと別れて正解…

6

まちがいねえな 小説

義月粧子  高井戸あけみ 

幼すぎて実らなかった恋の10年後

ちょっと古い作品ですが今回も義月作品を楽しませていただきました。
好きな作家さんでも自分の萌えを外れることがあって当たり外れの激しい作家さんもいらっしゃるのですが、相性がいいのか義月さんの作品に外れがないです。今のところ当たりか大当たりかといったところです。

スポーツ観戦が好きな方はより一層楽しめることとおもいます。

プロを目指すほどの実力を持っていた高校サッカー部のエース木原が練習…

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